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Gang Gang Dance - Eye Contact

2011-05-28 19:41:34 | 洋楽レビュー/感想 2011
洋楽レビュー/感想。
洗練された無国籍サイケエレクトロダンスポップな感じの作品。


◆Gang Gang Dance - Eye Contact
前作が「ごった煮無国籍サイケエレクトロダンスポップ」な感じで、
サイケで実験的で挑戦的な作風で、
様々なエレクトロミュージックと無国籍な雰囲気とエスニックなビートを軸に、
いろんなジャンルのいろんな要素がコレでもかとばかりに詰め込まれ&散りばめられ、
膨大な情報量があり聞いてて凄みがありインパクトも大きく、
エキセントリックでセクシーでソウルフルで、
シャーマニックとも形容されるボーカルも素晴らしく、
圧倒的な個性やセンスが感じられ、実に素晴らしかったのですが、
同時にサイケ過ぎると言うかカオス過ぎるというか、難解に感じる部分もあり、
音数(情報量)が多いのもあり聞いてて疲れる部分もあったのですが、
今作は上記したような前作で感じた独特のセンスや個性も残しつつ、
歌物と言える様な曲もありますし、
音数が減り聞きやすく洗練されていて、バランスよく巧くまとめられていて、
夏を意識させるような開放感や清涼感もあり、
前作であったダークな感じやでアングラ風味が無くなり、
基本的にカラフルでポップでキャッチーで、
「洗練された無国籍サイケエレクトロダンスポップ」な感じになってます。

ロック色が薄れて、
若干ダンス色(ディスコミュージック色)が強くなってますし、
聞いてて自然に踊りたくなると言うか、
ウキウキする要素が多く明るくなっていて、
前作より凄みやインパクトには欠けますが、
今作の方が楽しく聞けると言うか耳に心地良い作品で、
そこは賛否両論は出るかもですが、
個性やセンスをそのままに、
ここまで聞きやすくバランスよく巧くまとめたのは実に素晴らしく、
前作は前作で素晴らしかったけど、
今作も今作で実に素晴らしい作品で、
やっぱりGang Gang Danceは唯一無二の存在で素晴らしいなと。





PS
Gil Scott-Heronが亡くなったとか…
興味持ったのは数年前とはいえ、
あの独特の声は本当に強烈で歌詞も素晴らしく、大変リスペクトしてましたし、
去年発売した「I'm New Here」を Jamie xxがリミックスした、
今年発売された「We're New Here」も冷たいアレンジと声が、
良い化学反応を起こして実に合っていて素晴らしく、
これからの作品にも期待していただけにショックだ…

ご冥福お祈りします。
R.I.P





PSのPS
しかし今年は訃報があまりに多すぎて本当に凹むわ…

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