ミルクレゥプのカルボナーラの逆襲2112 その時、納豆にネギも付いてほくほく

コアでマニアックな洋楽に坂道シリーズにアニメと声優が好きな
マイノリティによるブログタイトル通りのカオスなブログですw

Deafheaven - Sunbather

2013-06-26 22:43:46 | 洋楽レビュー/感想 2013
洋楽レビュー/感想。
ブラックメタルに関心なかったメディアすら絶賛してる
圧巻で壮絶で雄大なポストブラック/ブラックゲイザー作品。

◆Deafheaven - Sunbather
基本的には前作の延長線とはいえ、
あの完成度の高かった前作を軽く凌ぐ作品になっており、
完全に切れた感というかリミッターが外れた感じで、
ボーカルのGeorge Clarkeの絶叫といい、
手数足数が多くてとにかく速いドラムといい、
緩急の効いた巧みな曲構成といい、
とにかく「凄まじい!」の一言で、
太陽のような無尽蔵のエネルギーを感じる!!
特に↓1曲目は圧巻!

Mogwaiを髣髴とさせるポストロック要素が増して展開も多様になり、
音の重ね方や楽器の鳴り方/リヴァーブ具合など音/音響の拘り方、
静と動などのコントラスの付け方は絶妙で、
長さを感じる事無く最後まで余裕で聞けますし、
昔のConvergeに通じる全力っぷりと、
MBVに通じる底なしの圧倒的なスケール感と、
Dark Tranquillityの2nd辺りに通じる壮絶な覚悟を感じると同時に、
全てを包み込むような包容力があるように、
太陽の生命力や自然の雄大さや営みの尊さ、
生きる事で得られる喜怒哀楽などを全て詰め込んでる感じで、
基本へヴィで激しい音像ながら壮大で美しくも儚くて感動的ですらあり、
最後まで聞き終えた時には、
「あしたのジョー」みたいに全てを出し尽くして、
真っ白に燃え尽きたような感覚になる。痺れる!

とことんまで突き詰めた感があるので、
この手の音楽を別の次元/遥かなる高みへ押し上げてしまった作品と言えると思いますし、
この路線で本人達もこれ以上の作品を作るのは容易じゃないだろうね…
凄作で良作!
メタルに関心なかったメディアも触れざるを得ないわw

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« メタルメモ | トップ | 6-Year-Old Aaralyn Scream H... »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

洋楽レビュー/感想 2013」カテゴリの最新記事