↑ 2018/01/02 撮影…カマキリの卵
草庭は、
「栽培環境に適した山野草を植えて、四季の移ろいを楽しのめる庭」
「自然農法を参考に、微生物によつて地力を高め、病虫害に強い草花の生育」
「手のかからない庭」
を目指している、ささやかな庭です。
日当たりや風通し、水はけや水持ちなど、
その草花に適した環境条件を考えると、
自ずと栽培できる草花の種類は限定されます。
草花が陽光や雨風の恵みをうけて、
遮光や風除け・雨除けなどの対策が不必要であることを考慮し、
東京の風土に合った草花達の安定、健全な生育を心掛けたい
と思っています。
生物の多様性やそれらとの共生と言うことも大切に考え、
自生地の生態系に近づけた環境にしてみたいと思い、
周辺の植物を参考に混植を試みています。
夏は半日陰になるように雑木を何本か植えていますが、
山草のためにはもう少し大きな落葉樹が欲しいところです。
冬になると落ち葉(落葉広葉樹)の代わりに腐葉土を撒いています。
有機農法を参考にしてきましたが、
これからは自然農法の方向に時間をかけて転換していきたいと思っています。
「草庭の花壇」は、山草と野草の2つのコーナーに分けて、
花壇の用土を通り道より少し高くしています。
・山草コーナーは、林床の植物に適した用土で、
山野草の土と同じものを客土しています。
[硬質赤玉土5・硬質鹿沼土4・軽石2の混合土 ]
・野草コーナーは、平地の植物に適した用土で、
掘り上げた黒土に、堆肥や腐葉土を3割ほど混ぜ込んでよく天地し、
水はけを良くよるために赤玉土や鹿沼土なども混ぜています。
草庭の居候猫
2018/01/03 撮影…さびちゃん
愛称:さびちゃん
年齢:不詳
性別:雌
皆に愛され、皆を癒します。
門で家人のお見送り・お出迎えをします。
ネズミ捕りが上手です。
困っていることは、
守宮や小鳥などを捕ること、
花壇で糞尿をすることです。
さびちやんが草庭に居着いてからの句 ・・・・・・みなみ
・遅き日の濡縁猫の寝てをりぬ
・瞬きを猫と交はして菊日和
・鰯雲猫の行方を捜しつつ
・黄落や仔細ありげな顔の猫
・この猫の出自わからず小春なる
・猫の背に十一月の日のぬくみ
・金色に猫のかがやく冬日かな
・日向ぼこ二人に猫も加はりて
草庭の居候猫は、
多い時には5匹ほどいましたが、
今はさびちゃん1匹です。