7月9日(月曜日)、箕面小学校で児童たちによる「みのお山麓保全ファンド募金」の応援が行われました!
体育館で行われた朝の会で、
まず、校長先生から柿の木のお話。
この木は、箕面小学校のシンボルとして知られていた
樹齢130年の柿の木で、在校生だけでなく、卒業生、教職員のかたがた、
地域のかたからも大事にされていた箕面小の象徴だったそうです。
その柿の木が寿命を迎え、
伺った朝の会の前日(7月8日(日曜日))に、多くの人に見守られる中、
切り倒す作業が行われた、という内容でした。
校長先生のお話の後、各委員会からお知らせの伝達があり、
その中で、「みのお山麓保全ファンド募金活動」のお知らせも行われました。
箕面小学校では、「福祉委員会」(児童会活動の委員会のひとつ)が中心となって、募金に取り組みます。
さて、この募金の内容というものが、箕面市独自の取り組み!
「みのお山麓保全ファンド」とは?
みなさんもご存知のように、みどり豊かな山なみを抱える箕面市。
このみどりはかけがえのない貴重な財産です。
ただ、間伐や管理をせずに放置すると、木々が密生し、山の荒廃を招くのも事実です。
山が荒れてしまうと、樹木が十分に成長できず、倒木などが起こったり、さらには、土砂崩れなどの自然災害も起こりかねない状態となってしまいます。
そのため、山の荒廃を未然に防ぎ、箕面の山のみどりを守るための取り組みとして、箕面市では「みのお山麓保全ファンド」を応援しています。
山を守るための清掃活動や、保全活動(間伐作業)などへ
「みのお山麓保全ファンド」の資金が活用されています。
ただ、近年、そのファンド資金が減少…。
箕面の財産である山なみを、次世代に残すため、色々なイベントなどで、寄附を募っています。
その活動に、今回箕面小学校も参加!
そして、その内容を伝えるため、
特別ゲストとして、箕面のゆるキャラ「滝ノ道ゆずるくん」も登場!
児童のみなさんに、みどりを守る大切さを伝えるお手紙を届けてくれました!
みどりが減ると、地球の温暖化や様々な環境変化が起こること、
身近なみどりのために、自分たちができること、
みどりを日頃から見守る大切さがゆずるくんからのお手紙に書かれていました。
日頃から、学校のみどりを大切にし、
アサガオなどのお花を育て、地域にプレゼントする活動を長年続けている、箕面小学校。
130年もの間、柿の木を大事にしてきた
みどりを守り育てる心は、脈々と受け継がれています!
今回の募金活動の取り組みを通して、
より一層、身近なみどり、地域のみどりの大切さを、
感じる機会となってくれればと思います。
また、こういった活動がされていることを、
もっと多くの人に知ってもらえればとも思う、朝の会でした。
(箕面小学校の児童たちが書いた柿の木への手紙!)
ちなみに、130年で寿命を迎えた箕面小学校の柿の木ですが、
その子孫が、種や挿し木から成長し、
校内の中庭で大事に育てられています!
みどりを守り、育てることが、確実に受け継がれていることを
実感できました。
箕面市立箕面小学校のブログ
7月8日←柿の木の話題
7月10日←みのお山麓保全ファンドの話題
箕面のみどりを守る活動に取り組んでいる団体
みのお山麓保全委員会
(箕面のみどりに興味がある方はHPをご覧下さい!)
箕面市役所のみどりへの取り組み
箕面市役所HP-ビジネス-みどり
<箕面はみんなに自慢できるみどりがいっぱい!モミジーヌもみどりを大事にしているよ!