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Wild Beasts - Present Tense

2014-02-28 22:40:10 | 洋楽レビュー/感想 2014
洋楽レビュー/感想。
気品があって気高く美しい曲に、
特徴的なバリトン&ファルセットボイスが載る形の、
孤高のインディー/ポストロックバンドの新作。


◆Wild Beasts - Present Tense
前作の延長線上にある作品で、
目新しさは少ないのですが、
相変わらず孤高の美しさがあり、
気品があって気高く美しい…

前作が好きなら間違いなく気に入るような内容ですが、
アレンジが前作ほど凝ってなく、
必要性をあまり感じない音が増えて空間を生かす所が減って、
コントラストの付け方も微妙になり、
前作にあった「侘びと寂び」的な美は薄れたのは残念ですし、
↓に貼った先行シングル曲なんて特に顕著ですが、
一部の曲のドラムの演奏/アレンジはもう少し何とかならなかったのかなと。

ラストの盛り上がりに反比例するような機械のようなドラムは、
ライブの最前列で全く盛り上がらず悪態付いてる、
観客のような場違い感すらあると思うw
前作まではパーカッション入れたり、
ドラムの音消したりと静と動のコントラスト付けたりと、
地味な演奏のドラムを目立たせないようにしてたのに、
今回はどうしてここまでドラムに無関心になったんだろね。
自分調べだと9割以上の人はドラムの音なんて気にしもしないんで、
同じように感じる人はほぼ皆無なんでしょうが、
個人的にドラムが巧いだけで、
曲に味わい深さが出て魅力がアップすると思うんだけどな…
台無しまで言わないけど凄く勿体無いわ…
…閑話休題
ギターの演奏/アレンジは相変わらず凝ってますし、
曲は独自の美に溢れており実に美しく、
悪くは無い…どころか十分良い作品なんですが、
アレンジ/演奏面で雑な部分を多く感じましたし、
どうしても新鮮味にも欠け
突き抜けきれてない感じもあり、
個人的には残念ながら物足りなさ&惜しさみたいのがあるかな…
前作との違いは野球で言う所のボール一個分の僅かな差かもですが、
野球ではその僅かな差でフライからホームランになったりするように、
個人的にはその僅かな差が大きく結果として出たような気がする。
良作ではあるけど惜しくもある作品。




PS
前回レビュー記事書いたWarpaintが、
曲は微妙だけど演奏/アレンジが良くて、
今回記事書いたWild Beastsは、
曲は良いけどアレンジが微妙という、
奇しくも前回とは正反対な記事になりましたねw
Wild Beastsの曲をWarpaintがアレンジして演奏すれば良いんじゃねこれww


PSのPS
ちなみにドラムの演奏といえば、
去年のKurt Vileの「Wakin On A Pretty Day」を聴いた時も、
美味しい肉料理を微妙な赤ワイン飲みながら食べる的な惜しさ/歯痒さを、
ドラムの演奏に感じましたwwwマイノリティ万歳w!
ドラムの演奏話は曲流しながら話すと意外と分かってくれるんですけど、
話すまでは気にしてない…というかみんな聴いてすらいないんですよねーwマイノリティ万歳w!

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