アルツ・ジェンギンス夫婦の記録

重症アルツで亡くなった父の記録と現在100歳の母と高齢者みるきーの記録。

肋骨の痛み

2006-03-22 16:24:08 | 介護
あまりにジェンギンスが胸の辺りを痛がるので、もうこれは肋骨のひびだと確信しているのだけれど、安心してこの痛みに対処したいのでレントゲンを撮ってもらうよう、接骨医に両親が行きました。



私は、掃除洗濯家事イヌ花鳥金魚買い物に忙しく付き添わなかった。

でも、1時間ばかりでいろいろ済んで病院に顔を出してみた。



二人はおとなしく待合室の椅子に座っていた。



診察も済んで

「 骨も折れていないし、ひびもはいっていないし

  大丈夫だって よかったわ 」 と母が言う。

わたしは、自分の診断が間違っていたのかと自信を失った。



しかし、



レントゲンは撮っていないというのです。

先生が手で触ってそう言ったそうです。



金曜に肺のレントゲンを撮ったことは先生に伝えるように言いましたが、撮りすぎだから撮らなかったのだとも母が言いますが・・先生にうまくつたわったのかどうか定かではありません。



今日は家族に私がついていかなかったことを攻められた。

しかし、マクドウウェルが言ってくれた。

「 これ以上この人に何かさせたら電車に飛び込むぞ、もうこれ以上無理!」

よく言ってくれました。

~~~~~~~~~~~~~~

だから、レントゲンをとってもらえなかったのです。

ひび程度じゃ写真に写らないとも言っていたそうです。



どの医者も使いもんになりません。



放射線はどの程度浴びてはならないのだろう。

レントゲンを2回撮っちゃだめなら

マクドウウェルがかつて一日に何回も何枚も連日撮ったのは

どうなるのよ。 



ジェンギンスは

胸が痛くて

食欲はあって

足が弱って歩けなくて

トイレへ行きたくなるまでトイレはなんだかわからなくて

テレビに話しかけて

眠れなくて

ベッドがなんだかわからなくて

寝るとき横になることを知らなくて

床は外だと思って

肺がたいそうに曇っていて

咳が9ヶ月も続いていて

最近怒らなくなって

最近家も歩かなくなって

外を眺めることもしなくなった

小さなごみを集めてゴミ箱へ入れる

体はかゆい

自宅の風呂は誘いもしない

時計は読める

字幕は読む

字は読む

かわいそうな話や感動する話に泣く



・・・



書ききれない


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祭日

2006-03-21 16:22:48 | 介護
夜、突然上に着ているものを脱いでしまいました。

訳がわかりません。

だから、マクドウウェルのTシャツを着せました。
マクドウウェルに『 マクドウウェルです、80歳になりました』って

写メールを送ったら、どたどたと階段をおりてきたので、

『やあ、こういち君!マクドウウェルじいちゃんは元気だよ。

 マクドじいちゃん!孫のこういち君が来てくれたよ』・・と

難しい演劇を演じました。

マクド『 えっ、こういちくんは 自分の孫ですか』


今日は春分の日で祭日です。

私の仕事は休みで、ジェンギンスも胸が痛いし

デイサービスを今日も明日も昨日もその前も休んでいます。


安静が必要なので散歩も行かず、

今日は一日コタツテーブルに座っていました。

丁度14時間座って、寝てもらいました。


睡眠薬を辞めたので、普通に戻りました。

早く、辞めればよかったです。

お陰で、胸が痛くて気の毒です。


トイレは相変わらず通って、

布団の中で放尿を2回したようです。

オネショではありません。

ちゃんと、パンツの横から出して

布団にするみたいです。


無意識にトイレや外のつもりで排尿しているんでしょう。


わたしは、仕事が休みでも

その洗濯物のしまつ、

イヌの散歩と始末

金魚の世話

十姉妹(じゅうしまつ)のしまつ・・・・パチパチパチ!

花の世話

とにかく生きている物のしまつに追われてるんです。

どうしてみんな私がいなきゃ生きていけないのよ!とプリプリ

しながら、イナバウアーしながらイヌの散歩だ。


母はベッドから落ちた手がいっそう痛くて、

何も出来ず何もさせれない。

なぜ痛いかというと、ジェンギンスが横向いて寝ているところを

直そうとするから。



ジェンギンスを思い通りにしようとするから、しつこインだ。


とにかく、母も最近おかしくなってきたから

今日の夕食は

私がジェンギンスの世話をして

マクドウウェルが母の世話をして食べさせた。


今日の野球は

マクドウウェルは自分の部屋から出てこなかった。

私は最初両親と見ていたんだけれど

我慢できずにホカの部屋でテレビを見た。l


とにかく母の解説がうるさいんだ。

実況中継がうるさすぎる。

意見もはいるし、VTRがながれると、流れるたびに

おなじ実況中継が繰り返される。

テレビニュースもアナウンサーが言う前に

内容を言って意見まで言う。


今、聞いた内容を、ずっとまえから知っていたように

喋ってしまうことは

父が15年前に出てきた症状だ。


母は株をずっとやってるんだけど

株屋に株の説明をしてるんだ。

造船業界のことを父に懇々と説明してるし、

だから、インターネットで株式ニュースを

印刷してあげた。

そうしたら、ぜんぜんみないんだ!

耳やテレビからは情報を取り入れるけれど

活字は一切見れないみたいだ。


母が認知症になったら進行が早いだろうし

こまったことよ



