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ジャズ/ピアノメモ10(2022)

2022-10-10 11:15:46 | 洋楽メモ
ジャズ/ピアノメモ10 (2022)
クラシックも一つあり。


◆Micah Thomas


コンテンポラリー/ジャズピアノ
インプロ要素も多めのコンテンポラリーなジャズピアノ作品で、
テンポや強弱などなど変幻自在な感じですし、
空間の使い方なんかもまあ巧く、
だんだん熱を帯びて行きゾーンに入った時なんか実にエモーショナル!
ピアノ一つでここまで饒舌になるもんかと!
まだ発展途上の段階に居るのもあり、
アルバム通して聞くと散漫な印象や粗削りな部分があるし、
手癖的なフレーズがあるし引き出しがまだ多くないのでダレる印象もありますが、
思わず息を呑むorウットリようなギラリと光る部分も多くあるので、
これからが実に楽しみ!


◆Miguel Zenón - Navegando (Las Estrellas Nos Guían) feat. Los Pleneros De La Cresta

ジャズ/ラテン/ワールドミュージック
プエルトリコ出身のサックス奏者の作品。
同郷の「Los Pleneros De La Cresta」という、
ボーカル&パーカッション奏者のグループとのコラボ曲で、
曲自体はよくある感じのサックスメインのジャズなのに、
ラテンのリズムを取り入れた、
ワールドミュージック要素のあるジャズって感じになっていて、
開放感あってグルーヴィーで、
独特で不思議な心地良さがあってよいよい!


◆Will Vinson

エクスペリメンタル/ジャズ
リズムがかなり変態的というかプログレ的な、
サックス奏者によるエクスペリメンタルなプログレ風味のジャズ作品。
ダブルベースがメインになる中盤以降(3:22~)が個人的には好き。


◆Samara Joy - Can't Get Out Of This Mood (Official Studio Video)

女性ボーカル/ジャズ
序盤は小気味良い感じですが、
中盤からは熱を帯びて行く感じで、
聞き応えあってよいよい!


◆Víkingur Olafsson - Kaldalóns: Ave María (Arr. Víkingur Ólafsson)

ピアノ
アイスランド人のクラシックピアニスト。
温かみのある素敵な音楽で、
聞いていてうっとりする感じあるし、
いろんな情景が浮かんでは消えていくような
繊細で情感豊かで切なくてエモい演奏で実によいよい!
最初に紹介した「Micah Thomas」とは対極かも。


◆Emocion

ピアノ/クラシック/ジャズ/エクスペリメンタル
実験的要素強めの刺激的で現代アートなクラシック/ジャズ。
1:40~から急にジャズ色強めになるのが面白いし、
展開が予想付かない感じなので、
とにかく刺激に溢れていて聞いてて面白い!
この「Emoción」というグループは、
音楽の持つ普遍的な力を称えることを目的とした、
ヴァイオリン奏者の「Soledad」
チェロ奏者の「Kiko」
ボーカリストの「Sevine」
パーカッション奏者の「Ferdinand」
ピアニストの「Joris」という
ペルー、レバノン、ドイツ、ベルギー、ベネズエラという世界各地の
5人のワールドクラスのクラシックをメインにしているミュージシャンからなる、
「活気に満ちたユニークな多国籍アクト」なようで、
クラシックのルーツからジャズ、
伝統的なラテンリズム、
コンテンポラリー
アストル・ピアソラのカバー、
オリジナルのミロンガ、
(※アルゼンチン、ウルグアイ、及びブラジル南部の音楽のジャンル及び
その音楽によって踊られるダンスの形式=タンゴのダンスパーティー)
リズミカルな東洋の曲、
フランスのシャンソン、
演劇、南米の民話などなど、
さまざまなレパートリーがあるらしく、
時には詩の朗読を融合させたりもするようです。
ちなみに「Emoción」はスペイン語で、
英語で言う所の「Emotion」です

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