しをり戸

ささやかな庭の山野草と
散歩・旅で出会った草木。 
季語・拙い俳句、
折々の写真などの記録です。

1月の草庭

2018-01-13 | 2024年・2018年の草庭

                          ↑ 2018/01/10 撮影…1月の佇まい                                        2018/01/10 撮影…バイカオウレン

〃…スイセン

 

< 山草のコーナー >…2018/01/10撮影
  …ヒトリシズカ・イカリソウ・フタバアオ・オダマキ・ヤマオダマキ・イチリンソウ・ニリンソウ・シキンカラマツ・フタリシズカ・オモト・イワシャジン・ユキワリソウ・ミヤコワスレなど。

 …クマガイソウ・シライトソウ・チゴユリ(白と赤花)・ミヤマウズラ・エンレイソウ・オオバナヱンレイソウ・ヒトツバショウマ・ツクシカラマツ・コセリバオウレン・バイカオウレン・夏エビネ・セツブンソウ・カタクリなど。 ヤマエンゴサク・シュンラン・ネジバナ・カキラン・イチリンソウ・イワヒバなど。   

…キンラン・ササバギンラン・シュンラン・ヤマシャクヤク・フウチソウ・フクジュソウ・キクザキイチゲ 

…ヤシュウハナセキショウ・ヤマシャクヤク・ミヤコワスレ・ヤマドリゼンマイ・サクラソウ・ヒメシャガ・イズイ・ダルマギク・スミレ・スミレサイシンなど。 

…フクジュソウ・ミセバヤ・ヒメカンゾウ・シャガ・アサギリソウ ・フクジュソウ・ミチノクヒメユリ・ハマトラノオ・トウテイラン・イブキジャコウソウ・ホトケノザ・ネジバナ・クラマゴケ・スミレなど。 

…ショウジョウバカマ・カタクリ・レンゲショウマ・キレンゲショウマ・ホウチャクソウ・イカリソウなど。

 

寒の草花たちは、
眠っているかのように春を待っていますが、
その中で、梅花黄連が健気な花を、
水仙が凛とした花を、咲かせています。
短命な春咲き植物(スプリング・エフェメラル)たちは、
もう地中で発根を始めています。
草庭の山草コーナーでは、
ユリ科のカタクリ・ショウジョウバカマ、
キンポウゲ科のセツブンソウ・フクジュソウ・ユキワリイチゲ・
キクザキイチゲ・アズマイチゲ・イチリンソウ・ニリンソウ、
ケシ科のヤマエンゴサク、
などが植わっています。
早春、落葉広葉樹の芽吹き前に芽を出し、
春に開花して種子をつくり、
初夏の樹木が茂る頃には地上部が枯れて休眠し、
翌年また芽をだします。
昨年色々と植え替えましたので、
今年も元気な姿を見せてくれればと思っています。

 

今年の草庭は、
大好きだった椿や茶の花を見る事が出来ません。
それは、チャドクガの発生による毒針毛(どくしんもう)の被害(アレルギー)や、
薬剤散布による体調(過敏)への影響が、
年毎に重くなつてきたので、
仕方なく昨年ツバキ科の木や枇杷の木など、
大小7本を処分したからです。
椿の密を吸うヒヨドリやメジロの姿を見ることが出来ず、
寂しくなってしまいました。
チャドクガの卵が葉裏に付いてる時や幼虫が葉の一箇所に固まっているのをを見つけては、
取り除くように心掛けていたつもりですが、
高い枝などに行き届かないところがあったようです。
無農薬を理想として、
なるべく殺虫剤や消毒薬などを使わないで、
かわりに木酢液や炭などを使用していましたが、
どうしても薬剤の散布での対応が必要になることもありました。
小鳥やカエル・ヤモリ・カマキリ・クモ・テントウムシなどにとって、
居心地の良い庭にしたいと思っています。

 

草庭でのツバキ科の句 ・・・・・・みなみ。
・玉椿白寿の母となりたまふ
・奥の間はあるじの書斎藪椿
・父の忌のやさしき雨に沙羅の花
・茶の花暮れて母の香の衣をたたむ
・日だまりの小鳥の好きな枯木かな

 

< 飛び石の辺り >
…カキラン・サイハイラン・イチリンソウ・ネジバナなど。

…ヤマブキソウ。

…イワヒバ・セッコク・ツワブキ・タマリュウ・フウチソウなど。

 …カンアオイ

…マイズルソウ

…ギボウシ・アズマイチゲなど。

…ユキワリイチゲ・ミヤマオダマキなど。

…コチャルメルソウ。

…カントウタンポポ・シロバナタンポポ・ヘビイチゴ・カンギク・センボンヤリなど。 

…ヤブレガサ・ミズヒキソウ・タチツボスミレなど

 

< 塀際の野草コーナー >
…エビネ

…ガンセキラン

…カンノンソウ・オモト。ハラン・センリョウ・ヤブラン・ヒゴスミレなど。

…タイワンホトトギス・ウラシマソウ・ユキモチソウ・オモト・テンニンソウ・など。

…ホトトギス・ヤマホトトギス・ヤマジノホトトギス・シロバナホトトギス・キバナホトトギス・スミレなど。

…オドリコソウ・ユキザサ・レンプクソウなど。
ほかに、
ニリンソウ・シラン類・キョウカノコ・ヒメカンゾウ・ユキノシタ・ギボウシ類・アマドコロ・イカリソウ・ススキ・ミョウガ・フキ・ツワブキ・コオニユリ・ヤマユリ・ソバナ・ノビル・ミツバ・オニヒカゲゼンマイ・ギョウジャニンニクなど、
植わっています。

 

< 鉢植え >
…繫殖力の強い草花や草丈の高くなる草花、適した場所がない草花、外来種など。

 

1月1日~1月末日まで の花と芽 

2018/01/10 撮影

2018/01/12 撮影

 2018/01/10 撮影…ヤマシャクヤク

2018/01/17 撮影…バイモ

 

 


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2 コメント

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山野草楽しみです。 (メリッサ)
2018-01-13 17:56:49
沢山の山野草を育てておられるのですね。
もう梅花黄蓮が咲いたのですね。
こちらは、3月中旬ぐらいに咲きます。
沢山の草花、咲いたらブログ更新して下さい。
楽しみにしております。
返信する
お早うございます (みなみ)
2018-01-15 08:54:49
メリッサ様
コメントありがとうございます。

この梅花黄連は、躑躅の下の霜や冷たい風が当たらない場所に植わっているので、きっと早く咲いたのだと思います。
他の所に植わっている梅花黄連は、まだ花芽の出る気配もありませんが、今年はいつ頃咲き出すのでしょうね。
花の少ない時期に咲いているのを、とても愛しく思います。
返信する

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