しをり戸

ささやかな庭の山野草と
散歩・旅で出会った草木。 
季語・拙い俳句、
折々の写真などの記録です。

シュンラン の 育て方

2011-03-28 | 栽培のポイント

                                        シュンラン

[ ラン科シュンラン属の常緑の多年草 ] 

 育て方の一例
・耐寒性: 強。  
・耐暑性: 強。
・日照: 半日陰、夏は明るい日陰。  
・植え付け適期: 花後~5月、9中旬~10月。
・用土: 硬質鹿沼土(粒径5~10mm)8・軽石2の混合土、または市販の東洋らん培養土。
・肥料: 追肥…置き肥は、油カスと骨粉の有機肥料、または市販の洋ランの置き肥を控えめ(春の花後と秋に1回)。  
・鉢: 深鉢。
・植え替え頻度: 2~3年毎。
・増殖: 株分け(新芽にバルブを3個ほど付ける)。
・病害虫: ウイルス病や灰色かび病・炭そ病・黒斑病・軟腐病、ナメクジやアブラムシ・ハモグリバエ・カイガラムシ。
・潅水: 表土が乾いたらたっぷり与える・

*
・西日を避け、やわらかい朝の陽射しと風通しの良い場所で、夏は明るい日陰。
・水はけの良い土。
・バルブが半分くらい隠れる深さに植える。
・夏は葉灼けに注意する。
・加湿による根腐れをおこし易すい。
・過肥・濃肥に注意する。
・ウイルス病予防のため作業道具は消毒する。
 
露地植えは、
 半日陰になるやや乾燥気味の落葉樹の下など。
 

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シュンラン ( 春蘭 )

2011-03-28 |  3月 の花たち

                          ↑ 2011/03/28 撮影

[ ラン科シュンラン属の常緑の多年草 ]

日本では、北海道奥尻島~九州、
山地の明るい林床・林縁や丘陵に自生します。
草丈は、10~25cm。
太い根は、地下に浅く長く横に広がるものと
下に伸びるものがあります。
葉は根生し、堅く線形で、縁に細かい鋸歯があります。
花期は、3~4月。
花茎はやや肉質で太く、膜質の鱗片で包まれます。
花は通常茎頂に1個、横向きに付きます。
花径3~5cm、ガク片と側花弁はやや肉質で淡黄緑色~緑色、
唇弁は肉が厚く、白色で濃紅紫色の斑点があります。
古くから鑑賞用に栽培され、色々の園芸品種があります。
根を天日に干し乾燥させ、
粉末をひび・あかぎれなどに使用します。
4~5月の花茎と花を塩漬けにし、
お湯を注いで蘭茶にしたり清まし汁の具にしたり、
また天ぷらや刺身のつま、酢の物などに用います。
名は、春に咲くことから付いたそうです。
別名;ホクロ、ジジババ。


2014/03/18 撮影…花芽
2014/03/19 撮影
2014/03/21 撮影
2014/03/22 撮影
2014/03/23 撮影
2014/03/24 撮影
2014/03/26 撮影
2014/03/29 撮影
2014/03/31 撮影
2014/04/01 撮影
2014/04/04 撮影
2014/04/07 撮影
2014/04/10 撮影
2014/04/12 撮影
2014/04/14 撮影
2014/04/18 撮影
2014/04/20 撮影
2014/0423 撮影
2014/04/25 撮影
2014/04/27 撮影
2014/04/29 撮影
2014/04/30








< 2013 年 >
2013/05/18 撮影…実
2013/06/20 撮影
2013/07/06 撮影
2013/10/19 撮影
2013/11/29 撮影


< 2011 年 >
2011/03/08 撮影…花芽
201/03/15 撮影…ほころび始めた花
2011/03/20 撮影…下むいて咲いている花
2011/04/09 撮影
2011/04/10 撮


< 2010 年 >
2010/04/11 撮影



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トサミズキ ( 土佐水木 )

2011-03-28 |  3月 の花たち

                      ↑ 2011/03/28 撮影

[ マンサク科トサミズキ属の落葉低木 ]

