昨夜28日火曜には、この救急外来にて母は上唇を縫いました。
夜中にそうとう痛かっただろうと心配しましたが、
意外にも、そんなに痛くないというのです。
痛み止めも、寝る前に飲んだだけでだいじょうぶそうです。
外は大雪ですが、病院に行かないといけません。
タクシーで出発です。
傘は一本にしました。
市ケ谷河田町にあるこの病院は、ちょっと遠いです。
2240円かかりました。
建て直したと聞いていましたが、病院とはおもえない豪華さで、
カフェやコンビニ、花屋さん雑貨屋さん、
シャルルドゴール空港と同じ屋根でした。
あいにく、ガラスの屋根に雪が積もってしまって暗くなっていましたが
お天気がいい日はそうとう明るいことでしょう。
初診受付に、相当時間がかかり、口腔外科診察は待つこともなく数分で終わり、
「傷口はきれいだから、化膿止めをのんで、何かあったらすぐ来てください。」
抜歯は一週間後の8日です。
自称90の母は、雪の日もちゃんと歩いています。
骨折の可能性がある昨夜も、病院では車椅子も使わず歩いていました。
頑張り屋です。
自称90とは思えません。
病院にあるコンビニで何かを買っていこうというので、
おいしそうなお好み焼きを2つ買いました。
私の分まで買うことって、大変珍しいのですが、とにかく、わたしもここ何日かぜんぜん食べていないので、食べたくなったのです。
なぜ食べていないかというと、本当にすみません。
本当にお父さんごめんなさい。
ダイエットです。
あんなに、もうダイエットはしないと誓ったのに、
お願いです、5キロだけ減らさせてください。
ダイエットに関しては、大変強い意志で
ぜんぜん食べなくて平気で、5キロぐらいあっという間で、
それで、体壊すんだからひどいもんです。
それに、こんかい着るドレスはゆるくて・・・
これ以上痩せたら、ぶかぶかです。
それで、昨日なんか縫合騒動で30時間も何もたべていなくて、
おかげで、今朝起きたときトイレに行きたくない朝でした。
・・・いつもはトイレまで我慢できないくらい行きたいのです。
この枯れた感じが快感なのです。
ああ~細胞が死滅していく~~って感じです。
それで、考えました。
死ぬ前に何をしたいかといったら、
ショートケーキを丸ごとホールで食べたいです。
死ぬ当日には、日本酒と白ワインを飲みたいだけ飲みます。
だって、二日酔いがないわけでしょ?
しあわせです。
そうそう、今朝NHKで外国人のおばさまが言ってました。
死ぬ前にやりたいことがあるなら、生きてるときにやればいい~
って。
ほんと、行きたいところがあるなら元気なうちに行ったらいいわ。
食べたいものは生きている内に食べればいい。
会いたい人には今のうちに会っておけばいい。
だから、やっぱり死ぬ前にしかできない価値のあることをするのです。
お酒です。 いつも制限しているものが飲めるのです。
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話がそれてしまいました。
母の診察もあっという間におわり、昨日の分の会計も一緒に
合計4500円くらいカード払いでしはらい、
自費だと7万円というのは、そうとう高いな!
タクシーで雪の中を帰ってきました。
とちゅう、バイクは事故でひっくり帰った直後で人が起き上がれずにいたり、救急車もたくさん走っていました。
家に帰って、母とお好み焼きを食べました。
入れ歯を入れていない母にお好み焼きを食べさせました。
夕飯は柔らかいおじやです。
わたしは、雪かきをしたり薬を取りにいったり、雑用に追われてました。
夜は、母から事故の模様を聞きだそうとしましたが、適当に作り話をするので信用なりません。 とにかく覚えてない。
口達者な母は、
「 もう、外をあるけないわ。 転ぶなんてわたしももうおしまいだ」
ともっともらしい事をいいますが、そのうちまた歩き始めることが恐ろしいです。
すると母は
「 わたしは頭がおかしくなってるから、もうあそこの、えーーあそこのえーーー
施設にぶちこんでちょうだい」
と、心にもないことをほざいておりました。
縫合が終わって口にガーゼをくわえている母。 今日の母。
あごは色を付けたわけでなく、内出血です。
考えても考えてもわからない。
母はどこで転んでどうやって道に倒れて
どのように、大量出血を道にのこしたんだろうか?
血を吐いたのかもしれない。
こわいことだ。
この状態を人が見たら救急車をよんでいただろう。
恐ろしすぎる。
人間の身には、いつか不幸が降ってくるのだ。
地震対策が第一です。
次に、母の遺影写真を用意しないといけないけど、心当たりがない。
どこにあるかわかんない。