アルツ・ジェンギンス夫婦の記録

重症アルツで亡くなった父の記録と現在100歳の母と高齢者みるきーの記録。

3月15日

2013-03-15 14:28:00 | 介護
2013年3月15日。


 怒涛の日々です。

 いま、午後2時半。

母をショートに送って帰宅しました。
仕事が始まるまでのあと1時間半は、久しぶりにできたほっとできる時間です。

今朝4時まで確定申告をかいてて、今日午前に提出。
証券会社からいろいろ勧められて、銀行に眠っている現金を豪ドルのなんかを買ったので毎月何万円かが自動的に入ってくることになった。
いままで数年間利息をそんしてたな。
おまけに、
JTタバコ産業株が当選したとかで、300万円しはらわなければいけなくて(まるで詐欺みたい)、金銭感覚に麻痺したわたしは毎日100万200万を動かしています。

パソコンでお金を稼ぐのは趣味ですからなんとも楽しいです。

税金は娘のチョコパンがアルバイトをしたものも申告します。
アルバイトで引かれた税金は払う必要がないので全額還付です。

金曜の夜はいつもフラダンスのレッスンで多忙なのですが
今日はいきません。
みんな発表会の練習でお揃いの衣装でおどっているからです。
わたしは、発表会には出ないことに決めているので浮いています。

だから、今日はいかないの。。。。
母もいないし・・・
チョコパンも遅いし・・

ラクチン~
やっときたラクチン束の間。

~~~~~

7月にはハワイに演奏旅行に70名位の団体で行きます。
その幹事役を一人で引き受けたのですが楽しくてしょうがない反面、くるしいことがあります。
どんなことがあっても、参加してくれた皆様が快適に過ごしてくれるように自分を犠牲にしてもいいと思ってお世話をしていますが、昨日はとうとうこのサークルを辞めてやる!!って思いました。
・・・人と一緒に生きるのはやっぱり苦手だ。



    

火曜日には姉の義母の面会に行ったかえりに一人で高幡不動尊に寄った。
午後3時の法要がはじまり、お堂のなかの行事に参加した。
手にお香をつけてもらってそれを体につけた、いいことがあるのだろうか。

高幡不動まんじゅうをたった2個だけ母のために買ったら
お店のおじさんが 『あんたは親孝行だね』と言っておせんべいをふた袋くれて、昆布茶をご馳走してくれた。 いい子になった気分がした。
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ヨイショで活性

2013-03-07 14:35:00 | 介護
まったく驚いた。

自称、体がもう腐っている母は、最近支配するものもなくなって寝たきりの時間が多いわけです。
テレビのチャンネルをピコピコかえても面白くなく、つまらない毎日のようです。

そんなとき、チョコパンが録画しておいたテレビ番組をかけてくれました。

そしたら、恐ろしく活性化したのです。

生意気で偉そうで自信満々の母が現れました。

番組は三味線合奏や民謡の番組です。

数年前まで三味線と民謡の師匠だった母は、テレビに映る曲の解説をコンコンとし始めたのです。

『これは習い始めのひとが習う歌よ! これは北海道の民謡! これは難しい歌なのよ! 津軽三味線は糸巻きが太いの。 あれは三味線じゃない胡弓よ。・・・・・・』

何か言うたびに、チョコパンが感心している。
そして質問したりして、母を褒める。

母は、ご機嫌で何も知らないチョコパンにドヤ顔で教えてる。

こんなふうに、ヨイショして母を褒め称えないといけないんだろうな。
なかなかできるもんじゃない。
たまに会う親戚のおばさんや、お世辞のためにならわたしも時々ごまをすることがあるけれど、同居で苦労の多いわたしは、ヨイショするゆとりもないわ。

まいにちこうやって、ご機嫌とってたら母は元気に長生きすることと思う、
笑顔もふえるんだろうな。

できないわ・・・

母は昨日も外に散歩に出かけ、焼き海苔をかってきました。
でも、よろよろでいかにももうお迎えの近い老人のあるきかたです。




朝起きてご飯を食べるとウトウト。
昼寝からおきて昼ごはん食べてウトウト。
午後の昼寝から起きてきておやつ食べてウトウト。
家にいたら寝てばかり。
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3月です

2013-03-01 23:22:00 | 介護
3月1日。

税金のシーズンです。
税金だけは絶対に人任せにできないので
家族みんなの税金申告をします。

払った税金は全額戻すのが鉄則です。
こんなに貧乏なんだから。

母が珍しく外に出て行きました。

昨年の2月28日に転倒110番騒ぎがあってから外に出なくなりましたが、今日はハンドバッグを持って夏の帽子をかぶってブーツを履いて外に出ていくところを見かけました。

コートを急いで着せてマフラーもつけてあげました。

1年間歩いてないんだから、途中で帰ってこないとダメだよ!
遠くまで行けないよ!と言い聞かせましたが、ウンウン言っているだけでどこまで分かってんだか。

だんだん暖かくなってきたので、外に出る気持ちになったんだと思いますが、歩けないことを知らないんだから困るよ。



仕事があるのでしばらく遠くからみてたけど、ゆっくりふらつきながら歩いて行った。

すこしして、外に出てみたら別の道から近所の人と話をしながら帰ってきた。

『心配でお迎えに来たのね』って近所の人から言われたけど、それほど危なかっしかったわけだ。

母は、帽子を手に持って(風でとんじゃうんだろうな)バッグを私に渡してきた。

重い!!

よもぎのお餅ひと袋とふかしたさつまいも3本が入っていた。
重いものを買ってしまったようだ。

転ばずに帰ってきてよかった。

素晴らしい回復力だな。
すごい生命力だ。

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わたしは、毎日頭が痛くて、鎮痛剤ばかり。

すぐに治る偏頭痛の薬をのめばいいものを、
医者からなかなか処方されないのでもったいなくて飲めない。
あと4錠しかない・・・

5月のMRI検査の時までモタナイナ・・・






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アルツ・ジェンギンス夫婦の記録

16年間アルツハイマーと戦った父ジェンギンスは2008年2月14日に亡くなりました。壮絶介護→施設入所→胆管癌による死。大切な父の最期の介護記録をここ残しました。 そして、夫を亡くした母は初期認知が進行中です。 年寄りと暮らす苦労を記録中。