アルツ・ジェンギンス夫婦の記録

重症アルツで亡くなった父の記録と現在100歳の母と高齢者みるきーの記録。

一生涯で最高体重

2010-09-30 01:09:00 | 母の介護
9月30日

わたしはダイエットして目標までやせると、あとはおいしいものをたくさん食べて自由にいきています。
目的があるとまた、ダイエットして肉を落としています。

10月30日には、ちょっとした演奏会があるので1ヶ月だけ減量をします。
きょうは食べてもいい最後の日で、いま、体重を量ってみたら、
生まれてから見たこともない数字が現れた。

・・・だから、最近からだが重くてうまく動かなかったんだ。。
・・・ひざや腰に負担がかかってきてたんだ・・・

いけないいけない・・
ほんとうにこれではいけない。

ああ、びっくりした。

10月いっぱい、甘いものと肉とせんべいと間食をしません。
朝食は飲み物のみ!

ああ、びっくりした・・・
苦労がたりないな。
それに仕事が暇だから、なんか食べる時間があるのだ。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~

母は、3泊のショートステイから帰ってきました。
午後14時40分に帰宅予定だったので、門のところに立っていたら帰ってきました。お迎えできて良かった

今朝は、3日ぶりにポットにお湯をわかして、きゅうすを用意して、
母のお米をあらって、午後15時に母の夕ご飯が炊けるようにセットして、
夏物をいれたダンボールを2箱たんすの上のせて、
ベッドを気持ちよく整えて、
母のトイレを掃除して、
そして、母のおやつを用意した。


母に様子をきくと、
話をする人もいたというし、問題も無かったという・・・
まあ、文句も言わず、覚えていないのか?
そのうち、話をしてくれるかな・・・・

母がいない間に、父の実家から荷物が送られてきていたので、
そのお礼の電話を夜してほしいと、私は母に話した。

そしたら、夕方電話をしていたみたいだ。

『 田舎のおばちゃん(87歳くらい)は、このごろぼけてきて、何回も畑にいって立っているんだって。 それで、なんか言ってたわ。
早口で喋るから、何を言ったかわすれたわ。。。
 私もボケてきたってはなしたら、〈おばさんはボケていない話し方でわかる〉って
言われたわ・・』 と母は人がボケてきたという話に反応して、何回もわたしに話してくれた。

何回も畑に行く という話をするので、
「お母さんだって、なんかいも買い物に行って同じものをかってくるじゃん」と言ってみたが、きいちゃいねえ。
ベッドに寝ながら、わたしたちに指図して命令してた。
こころで、おもいっきり戸を閉めている私だった。

雨なのに、母は買い物に出かけた

巨峰・・これは歓迎する、小さいブドウはやっと先日仲間に食べてもらった
きゅうり・・夕飯に活用させてもらった
ヤクルト・・
ヨーグルト。漬物。クリームパン・・・すてることになるな

シーツもカバーも全部洗濯した母の寝具だが、
母は、洗濯してくれたの?感触が良い。と言ってくれた。

綺麗にしてあげれるのは私しかいないんだから
頑張らないといけません。

あすは、都民の日です。
公務員は祭日です。

良い週末がくるといいな。




ハワイアロハスタジアム チョコパンと私の友達が巻きスカートを見てるシーン

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母の大量洋服

2010-09-29 10:03:00 | 介護
母の3泊のショートもあっという間で、明日もう帰ってきてしまう。
きょうは、やっと晴れてくれたので母の洋服整理だ。

夏の熱帯夜の日でも羽毛布団に包まって寝ていたので
布団を干して、布団カバーとシーツ毛布の洗濯。

そして、たしが先日出したばかりの夏物をしまう。
半そでは今年着なかったからすぐ箱にいれて、洗濯するものを整理して・・

わたしの心はぐちゃぐちゃなきもちです。

洋服買いすぎ!
同じようふく・・
同じ生地・・・
同じ色・・・
どれも着れるような服はない。
母の体は小さいのでみんな大きすぎるし、えりが大きくあいたのは
肩まで出てしまうから無理。

みんな着れない。

値段のついたものもたくさんあった。


お店に着れる物と交換に行くべきかよく考えた。
母の寿命も長くないんだから
母の尊厳を保って、数万円の洋服代くらい
許すべきか・・・
許すべきだろう・・・

母の買い物は母のお遊びとして
許すべきなのだろう。

M~Lサイズの痩せていないし太っていない婦人物の
洋服をどなたかもらってくれないだろうか。
まあ、夏物なので来年また問いかけようか。


夏物はでっかいダンボールに入れてしまい中。

あまりのたくさんの洋服にあきれて
わたしはブログを書きに来たのだ。

母の布団をほしたら、目薬やら膀胱炎の薬が出てきた。
膀胱炎の薬は調剤薬局で買ったらしいが
母に薬は管理できないんだから、売らないでほしい。
何回も抗生物質を飲んでしまうではないか。

薬屋に言うべきか・・
母は馬鹿にされるからそんなことを言うんじゃない!と言います。
ボケ扱いはされたくないそうです。
ボケてることを世間には言って欲しくないそうです

