ミルクレゥプのカルボナーラの逆襲2112 その時、納豆にネギも付いてほくほく

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Ne Obliviscaris - Citadel

2014-12-14 08:52:04 | 洋楽レビュー/感想 2014
洋楽レビュー/感想。
ドラマティックで劇的で狂おしくも儚くて美しい、
ポストブラック/デス/プログレメタル作品。


◆Ne Obliviscaris - Citadel
前作は光るものありましたし、
オリジナリティーは凄く評価出来たものの、
あまりに曲構成にメリハリがなく、
音数も詰め込み過ぎでゴチャゴチャした感じで、
曲が無駄に長く感じることもあるという、
素材は良いのに仕上げが惜しいみたいな印象だったのですが、
今作は格段に「静と動」の対比表現やメリハリの付け方が巧くなっており、
圧倒的なまでの進化…いや覚醒して「新化」を果たしてますね…

音数が減って細部まで曲の構成が練られてるように、
全体的にかなり洗練されていて、
焦点もしっかり絞られてるので、
プログレ要素強くて長い曲が多いのに、
最後までダレる事が無く聞けますし、
アレンジ/フックの付け方も巧くなって、
前作では唐突に出てきたヴァイオリンも、
今作では華麗に効果的に使われてますし、
メロデス的な要素もあるメロディアスで叙情的なギター、
メロディアスでジャズ要素も感じるベース、
クラシックルーツの叙情的なヴァイオリン、
シンバルを効果的に使う巧さを感じるドラムと、
各演者の演奏やフレーズにも磨きが掛かり、
前作以上に演奏面が印象的&魅力的になって、
聞かせる要素が増してますし、
浮かび上がるように出てくるクリーントーンのボーカルと、
凶悪なデスボイスの対比も素晴しく、
ダークでアグレッシブでありながら、
ドラマティックで劇的で狂おしくも儚くてあまりに美しい…

ポテンシャル高いとは思ってたけど、
ここまでの作品出してくるとは正直思ってませんでしたwサーセンww
これからますます楽しみになってきたwktk!



PS
Anaal Nathrakhの新作は良くも悪くも聞きやすいですね…
Machine Headの新作は力作で良作だけどパンチが足らないかな…

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