高知県(四国・土佐)の山地の岩場に自生します。
樹高は、1~4m。
葉柄には毛が生え、
葉は、厚みのある卵円形または倒卵円形、
基部が心形で先がとがり、
裏面に軟毛が多く、
縁に浅い鋸歯があって互生します。
花期は、3~4月。
葉に先立ち、淡黄色5弁の花が7~8個、
穂状に垂れ下がります。
雄しべの葯(やく)は紅色です。
花軸には長毛が密生し、
花の基部に包葉が1枚と小包葉が2枚あります。
果期は、10~11月。
果実は褐色に熟し、2裂して、
中から細長い種子を出します。
古くから庭木や盆栽・切り花として親しまれてきました。
名は、土佐に自生が多く見られ、
葉がミズキ(水木)の葉に似ていることから付いたそうです。
別名;ロウベンカ(蝋弁花)

 2011/03/23 撮影


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ユキヤナギ ( 雪柳 )

2011-03-28 |  3月 の花たち
                    ↑ 2011/03/23撮影
[ バラ科シモツケ属の落葉低木 ]

中国原産説と自生説があります。
日本では、
本州関東以西~九州の
川岸の岩場などにやや稀に野生化または自生します。
樹高は、1~2m。
枝は細く、地際から群出し、弓なりに垂れます。
葉は、披針形で縁に細鋸歯があり、
柳のように細く小さく、互生します。
花期は、3~4月。
前年枝の葉腋に白色の小さな5弁花を数個ずつ付け、
枝のほとんど全体を花で満たします。
古くから庭木・生け花などに広く利用されています。
中国原産で渡来し、栽培されていたものが野生化した、
という説もありますが、
日本原産とも考えられています。
名は、雪のように白い花を多数付け、葉が柳に似ている
ことによると言われます。
別名;コゴメバナ(小米花)・コゴメザクラ(小米桜)・コメヤナギ(米柳)・フンセツカ(噴雪花)・エクボバナ(えくぼ花)

葉が出るのと共に真っ白な花が枝にむらがり咲いて、
さながら雪が降り積もったようです。
小米花という名のように米粒ほどの花弁の容をしています。
しなやかな枝が風に吹かれている様子には趣があります。
丈夫でよく増えるので掘り上げて鉢植えにしています。


  2011/03/23 撮影・・・つぼみ
  2011/03/28 撮影


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都立・善福寺公園 (ぜんぷくじこうえん) ・・・「東京都杉並区」 < 3月 >

2011-03-28 |  雀の足あと ・・ 春

                        ↑ 2011/03/25 撮影

善福寺池を中心とした公園で、
かっては湧水量も多く水も澄んでおり、
貴重な水源でした。
近辺には武蔵野の雑木林を思わせる木々も多くあり、
野鳥や草花も豊富な公園であす。
面積は78,622㎡で、 中心となる池が上の池 ・下の池
合わせて約3万7千㎡です。
上の池は、広々としていてボート遊びも出来、
島には弁財天が祀られています。
源頼朝が奥州征伐に向かう途中で「遅の井」と命名したという泉が
現在は凅れてしまったので、井戸水をポンプで汲みあげ、
「遅の井の滝」として復元しています。
下の池は、葦や睡蓮などの水生植物が育ち、
自然に富んでいます。
善福寺池を水源とする善福寺川は、
下の池の美濃山橋から始まり、
杉並区を北西から南東に貫くように流れて、
神田川に合流します。
善福寺公園の名は、
池のほとりにあった寺の名前に由来しますが、
寺は江戸時代に廃寺となっています。
現在近くにある「善福寺」は、古くは福寿庵と言う名の寺で、
後年地名をとって改名したとのことです。

久々の外出。
辛夷の花の白が目にしみ、
土佐水木の花は見ごろを迎え、
連翹(れんぎょう)の花も咲いていました。
木の枝には、ゴイサギが数羽、
じっと止まっていました。
キンクロハジロ・オナガガモ・カルガモ・シラサギなど、
生き生きとしていて、
春を実感しました。

            2011/03/25 撮影
…トサミズキ
…コブシの花とカモ
…幼鳥 (名?)
…ムクドリくらいの大きさの鳥
…水のきれいなところのコイ




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