タイトル | 7/27 老健にあずけました
作成日 | 2005-07-27
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カテゴリー | 日記 > 生活 > 美容/健康/コスメ
電車で三鷹へ向かう途中。
チョコパンのお陰で明るい乗車でした。
皆でお出かけは大変楽しいです。
とうとう父を預ける日がやってきました。
16日の長い滞在です。
台風の雨の中、母のスーザン、孫のチョコパン、
私の3人が付き添って三鷹にある老健に向かいます。
上履きに履き替えて、お部屋へ。
まず、医師の診察。
足や手を上に上げさせたり、鼻に持って行かせたりして精神状態なども観察しているようだ。
ジェンギンスはふざけて、鼻の頭に手をもって行くように言われると鼻の穴に指を突っ込んだり、豚の鼻にしたりしていた。
先生は、笑いもせず真面目に診察していた。
返って、その真面目さがジェンギンスを怒らせるのではないかと心配した。
『右手をあげて』『左手を上げて』と指示するけれど『下げて』と言ってくれないので、ジェンはずっとあげたままでいた。
なかなか、通じない動作をするとき、先生は同じ言い方で迫った。
言い方を変えてわかりやすくいえないもんだろうか
それとも、何回言って通じるか判断しているのだろうかと見ていた。
ジェンは先生の言う動作を全て正確に、そして、足を上げてと言われたとき、天井まで届く勢いであげたので看護師さんたちは声を上げて驚いていた。
あとで、3階フロアのお年よりをみたら、みんな、精神も体も不自由な人ばかりだった。
言葉も通じる人がいない。
会話出来る人がいない。
父は、相談員の男性と話をして、冗談ばかり飛ばしていた
『 面白いな~、元気でよかった~、』と言ってくださった。
かれは、多くのお年寄りに声かけをしていい人だった。
そして、私とスタッフで詳細な打ち合わせをした。
医師、看護婦、介護士、相談員、栄養士、リハビリ
6名のチームだ。
驚いた。このすばらしい体制は老健ならでわであろうか?
驚いた。立派だ。
治療方針も決めていく。
徘徊方針も決めていく。
感心しした。
お昼ごはんになったので食堂でチョコパンが付き添って食べた。
一人でよく食べていた。
そのかん、
後のテーブルで
男性同士がけんかをした。
父のように、攻撃型の男性が居るようだ。
父は夕方から夜だけの攻撃型だけど、この人は
朝から怒鳴って迷惑を掛けている。
私は笑ってみていたが
母は、迷惑そうな顔をしていた。
彼と一緒になったら家の父は殺人行為をしかねないのだ。
危険だった。
そろそろ、私達は帰らないといけないけれど
徐々に一人ずつ去ることにした。
すると、徘徊が始まった。
家に帰りたいんだ。
わからないから歩いている。
一生歩くと思う。
誰かが止めてくれないとずっと歩いて可愛そうだ。
スタッフはきっとわかってるよね。
お別れもし無いで別れてきた。
廊下で待っているとき、さっき喧嘩を吹っかけられて一緒に喧嘩していたおじさんと話をした。
『薬屋さんだったのですか』と話したら
泣き出した。涙を出してなきだした。
わたしも、泣きたくなった。
悲しいんだね。おとなしいおじさんなのに、喧嘩があったり、一人だったり。
このような施設は悲しすぎる。
相談員の人が『上でお茶を飲もうか』とおじさんを誘っていた。
そういう事も出来るんだ。
いい施設だ。
さて、一晩あけてどうしているんだろうか。
心配でかわいそうだけど
私の家では、
平和が戻った。
心が落ち着いた。
今日お陰で私はハワイに11日間行って来ます。
チョコパンも昨日ギリギリの間際に最安値の航空券が取れました。
おじいちゃん! 行って来ます。
一言コメント (全 3 )
みるき(milkie@gaiax)
ありがとうございます
お客さん(GUEST) お父さんのことは気にしないでしっかりハワイを楽しんできてください。行ってらっしゃい。
ジュニタ(jyunita@gaiax)
沢山がんばったご褒美だから、老健のことは気にしないようにして、楽しんできてね。帰国後の更新楽しみです。