↑ 2011/03/20 撮影
[ アブラナ科ナズナ属の越年草 ]
日本では、
各地の日当たりの良い道端や田畑などに
広く自生します。
草丈は、10~40cm。
秋に芽を出し、冬を越して、春に花を付けます。
根出葉は、羽状に深く裂け、ロゼット状で冬を越し、
春になると茎を伸ばし直立します。
茎葉は小形で、柄が無く、浅い波状の披針形で、
基部が耳形に発達して茎を抱き、互生します。
花期は、3~6月。
枝先に総状に白色の十字状花を多数付けます。
果実は、倒三角形で種子を散布し、
こぼれ落ちた種子は秋に芽生えます。
春の七草の一つとしてよく知られ、
七草粥には欠かせないものです。
若葉を、天ぷら・おひたし・あえもの・汁の実などにします。
民間薬として、
全草を利尿・解熱・止血・消炎・鎮痛などに用います。
名は、夏になると枯れることから「夏無(なつな)」、
また花が撫でたいほどに可愛いので「撫菜(なでな)」
などの説があります。
果実の形が三味線の撥(ばち)によく似ていることから
ぺんぺん草・三味線草なども。
別名;ぺんぺん草・三味線草 2011/03/28 撮影
2011/03/31 撮影
2011/03/31 撮影・・・花のなかに扁平な果実
2011/03/20 撮影…外国種?
[ カタバミ科カタバミ属の多年草 ]
ふと見たら、咲いていました。
一昨日は、気配も感じられませんでしたので、
うれしい驚きでした。
深山酢漿草との名札で求めましたが、
外国種のように思われます。
2011/03/05 撮影…冬からの葉
2011/03/20 撮影…葉にかくれていたつぼみ
2011/03/23 撮影…つぼみ
2011/03/28 撮影…花
< 2010 年 > 2010/06/28 撮影