ボケを放置しておくのは
たいへんなことだ。

世の中ボケだけじゃない。
子供を放任している親だって困りものだ。

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国勢調査の紙がきた。

過去にはわたしはこの調査を拒否しています。
近所の調査員が興味本位に見て個人情報を言いふらしたからです。
このことをいつもメモして国勢調査を無記入で提出してました。

ことしは、封をして郵送しろと書いてある・・
ちょっとは対策がとられたらしい。

でも、区役所で開封するのは近所のひとでしょ・・
やっぱ、書くのはやめようかと思う。

どうせ、うちは2世帯なのに一通しか紙がないから
母の分だけ書いてだすかな・・・

人間なんて嫌いだ。

人間は全員カプセルホテルみたいに1人暮らし
すればいいな。
かってに思い思いにカプセル生活。

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昨日仲良しの仲間とおさけをのんで話をした。

わたしは父の骨壷を大理石でできたものにしたかった。
一番最初にお墓に入った後先祖様の骨壷が大理石だったら
なんて素敵なんだろうと思った。
だけど、姉に反対されて無料の白い陶器に父は入れられた。

わたしは父の戒名を作っていただくときお坊様と話し合って
40万円でお名前をいただくことにした。
そしたら、姉がお香典のお返しのときには戒名の名前が
入るんだから、恥ずかしいことはやめてほしいと言うので
60万円のお名前をいただいた。

見えないところにはお金をかけないんだね と仲間が指摘した。

わたしは、見栄を張るのがきらいで
お世辞がきらいで、義理のつきあいがきらいです。
そして、人間がきらいです。
あと、お返し制度ってやめてほしいです。
だから、義理はきらいです。


<img src="https://gold.ap.teacup.com/milkie/timg/middle_1285726940.jpg" border="0"
仲良しの仲間とふたりで難しい曲をアンサンブルしました。
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(無題)

2010-09-27 00:45:00 | 母の介護
9月27日月曜日。

母は覚悟を決めてショートステイに行きました。

たくさん行きたくないと言って行きました。
いったい誰が決めてるのかと言って行きました。
何時にお迎えが来るのかと何回も質問して行きました。
前回何かが足りなかったので、タオルは持ったか?あれは持ったか?これはもったか?と聞いてきます。
たぶん、ブラシが入っていなかったかもしれません。
タオルも歯ブラシも歯磨きもリハビリパンツも用意しなくていい施設なのです。
だから、準備は楽です。

今回は医者の薬も持たせませんでした。
なんだかんだ、薬をのませていないのですが、とっても体調がいいように思えます。
したがって、今は

ギンコ コンドロイチン、ビタミン剤、EPA・DHA を飲んでます。
健康食品のかたまりです。

ついでに私もこれらを飲んでいます。
だって、どうも体がうまく動かないのです。腰をかがめても、なんか痛いし、冷蔵庫のした引き出しをあけようとしてもうまく座れないし・・・
キンジストロフィかと思ってしまいます・・・

母を9時に送り出して、
運転手さんが交通事故があったというのを聞いて、見に行って(アイスクリームやさんのトラックが高級なチャリの上に乗っていた。チャリの人は運ばれたところだった。チャリの人は無事でしょうか)

今日は雨で母の洗濯もできないし・・・

そこで、怠惰な午前が始まった。

とにかく、今日は母のためにポットに入れるお湯を沸かさなくていいんだし、
お昼の用意はしなくていい。
2階に上がっていても階下の音に耳をすまさなくていいのだ。
6時に間に合うように夕飯のしたくもしなくていい。
気持ちが楽なのだ。

なにもしたくない私は、寝てみることにした。

ところがだ、不眠症のわたしが寝ようったって眠れるわけがない。
眠くないのに、寝たい気持ちだけで寝てみたって苦しいだけだ。
数を500まで数えたり、おなかの贅肉をマッサージしながら数を数えたりしながら、たぶん眠れずに昼になったので起き上がった。

無駄な時間を過ごしたもんだ。
でも、なにもやる気がなかったのだ。

誰かのために何かをすることは
生活にハリがでるかもしれないな・・
そうじゃないと、怠惰な生活だ。

しっかりしなきゃな。


これは、ジブリ隊という仲間で、ジブリを演奏してます。
さいきん、やめたかと思われた楽器を演奏し始めたわたしです。
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ショートステイを嫌がる

2010-09-26 23:37:00 | 母の介護
明日28日から3泊のショートステイです。
7月には母に内緒で2週間ちかくショートステイをしてもらったのですが、
そのロングステイに気がついているのかいないのか・・・
今度のたった3泊ですが、文句をたれるたれる!

あんな監獄みたいなところは2泊で十分だ!

みんなは、行くのをやめている!

ケアマネージャーは私がショートに行くとお金が入るんだ!

風呂にはいるにも監視つきで見られてる!

外を見たってなんの音もしない!

