11月10日(水曜日)、スカイアリーナ(箕面市立第一総合運動場市民体育館)で豊能地区3市2町(箕面市、豊中市、豊能町、能勢町、池田市)による合同防災訓練が、大阪府、大阪市、陸上自衛隊、箕面警察署などの28関係機関の参加もあり実施されました。
この3市2町合同防災訓練は、平成13年度から始まり、今回でちょうど10回目の節目となります。
また、平成18年度からは、職員の災害時における意志決定能力の向上と防災関係機関との相互連携を目的に、図上訓練方式により訓練を実施しています。
訓練では、大阪北部を震源とするマグニチュード7.6、各市町震度6弱から7の直下型地震が発生し、各市町では既に災害対策本部が設置されているという想定で、倉田哲郎箕面市長の訓練開始宣言で図上訓練が開始されました。
図上訓練では、訓練参加者であるプレイヤーと進行を管理するコントローラに分かれ、予想される災害時の状況、事案等を記述した「状況付与カード」に沿って進行しました。
コントローラは、時間を追って、仮想の被害状況(倒壊家屋・火災・死傷者など)をプレイヤーに提示(状況付与)し、プレイヤーは、提示された状況を受けて、与えられた役割に応じて対応活動を行いました。
今回の訓練では、各機関が把握している情報や対策状況などの動きが分かるように、各市町・防災関係機関にホワイトボード等を設置し、見学来場者のかたにも被害状況や対策状況を確認いただけるようにしていました。
また、災害時避難所であるスカイアリーナに約600人の被災者が避難している想定で、地元自主防災組織の代表として『半町(はんじょ)防災会』のみなさんが非常食炊き出し訓練を実施してくださいました。
<いざというときのために、みんなで協力して訓練するのって、とっても大事だよね。モミジーヌも避難場所の確認や防災用品の準備をしておこう。