箕面市の北部の止々呂美は特産の実生ゆずの産地で、毎年たくさんのゆずが収穫されています。7月18日(水曜日)、止々呂美ゆず生産者協議会(会長 尾上 喜治氏)のゆず農園の土づくりを支援するため、箕面市環境クリーンセンターからゆずの「しぼりカス」をリサイクルしてつくった堆肥が試験的に提供されました。
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堆肥を生成した箕面市環境クリーンセンター環境整備課では、学校給食残渣(食べ残し等)や校庭剪定枝から堆肥を作っています。今年度は、昨年、ゆず生産者協議会が出荷したゆず6トンの加工の際に排出された搾りカスも再資源化し、堆肥化をはじめました。そのうち、500キログラム(5キロ×100袋)が試験的にゆず農園に提供されました。
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土壌改良剤となる堆肥は、追肥として、根っこから1メートル以上離して、樹形に沿った形で円形にまかれました。有機性廃棄物の再利用なので環境にも優しい取組です。
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止々呂美では、ゆず農家の皆さんが、12月の出荷に向けて 年間を通じて樹木や果樹園の管理をされており、ゆず生産者協議会では収量向上に向けた枝木の剪定などの手入れにも積極的に取り組んでいます。
手入れがされないままのゆずの木は、トゲのある枝木が混み合い高木化して収穫が困難になります。剪定は、上に向かって伸びている枝を切ることで木が上に伸びないようにし、花芽を大事に残しながら実を穫りやすいように調整します。
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2年前にゆず農家が集まり剪定の実習研修を行った樹木には、葉と葉の間に明るい陽光と風がそそぎ、たくさんの青柚子が実をつけていました。この青柚子はもう1カ月ほどすれば朝市でも出荷されます。
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ゆずの収穫は12月です。箕面市では、2年前からゆず収穫サポーター隊を編成して、ゆずの収穫の応援をしています。昨年度は15名のかたがサポーターに参加していただきました。
ゆずの産地の取組を応援してみたいかたは是非ご参加ください。
<今年も豊かにゆずが実るかな。