わたしが今朝寝たのは5時過ぎです。
介護について、朝まで家族と話していました。
昨日木曜は私が午後から夜まで出掛けていたのですが、その間
家族のマクドウウェル博士が一人でジェンギンスとスーザンをみることになったのです。
それが、思いがけず大変だったらしく
『 もう ムリでしょ。』って言うのです。
『スーザンは父のジェンギンス以上に体が動かないし、痴呆老人にしてはいけない事ばかりして、もう思考能力がおかしくなっている。
いくら面倒を見たいと言ても、絶対ムリだし
ここまで、家に置いておくのは家族がどうかしてるって
言われるくらい、ひどい状況だった。』
わたしは、ずっと両親をみているので
徐々に進行してきた痴呆が麻痺してしまっているけれど、冷静に両親をみてみると、かなりの無理があるらしい。
ジェンギンスはショートステイに今日の金曜から行く事になっていた。
母のスーザンは、
『 行かせなくていいわ 』 と言い出した。
夜中に寝てくれなくてかなり辛い介護だというのに
そんな事を言い出したからビックリした。
たしかに、咳がでるのでこれが肺炎にでもなったら大変だし、この間の肋骨事件で弱気になっている。
『 わたしは もう慣れたから、お父さんはショートステイに行かないで、家にいればいい。
もう、慣れてるわよ。』と母が言う。
『 私は日曜に出かけるから、行って貰わなきゃ困るよ』 私
『 出掛けて大丈夫よ。おとうさんはいい子で家にいるわよ 』
・・・・それで、その日にちょっと、中野まで出かけたんだけど
その間、父が何処かへ帰ると言って外へ出てしまったが、足が痛くて歩けず、支えると振り払い、
玄関に入れても家に入らず、
マクドウウェルが『 玄関に座らせておけばいい』と
母をなだめても、母はどうしても家に入れようと
せかせるし、口うるさく言って余計父の症状を悪くさせる。
おまけに、わたしが居ないと言うので
受話器をもって、
『 ここに電話すればいいんだな』ともう手が震える勢いだったらしい。
マクドウウェルが止めてくれたみたいだけれど
とにかく、母は介護が無理になっている。
穏やかに介護が出来ない。
でも、
父をよそに預けるのは嫌で一緒にいたいのだ。
おとなしい父と一緒にいたいのだ。
おとなしければ平和なのに
おとなしくないから、怒るのだ。
2人を同時に施設へ預けるべきだと話した。
でも、母は介護認定が要支援で
施設に入所出来るような段階じゃないと
話したらマクドが呆れた。
『 その認定してるの誰だ?
じっさい、スーザンは食事が作れない段階で
介護はもう必要だし、介護が無かったら
死ぬしかない人にたいして、
介護認定が降りないのはおかしい。
布団もたためないし、家の中を歩くのもふらふらだし
食事だってアレだけ噛めなくて
飲むことが出来なくてひどい咳き込みは、爺さんどころじゃない 』
と、短時間ですごい観察してくれました。

連日、玄関に座って家に入ってくれません。
靴をいじって怒っています。
そんな時、メリーが助けてくれました。