~~~~~~~~~~~
休日診療で父の胸の痛みの原因を知りたかったけれど

病院は遠いし

とうてい、わたしが両親を連れて病院へ行くのは面倒くさかった。

私の役目が終わったら早く死んで楽になりたいです。



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胸の痛み

2006-03-21 16:19:17 | 介護
私は、父の右胸の痛みは肋骨にひびが入っていると判断してます。



あくびをすると、ズキッと痛みが走ります。

咳もくしゃみもだめです。

横になって眠ろうとすると、ズキッと痛みが走ります。

右手で物を取ろうと手を伸ばすとズキっと痛みが走ります。

引き出しを両手で開けるとズキット痛みが走ります。



それなのに、どうしても安静が保てません。



肋骨が折れてるマクドウウェルとおなじ症状です。



なんだったら痛み止めもコルセットも全部揃ってますわ。

しかし、なんでこんなに揃っているかは

スーザンには内緒です。

内緒で骨折してました。

マクドウウェルはたいそうな勢いでフェンスのあみを破って

木々の中を転落して行ったのです。

スキーの板が足から外れなかったら

今頃日記を書いている場合じゃありません。

傷害保険様様です。



で、ジェンギンスがあまりに痛がるので

スーザンはあす、救急をさがして三たび病院へ行きたいと言います。



治療方法がないとは言っても

痛みの原因が肋骨のひびだとわかればそれなりに安心するのです。

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検査結果

2006-03-20 16:13:03 | 介護
近所の医者に私は付き添ったことがありません。

よその病院に変えた方がいいと人々が言うにもかかわらず

母は先生を崇拝しています。



ジェンギンスがあまりに肋骨だか肝臓の辺りを痛がるので

金曜日に検査をして今日の月曜に結果を聞きに行くのです。



月曜に改めてくるように言われるってことは

とうとう肝臓がんになったとかんがえられますから

私が一人で検査結果を聞きに行きました。



痛みの結果は



・・・・・・・

・・・・・・・



けんさしてないか?



多分、母のいう事が先生に伝わっていなかったんだ。



それで、検査結果は



肺のレントゲン・・・すごく汚いって。

            大学病院の先生もたしか、おもわず汚いって

            言ってた。

            綺麗な肺と父の肺を見比べても

            そうとう汚い。

            これが、肺がんによるものか、結核なのか、肺炎な

            のかを見極めていかなければならないと言う。

            見たところ肺がんは無さそう。



血液検査・・・・異常なし。

         1年前のデータも見せてくれて比較してくれた

         返ってよくなっているくらいだという。

         白血球も異常がないから、炎症もおきていない。



痛みの場所のレントゲンが取ってあるかと思ったが

とってなかった。

わたしは肋骨に異常事態が発生してると思うんだけれど、

胸のレントゲンを撮ってしまったから

もうレントゲンは危険だし。

レントゲンで確認できなかったのは残念だ。



肝臓がんは痛みがないので、肝臓がんによる痛みではないと言われた



黄疸は出ていないので肝臓にある石が降りてきた痛みでもない。



胆道の閉鎖もないと考えられる。



したがって、今回の痛みは内蔵ではなく、ふらつきで徘徊している時に

どこかに相当の強さでぶつけたものらしい。



外科と内科でそう言われたから信じるしかない。



食欲もあり、便通もあり、顔色もよく、血液検査結果もよく、熱もない

なら、それは健康だといわれた。

これだけ検査結果がいいなら睡眠もどこかで集中して取れているんだから無理やり寝かせようとする必要もないとのこと。



こんご肺炎になってはいけないので、その点に注意して

健康管理していくのが、この医院の勤めであると

沢山解説していただいた。



両親の健康管理をこの先生にお任せしていこうと

わたしも納得。



過去のデーターも揃っているし

統計的に見て下さっている。

すぐ検査するのは患者のためだったのだろう。



ここで検査した沢山の内容が把握できずにいたけれど

どうやら、健康手帳に貼ってあるらしい。

健康管理がしっかりしているんだと思った。



母から先生が言った事の内容を聞くのと

先生から直接聞くのでは大違いだった。



医療費はかかるけど

この先生に両親をおまかせする次第だ。





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昨夜睡眠薬を中止し、

9日間、睡眠不足のジェンギンスは

夜10時過ぎには寝てくれました。



薬による異常行動はなくなり、

やはり、副作用だった事が判明しましたが

眠れないのはそのままです。



何度も目が覚めるようです。



トイレにも相変わらず通います。



まさに脳の病気です。


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処方薬

2006-03-19 16:11:58 | 介護
ジェンギンス 父



 ウルソ  一日2錠

 バップフォー 一日2錠

 ハルナール 1錠

 ウブレチド  一日2錠

 コリオパン

 ムコダイン  一日3錠

 スピロベント 1錠

 抑肝散    一日3回

 アモパン  



 ホクナリンテープ

 ウレパール

 ロコイド

 ベトノパール



スーザン  母 



 デパス

 メネシット

 ノルバスク

 ザンタック

 バップフォー

 アローゼン

 クラリチン

 ペオン錠

 マーズレン



ヒアレイン

タオチン

リンデロンG



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薬のせいで体を壊す勢いです。

こんなに沢山ある上に

過去に出た準備してある薬もあるので

間違えないわけがありません。



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アルツ・ジェンギンス夫婦の記録

16年間アルツハイマーと戦った父ジェンギンスは2008年2月14日に亡くなりました。壮絶介護→施設入所→胆管癌による死。大切な父の最期の介護記録をここ残しました。 そして、夫を亡くした母は初期認知が進行中です。 年寄りと暮らす苦労を記録中。