毎回帰ってきたときにすぐ様子を聞くと、友達もできて良かったと言うくせに、
一番最初の印象なのか、同じ文句が並ぶ並ぶ~

『ご飯も3食出してくれるし、薬も飲ませてくれるし、目薬もさしてくれるから助かるんだよ』

と話したって、 『そんなこと、自分でできるわよ!』 と反抗する。

お湯もわかさないし、ごはんを炊くことも、ご飯をよそうことも久しくしていないことを母は知らないんだろうか。

父を無理やりショートに行かせて後悔をしている私が
健常に近い母をショートに行かせていいもんだろうか・・
でも、
わたしのちょっとしたストレスを解消させてほしいのです。

母がいなかったら、いろいろできる。
母の部屋の掃除ができる。
母の洗濯ができる。

母を預けて遊びに行こうとしてるんじゃないんだから
許してください・・

嫌だいやだといいながら、
母は明日からショートだからと、今日パーマをかけてきました。
おしゃれをすると母はまだまだ綺麗です。

デイのお迎えの人に
『母は最近物忘れがおおくて、ご迷惑をおかけしています』とご挨拶をしたら、
『他のご利用者さんにくらべてしっかりしています』といわれました。

人の上に立ちたいリーダ意識はまだまだ衰えていませんからね。
いつも上から目線です。

家でも、うるさいうるさい あれダメこれダメ、
ほんとにうるさいうるさい・・・・
いまだに、怒られてる私。

何で午後に洗濯を干すのよ!
このおかずはしょっぱい! 

・・・
元気でなによりです。 しょぼん・・・




仲良しの6人で踊りました。人前で踊ったのは初めてです。
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こたつに電気をいれました

2010-09-25 10:06:00 | 介護
ああ、寒い寒い。
3日前は残暑で日傘を差して歩いていたのに
急に冬の寒さ。

夏でも寒いと言っていた母は、
もう寒すぎて、朝から布団に入って寝ています。

これではいけないと思って昨日
こたつの電気を入れました。

普段使っているテーブルは電気をいれるとコタツになるのです。
最近のコタツはもう昔のでっかいヒーターはついていませんから
時代が変わりましたね。
昨日コタツのヒーターはどこにしまってあるのかと
押入れを探しましたがみつからず、テーブルを下からのぞいたら
平らなヒーターが付いていました。

このコタツも、畳に座るコタツではなく、椅子にすわるテーブルです。
足腰が弱くなってきたお年寄りには最適です。

最近、不思議なことに私も動きが鈍いです。
朝起きたときとか、うまく体が動かない・・・
ずっと座っていて立ち上がると足がうまく動かない・・・
コンドロイチンが必要な体になってきたんでしょうか・・・
恐ろしいです・・
でも、駅では階段を使ってあがります。そこはまだ大丈夫。
靴下や下着を履くときに片足をあげるのもまだ大丈夫。
片足立ちができなくなったら、それはもうお年寄りの仲間入り覚悟。

大嫌いな食事の支度をしながら
いろいろいろいろ考えています。

母は一人では生きていけません。
母の記憶を助けてあげる人がいないと生きていけません。
田舎で1人暮らしをしているおばさんは、生きていけてるんでしょうか?
生きていけてると子供たちは思っていることでしょう。
80歳をすぎたら、何をしでかしているかわかりません。
絶対に、おかしな行動をしていることでしょう。
そして、不自由していることでしょう。

私の友達にもパソコンを使わない人がいて、
調べ物は図書館にかよっているし、
知らない音楽はCDを買ってくるし、
ネットで買える買い物もわざわざ電車に乗って買いに行きます。
航空券も旅行会社に買いに行くし、
電話がつながらないとお手紙がきます。

ちょうど私たちの年齢は最近の文明に付いていけなくなる年代です。

そこをどう生きるかが華々しい人生の分かれ目です。

~~~~~~~~

今日は土曜日なので母はデイサービスに行きました。

何回も今日のお迎えの時間を私に聞きます。
数字が覚えられないみたいですが、
そういうわたしも、昨日お迎え時間の電話を受けて
母にメモしてもらって仕事に戻りましたが、
数分後に何時だったか忘れてしまいました。
母がメモしてくれたからわかったようなのものです。

数字は忘れやすいことは確かです。

木曜日にデイの車が母を送ってくれて『社長』というあだなのおじさまが一緒に家に来ました。
社長が来るのは2回目です。
トイレなのです。 トイレに行きたくなっちゃって家のトイレに寄ります。

母はその話を、何回も何回もします。
何回も話すうちに、
『社長は家に寄りたいんだね』とそんなことはありえない話をします。

昔から想像力が大きすぎる母は、どんなに私を苦しめたでしょうか。

母と一緒に暮らすストレスと
自分が今後だれかにかけるストレスを考えて
苦しい・・


仲良しの6人で演奏しました。
まつ毛エクステのお陰で目元がやや黒いかな。
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アルツ・ジェンギンス夫婦の記録

16年間アルツハイマーと戦った父ジェンギンスは2008年2月14日に亡くなりました。壮絶介護→施設入所→胆管癌による死。大切な父の最期の介護記録をここ残しました。 そして、夫を亡くした母は初期認知が進行中です。 年寄りと暮らす苦労を記録中。