アルツ・ジェンギンス夫婦の記録

重症アルツで亡くなった父の記録と現在100歳の母と高齢者みるきーの記録。

ホント迷惑!

2014-06-10 20:16:00 | 介護
本当に迷惑なことを親戚のおばさんがしてくれました。

昨年の12月に母の姉が亡くなったことは、その時母に伝えました。
長く寝込んでいたので、ある程度の覚悟もあったから。

その4ヶ月後の今年2月に母の妹が急に亡くなったことは、
母には内緒にしていました。
わたしは一生内緒にするつもりでした。

父が田舎の自分の両親を恋しがったとき
健在だと言って安心させていたように、

母の妹も一生生きているはずでした。

それなのに!


母の実家のおばさんが、電話で言っちゃった!

内緒であることは、言ってあったのに!

それで、もう母は混乱よ!

一眠りするたびに混乱!
亡くなったというような記憶は植えつけられてんだけど、
夢か現実かわからなくて、
「 死んだのか? 」 「死んだのか?」 「何か言ってきた?」 「 妹から昨日電話があった 」
「 入院してるのか? 」

それで、いつものとおり、

「妹はお金がなくて入院できないんだ、入院させて栄養を取れば病気も治るから」
を繰り返す。

以前は、妹にお金を送ったらしい。

その妹から笑って電話がかかってきたことがある。

その頃は母もボケてたので、いったいいくら送ったのか私は知りたいよ。
お金に不自由していないおばさんが、返しても来なかったってことは
2000円くらい送ったんだろうか?
いくら送ったんだろ?  知りたかったなぁ。


そうだ、
母はいま、 チョコパンのことを 「お金がないはずだ」としつこいくらい私にいうんだ。
「援助してやれ!」とわたしに命令するけど、

あのね、援助して欲しいのは私だよ!
私はね、長年の介護で仕事も失い、若さも失い、青春を失ってんだよ。

今後生きていけないのは私だよ。
家はおんぼろで、
悪徳不動産屋・・幡ヶ谷の り○○わこーぽれーしょんのこばや○ が脅してくるしさ。


というわけで、

母は、妹が死んだかなんだかわからず、質問攻めなわけです。
デイから帰ってきた直後も
「 妹から何か言ってきた? 」といいます。

記憶ない人なのに、曖昧な記憶が脳に漂うわけです。


私たちは、芸能人のだれかが、死んだのか生きてるのか分からなかったりしますが、
母は、妹や姉や甥や姪が生きてるのか死んでるのかわからないのです。

わからない = 死んでるんですが。


田舎のおばさんの電話は、私と母を苦しめるだけでした。



7日土曜日は趣味のイベントでした。
わたしは、予定してなかったのですが、自分のハワイで買ってきたウクレレをオークションで売ってしまいました!!

なぜなら、


この、なみきさんが手入れをしたというウクレレをオークションで買ったからです。

相当安く買ったけど相当安く売ったな。
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2 コメント

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Unknown (イタチ)
2014-06-12 18:04:11
人には知らないことで良いこともあるわけです。将来私がボケてあなたにシモの世話をしてもらおうとも、きっと、私には知らない事実なのです。だから、先に感謝しておきます。ありがとうございます。
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Unknown (みるき~)
2014-06-13 09:38:20
★どういたしまして。 どんなものを見たって誰にも言いやしませんよ。
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