今日はジェンギンスの49日法要で、新しいお墓に入る日です。
私が住んでいる京王線でずっと乗って八王子の手前の方面です。
以前母の弟のお墓が建っていたところで、母が
30年も前に自分も弟のそばに眠るんだと言って
購入してあったのです。
わたしも、何度もかつて訪れたお墓でしたが
この35年間は訪れなかった・・・
あっというまの35年です。
12時から法要が本堂で行われるので
合計7名で出かけます。
あねが、荷物も多いからワゴンタクシーで行くと言いだし、
予約してくれました。
八王子までタクシーとは、金持ちです。
だれが払うべきなのか、ちょっと分かりません。
6人乗りのワゴンで、7人だから
結局、立候補して私が電車で行きました。
どうしてかと言うと、
わたしは、もう脱出したかったのです。
人との関わりが嫌で嫌で
逃げたのです。
おまけに、今月に入ってずっと頭痛いし。タクシーに1時間乗ったら
迷惑がかかるかも知れないので
ひとりで
のんびり開放感に満たされて
桜をみながら
10時20分新宿発の特急に乗りました。
専業主婦となったこの一週間、
激しいストレスなのかもしれません・・
老人と一緒に住んでいる専業主婦のお嫁さんは
もしかして、激しいストレスだと察します。
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姉の予約したタクシーは10時15分に予定通り家の前に
到着しました。
黒塗りのわごんで、運転手さんは白い手袋をして
なんか、立派です。
マクドウウェルが遺骨を抱いて助手席に座り
母の面倒は姉のむすめのMMが担当し、
姉夫婦の間の割り込んでチョコパンが座ったそうです。
本日の荷物
・お骨
・遺影
・位牌(白木。本位牌)
・ご本尊様
・お布施 (3万円)
・供物 (3000円果物籠盛り)
・線香一式
・お墓用お供え (ロイヤルミルクティ、栗まんじゅう、薄皮まんじゅう)
・墓石代金 (150万円)
電車のわたしと、タクシーのみんなと
ほぼ同時に出発し、同時にお寺に到着。
1時間かからず到着。
わたしは330円。
タクシーは13000円くらいでしょうか。
介護タクシーだと3650えんです。母が車椅子にでも乗ってくれれば
えらく安く行けます。
まず、とても広い日本間に通され、お茶とお菓子をいただく。
グランドピアノくらいのでっかいテーブルに一同感動。
住職さんが、廊下を走っています。
そうとう、忙しいのです。
一時間事に法事が繰り返され
私達が12時からだから、たぶんお昼御飯も食べずに
法事のラッシュです。
何度か走り去って、ある時ご挨拶をして、そして
走り去りました。
12時5分前に本堂に案内され、
着席。
赤いほっとカーペットに座る。
一同、しびれを気にしてる。
どういう訳か、わたしはいくら座っても
あまりしびれないのだ。
12時 住職の挨拶のお言葉のあと読経。
通夜の時は読経ではなく、ご詠歌だったので
読経は初めて聞くのだ。
息づかいが独特で、発生が独特だった。
ふしぎな呪文も聞かれた。
焼香 母が最初だったので、
全員母のマネをする事となった。
立ち上がって、住職さんに一礼し、焼香をしに進む。
とにかく、全員が母と同じ事をしたのが
おかしく、みな、歩き方がおかしく、
姉は、住職さんにお布施を渡したくても
立てず、
厳粛なる本堂であったから全員静かにしているのも
いとおかし。
12時40分、お経がおわって住職さんのうち解けた話し。
私達の前に座って、話しをしてくださる。
私達は相づちを打つ。
みんなの目をみてお話くださっている。
自分が前立腺癌であること、
49日過ぎたらくよくよしないでもう自分の生活を大事にしなさい。
ご兄弟よく似てらっしゃる・・
日本橋でがんばってください・・・
お父さんは真面目いっぽんで生きてきた・・(どうして知ってるのか?)
1時納骨式 住職の二男がお経を上げてくれた。
副住職は本堂から軽自動車でお墓へ上がっていった。
家の母くらい乗せていってくれないかと
思ったが
山を登って私達は墓に到着した。
花が飾ってなかったから(花は墓にもう在るかも知れないと聞いていた)
若いやつらが花を1300円で売店へ買いに走った。
走っている間に
骨が地下室へ納骨されてしまった。
帰ってきた2人は、愕然とした・・・
副住職さんは2人の帰りを待っていてくれて
お経を上げてくれた。
ロイヤルミルクティの蓋を開けようかと?
兄に聞かれたけど、持ってかるから開けなくていいなんて
わたしは言っちゃったけど
開けたって持って帰ることができたんだった。
お経が終わって、墓石やさんとずっと
話すこととなった。
この写真で、花が見えるが
その一部分は
墓に刻まれた花です。
花がそなえてなくても
花が綺麗にさいているお墓にしました。
注文したデザインとはちょっと違いましたが
文句をいう元気もないので
仕方ありません。
墓石に刻んだ文字は
正
母の名前とジェンギンスの名前がたまたま
正と言う文字がつかわれているニタ名前だったので
この文字を入れました。
代々この2人の名前が刻まれたはかなのです。
まわり近所には申し訳ないほど
綺麗な墓石だった。。。と
自己満足。
線香も上げず
水もあげず
お参りも十分せず
終了。
こんどゆっくり綺麗にして上げる。
人と一緒の時は気を遣ってしまって
わたしは何もできない。
2時となり、
母の弟の骨はどこに消えたのかと
忙しい住職さんにお聞きし、
妻が引き取ったとわかった。。。。
駅前に店もなく
ヤットみつけた増田屋で
豪華な御食事。
みんな天丼だとか、そばだ、うどんだと
お腹が空いているので一人2品たのみ、
満腹になる。
電車で帰宅。
帰宅して
家族はそれぞれ
花見だのガーデニングだのと
以外と元気。
ジェンギンスの書類整理は
まだまだ続いています