ミルクレゥプのカルボナーラの逆襲2112 その時、納豆にネギも付いてほくほく

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Halls - Love to Give

2014-05-14 20:08:11 | 洋楽レビュー/感想 2014
洋楽レビュー/感想。
教会音楽を髣髴とさせるような荘厳さがあり、
「The XX」ばりに音数が少なくてアレンジもシンプルで、
ロマンティックでメランコリックに洗練されている、
インディー/ポストロック/ポストクラシック作品。


◆Halls - Love to Give
基本的に前作を踏襲した作品ながら、
エレクトロニックな要素が減ってオーガニックになっており、
ロマンティックでメランコリックに洗練されていて、
教会音楽を髣髴とさせるような荘厳さがある事もあり、
達観してる感じさえあって実に深くて実に美しい…

「Sigur ros」に通じるようなポストロック要素と、
「The XX」に近いような、
無駄な音を削ぎ落としたアレンジに、
「Hurts」や「James Blake」のような
シンプルでいて印象的で美しい歌が乗る様は、
幻影的で眩しくて綺麗で美しく、
ウクレレや鉄琴がメインに使われたり、
先行曲↓では前衛的なサックスが入ったりと、
新しい/実験的な要素が増えているのも実に興味深いですし、
ロンドンのシアターで録ったという事で、
よく聴くと雑踏の音まで聴こえるくらい、
良い感じに拡がりのあるスケール感を感じる音響で、
生演奏部分が増えたのもあり、
生々しさが増して艶めかしさが増してますし
以前よりシンプルになった=フォーカスが絞れているのもあり、
深みが圧倒的に増していて、
作品通してまとまりもあり、
独特の世界観が完全に確立された感ありますね。

シンプルな言葉でありながら、
暖かくも冷たくも取れる雰囲気のある歌詞も良いですし、
個人的にはイギリスの若手では「The XX」に次いで好きかも。

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