↑ 2017/03/10 撮影
[スミレ科スミレ属の多年草 ]
北海道西南部~本州にかけて、
日本海側の落葉山林内などに自生します。
草丈は、5~15cm。
地上に茎は無く、
太く長い地下茎には節が多く、やや横に伸びます。
根生葉は長い柄を持ち、長さ3~8cmの心円形、
先が尖って光沢があり、縁には鋸歯があります。
表裏とも緑色でほとんど無毛、束生します。
葉柄から托葉が離生します。
葉は花後に大きくなります。
花期は、4~5月。
花は、確りした花茎の先端に、淡紫色径2~2.5cmの花を付けます。
花弁には厚みがあり、
距は太く短く、
唇弁の中央部に紫色の筋が入り、
側弁の基部には毛がありません。
果実は、果(さくか)です。
花が白色のものをシロバナスミレサイシン(白花菫細辛)と呼びます。
葉の細長いものはナガバノスミレサイシン(長葉の菫細辛)と呼ばれ、
本州福島県以西~九州の太平洋側に分布し、
花は白色~淡紫色で、側弁は無毛です。
菫細辛の根はトロロのようにして食用にします。
名は、葉がウスバサイシンに似ているので付いたそうです。
以前に購入したものと同じく、
園芸店での名札は「スミレサイシン」となっていました。
以前のものは、
多く流通しているアメリカスミレサイシンだったようですので、
今回は日本の菫細辛だといいと思っています。
2017/03/10 撮影
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2017/03/14 撮影
< 以前に植えたスミレサイシン >
図べ鑑で調たところ、
花の姿から外来種の
アメリカスミレサイシン(亜米利加菫細辛)のように思われます。
2014/03/31 撮影
2014/04/01 撮影 〃
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2014/04/02 撮影 〃
2014/04/04 撮影 〃
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2014/04/05 撮影 〃
2014/04/06 撮影
2014/04/07 撮影
2014/04/08 撮影
2014/04/10 撮影
2014/04/12 撮影
2014/04/15 撮影
< 2011 年 >
2011/04/04 撮影
2011/04/10 撮影