しをり戸

ささやかな庭の山野草と
散歩・旅で出会った草木。 
季語・拙い俳句、
折々の写真などの記録です。

カキラン の 育て方

2016-07-04 | 栽培のポイント

                                  カキラン  

[ ラン科カキラン属の多年草 ]

育て方の一例
・耐寒性: 強。  
・耐暑性: 強。
・日照: 日向午後の西日は避ける。
・植え付け適期: 3月上旬~4月中旬。
・用土: 硬質鹿沼(小粒)7・軽石砂3 の混合土、表面にミズゴケなどを敷いて湿度を保つ。
     またはラン専門用土にミズゴケ粉を約20%混合。
・肥料: 追肥…置き肥は、油カスと骨粉などの固形肥料を少量(花後と秋、1回)。
                液肥は、ラン用液体肥料の1000倍希釈液(芽出し~枯れるまで、月に2~3回)。
・鉢: 中深鉢。 
・植え替え頻度: 2~3年毎。
・増殖: 株分け(芽が数個付くように)。実生。
・病害虫: ほとんど被害はない。
・潅水: 表土が乾いたら水たっぷり与える。
 
*
・午前中の日に充分当てる。
・湿地性で乾燥に弱いので、水切れに注意。
 特に春の芽出し頃は水をほしがる。
・真夏は葉灼けをしない様に、明るい日陰に置く。
・冬の休眠期も乾かない程度に湿り気を与え、強い凍結や霜を避ける。
・地下茎は5㎝程度の深さに埋める。
・露地植えは湿潤で明るい場所に植える。
・地上部のある間は液肥を定期的に与える。
 

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カキラン ( 柿蘭 )

2016-07-04 |  6月 の花たち

                                         ↑ 2016/06/09 撮影        

2016/06/16 撮影


[ ラン科カキラン属の多年草 ]

日本では、
北海道~九州にかけて
山野の日当たりのよい湿地に自生します。
草丈は、30~70cm。
節のある地下茎を伸ばし、多数の細い根を出して、
分岐したその先に翌年の芽を形成します。
茎は円柱形・緑色で下部が紫色、無毛です。
葉は、狭卵形で長さ5~10㎝、幅2~4㎝、
質は厚く深緑色、脈がはっきりして、基部は短い鞘状になり茎を抱きます。
葉は茎頂部に向かうほど小さくなり、5~10枚を2列に互生します。
花期は、6~7月。
茎上部に黄橙色の花を5~10個ほど付けます。
3枚の萼片は長卵形で先が尖り緑褐色、
2枚の側花弁は卵形で黄橙色(柿色)、
ともに長さは1.2~1.5㎝です。
唇弁は上下2唇に分かれ、
上唇は黄色の地に紅紫色の細い筋があり、
下唇の形は矢印状で内側に湾曲します。
名は、花の色が柿色なので付いたそうです。
別名 ; スズラン(鈴蘭)

小さな目立たない花ですが、
心惹かれる
落ち着いた風情があります。


2016/04/29 撮影

2016/04/30 撮影

2016/05/02 撮影

2016/05/05 撮影

2016/05/12 撮影

2016/05/15 撮影

2016/05/22 撮影

2016/05/28 撮影
2016/05/29 撮影

2016/06/01撮影


2016/05/04 撮影


2016/06/09 撮影



2016/06/11 撮影

2016/06/16 撮影


2016/06/22 撮影


2016/06/24 撮影

 2016/06/25 撮影



<  2021 年  >
2021/06/05 撮影…カキラン

〃…カキランのオレンジ花

2021/06/25 撮影…実


<  2022 年  >
2022/05/29 撮影

 


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