アルツ・ジェンギンス夫婦の記録

重症アルツで亡くなった父の記録と現在100歳の母と高齢者みるきーの記録。

だるい毎日

2018-12-03 07:52:00 | 介護
新築中に母を老健に預けているので、ストレスもなく
あらゆるものから解放されて幸せなんだけど
体調が良くないのが続いてる。

頭がいたいわ、げりはするわ、耳鳴りはするわ、
何となく気持ち悪いわ、

母と一緒に生活をするストレスがすごく大きかったことが
今離れてみてよくわかった。

いま、母は生きているのに別に暮らして
公園の中の環境のいいところに暮らしてわたしは大変幸せなんだけど

金策で苦労してる。


11月下旬に 1500万円
12月7日までに 1600万円

の建築費用の支払いを求められた。
ええ~~ 日にちが近すぎるよ。

家中の貯金通帳を毎日毎日50万円ずつATMでおろして間にいあわず
窓口で色々説明して自分の口座じゃないところから引き出した。
足りないから、とうとう塩漬けの株を売るのだ。

久しぶりで株取引をするのだ。
楽に稼げる職業だな。

メルカリとジモティで家中のガラクタを売りに売っているけど
まだ何百も商品がある。
贅沢をした人生だったのともお別れだ。

過去のぜいたく品を売って
家を建てるのだ。
財産失って何のために建てるのだろうかと時々考えてるのだ。



母の老健へ面会に行って、初めて生まれたひ孫の動画を見せる。
すごく喜んでスマホ操作して何度も見てる。 
文化祭で付けてもらった爪がきれい。


地盤調査してその支払いをしたにもかかわらず、穴掘ったらコンクリが出てきたというので
処分費用10万円を追加支払いだって!



更地にすると狭いな。



昔は質屋に入れたけど、今はメルカリ。
私の着物を売るのだ。 思い出はいらない。2000円の収入だった。




土台の準備ができてきた。 ここにコンクリを流し込むらしい。




イタリアで買った音楽家も売る。 家族に反対されたから5万円で売りに出してる。
売れたらまたイタリアに行って買ってこよう。




派手なドレスも売る。 ドレスはたくさん持っていてほとんど売る。
もう痩せないだろうからね。



11月25日 横浜でコンサート。 みんなかわいい。




土台にコンクリが入った




母のがん保険が月々8600円。 母が亡くなって数万円の給付金は
どう考えても掛け捨てが損なのでとうとうやめることにした。
本人から電話でやめるのだ。 この電話のおかげで脳が活性化し
何とも普通のお年寄りでしっかりしてる母。

老健に入所している人の中でもとりわけ普通の老人だ。
1人で歩いてるし。一人でトイレに行けるし。話も通じる。

しっかりしている母を尊敬する。
母はここに入ってもう寝たきり老人じゃなくなった。



私のお仕事の場所を借りて狭いながらも続けてるけど、
子供たちのお行儀の悪さはひどいもんだ。
どの子もどの子もひどい。






11月25日に頂いた花束でアレンジした。
フラワーアレンジメントを始めて2年半。
だいぶ花に慣れたと思う。成果が生花にでてる。

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アルツ・ジェンギンス夫婦の記録

16年間アルツハイマーと戦った父ジェンギンスは2008年2月14日に亡くなりました。壮絶介護→施設入所→胆管癌による死。大切な父の最期の介護記録をここ残しました。 そして、夫を亡くした母は初期認知が進行中です。 年寄りと暮らす苦労を記録中。