今月は私の都合で母には4泊ショートステイをしてもらいました。
監獄という名のショートステイに行かせてしまって申し訳ないのですが、わたしも生きているので用事があります。
前日夜中まで居酒屋にいた私は、苦しみの午前中を無理して母のお迎えに行きました。
いつもは、家族の付き添いはいらないのですが、特別に延泊したので、早々に迎えに行ってあげました。
この、渋谷駅に近いユニット式の最新の施設に訪問するのは3回目です。
綺麗でした。 スタッフが若くて落ち着いていました。 フロアも落ち着いていました。 にぎやかでは無いので、これが母の嫌う原因かもしれません。
母は、テレビを見て体操をしていました。
座って体操です。
ユニット形式の少人数制は、体操するにも食事をするにも寂しいもんです。
もっと、手のかかるお年よりに向いているかもしれません。
母を迎えて、外に出ました。
ハチ公バス停のある渋谷区役所までは、母の足で徒歩20分くらいありますが、ゆっくり歩きました。
4日間歩いていなかったので、足元がふらつくそうです。足が出しにくそうでした。 施設の欠点は座りっぱなしだと言うことです。
歩きながら考えましたが、
有料老人ホームに1000万円以上支払って入居しても、外出は自由にできないため、どんどん足が弱くなって行くだろうと思います。
1000万円払って、親切な監獄に入るというのは、やっぱり不幸です。
だけど、自分の意思で歩けない人は、幸せだと思います。
介護が必要な人は、施設に入ったほうがいいし、
まだ歩けて、寂しさやむなしさや家族がわかるうちは、施設に入れるのはかわいそうで、とにかく、急激に施設事情は進歩しているのだから、その手を利用して、施設に入れない方法ができてきているのだ。
家の父は施設に入れて、1年4ヶ月だったか・・早すぎる死だと思ったけど、そうじゃない。ギリギリまで家においておいた証拠だ。
8年も9年も施設で生きている人は、そうとう家族が早くから施設に入れちゃったんでしょうね。きっと家に帰りたがったんだろうな。
家に帰りたがっている認知のお年よりは、見るに耐えない・・・
もう、わたしが面倒見てあげようかと思っちゃうくらいかわいそうだ。
・・・・
こんなこと書いて、心が乱れている私です。
・・・
ハワイ旅行幹事としましては、人々のわがままに
ブチ切れ寸前です。
ちょっとでも文句を言うやつは、
1人部屋に泊まって下さい。
それで、母は20分くらいゆっくり歩いてハチ公バスにのって帰宅しました。
肉まんをお昼にして、ゆっくりしてもらいます。
わたしは、そこで2階にあがり撃沈です。
もう、耐えてきた緊張がとれて、二日酔いが出現。
夜。母は寝ながら
「メリーに餌あげたの?」
「もう誰も帰ってこないの?」
「門を閉めても良いの?」
「鳥かご入れなきゃ」
わたしは、この、あれしろこれしろって言われるのはいやです。
母は全部じぶんの思い通りに人を動かします。
テレビに映る人の文句を言ってるし、
きゅうりと、漬物と、トマトと、黒糖パンとゼリーを早速買ってきたし。
生きててくれてありがたいけど
たいへんなこともある。
そんなにたいへんじゃないかもしれない。
父の介護に比べたら、何の問題もない。
父の介護も、戻れるもんなら戻りたい。
いまなら、もっと父にやさしくしてあげれる。
だったら、母にもっと優しくしてあげたらいいのだ。
土曜日は趣味でやってる会の発表会だった。
みんなと仲良くしてもらってとっても嬉しかった。
あの人もあの人もあの人も、みんな笑いかけてくれた。
「ホテル代の割り勘はいやだよ!」などといいながら
午前2時半に帰宅しました。
それもこれも家族が留守のおかげです。
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監獄という名のショートステイに行かせてしまって申し訳ないのですが、わたしも生きているので用事があります。
前日夜中まで居酒屋にいた私は、苦しみの午前中を無理して母のお迎えに行きました。
いつもは、家族の付き添いはいらないのですが、特別に延泊したので、早々に迎えに行ってあげました。
この、渋谷駅に近いユニット式の最新の施設に訪問するのは3回目です。
綺麗でした。 スタッフが若くて落ち着いていました。 フロアも落ち着いていました。 にぎやかでは無いので、これが母の嫌う原因かもしれません。
母は、テレビを見て体操をしていました。
座って体操です。
ユニット形式の少人数制は、体操するにも食事をするにも寂しいもんです。
もっと、手のかかるお年よりに向いているかもしれません。
母を迎えて、外に出ました。
ハチ公バス停のある渋谷区役所までは、母の足で徒歩20分くらいありますが、ゆっくり歩きました。
4日間歩いていなかったので、足元がふらつくそうです。足が出しにくそうでした。 施設の欠点は座りっぱなしだと言うことです。
歩きながら考えましたが、
有料老人ホームに1000万円以上支払って入居しても、外出は自由にできないため、どんどん足が弱くなって行くだろうと思います。
1000万円払って、親切な監獄に入るというのは、やっぱり不幸です。
だけど、自分の意思で歩けない人は、幸せだと思います。
介護が必要な人は、施設に入ったほうがいいし、
まだ歩けて、寂しさやむなしさや家族がわかるうちは、施設に入れるのはかわいそうで、とにかく、急激に施設事情は進歩しているのだから、その手を利用して、施設に入れない方法ができてきているのだ。
家の父は施設に入れて、1年4ヶ月だったか・・早すぎる死だと思ったけど、そうじゃない。ギリギリまで家においておいた証拠だ。
8年も9年も施設で生きている人は、そうとう家族が早くから施設に入れちゃったんでしょうね。きっと家に帰りたがったんだろうな。
家に帰りたがっている認知のお年よりは、見るに耐えない・・・
もう、わたしが面倒見てあげようかと思っちゃうくらいかわいそうだ。
・・・・
こんなこと書いて、心が乱れている私です。
・・・
ハワイ旅行幹事としましては、人々のわがままに
ブチ切れ寸前です。
ちょっとでも文句を言うやつは、
1人部屋に泊まって下さい。
それで、母は20分くらいゆっくり歩いてハチ公バスにのって帰宅しました。
肉まんをお昼にして、ゆっくりしてもらいます。
わたしは、そこで2階にあがり撃沈です。
もう、耐えてきた緊張がとれて、二日酔いが出現。
夜。母は寝ながら
「メリーに餌あげたの?」
「もう誰も帰ってこないの?」
「門を閉めても良いの?」
「鳥かご入れなきゃ」
わたしは、この、あれしろこれしろって言われるのはいやです。
母は全部じぶんの思い通りに人を動かします。
テレビに映る人の文句を言ってるし、
きゅうりと、漬物と、トマトと、黒糖パンとゼリーを早速買ってきたし。
生きててくれてありがたいけど
たいへんなこともある。
そんなにたいへんじゃないかもしれない。
父の介護に比べたら、何の問題もない。
父の介護も、戻れるもんなら戻りたい。
いまなら、もっと父にやさしくしてあげれる。
だったら、母にもっと優しくしてあげたらいいのだ。
土曜日は趣味でやってる会の発表会だった。
みんなと仲良くしてもらってとっても嬉しかった。
あの人もあの人もあの人も、みんな笑いかけてくれた。
「ホテル代の割り勘はいやだよ!」などといいながら
午前2時半に帰宅しました。
それもこれも家族が留守のおかげです。
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