7月20日(金曜日)午前9時から、箕面市立第四中学校(浅井隆志校長、生徒数662人、石丸1-17-1)で、インターネットでのトラブルを未然に防ぐため、携帯を持つ全ての生徒がフィルタリング(有害なサイトへのアクセス制限)を利用するという「フィルタリング100パーセント宣言」を、生徒会とPTAが行いました。
宣言の前に、生徒を対象に募集していた標語コンクールの入賞作品が発表され、入賞した生徒には、倉田哲郎箕面市長や森田雅彦教育長らから表彰状が授与されました。
また、箕面をホームタウンとするサントリーサンバーズの荻野正二(おぎのまさじ)ヘッドコーチからは、選手のサイン入りユニフォームの副賞がプレゼントされました。
その後、生徒会副会長の杉本結菜(すぎもとゆいな)さんが「私たちはだれもが人を傷つけない、傷つけられないために100パーセントの生徒がフィルタリングを活用する」と宣言。
現在18歳未満の青少年が使用する携帯電話等にはフィルタリングが義務付けられていますが、保護者の同意があれば解除できることから、保護者を代表してPTA会長も一緒に宣言を行いました。
今回の取組みは生徒会の発案で始まったもので、生徒会長の小東あかね(こひがしあかね)さんは「友人との連絡はいつもメールで行うなど、携帯などはとても身近なものですが、私の周りでもインターネットの書き込みで傷つけられる子がいて、その使い方に不安がありました。この取り組みを、四中だけでなく箕面市内にも広げていきたいです」と話しました。
標語コンクールは、インターネットの使い方やフィルタリングの必要性を生徒ひとり一人に身近な問題と考えてもらうため生徒会が募集を行いました。全校生徒からは、242点の応募があり、最優秀賞、優秀賞が決定しました。
今後は、夏休みに美術部の生徒らが標語にちなんだポスターの原画を作成。2学期には、100枚のポスターを印刷し、市内の中学生や保護者に見てもらえるよう市内各所に掲示し、啓発活動を広げていく予定です。
【標語コンクール入賞作品】
●最優秀賞(箕面市長賞)
「身の危険、守ろう、気付こう、フィルタリング」 (1年 竹田 聖さん)
●優秀賞(箕面市教育委員会教育長賞)
「どうしよう・・・。そうなる前にフィルタリング」 (2年 飯山 友衣名さん)
●優秀賞(萱野東小校区青少年を守る会会長賞)
「人の闇 進入禁止の 防御術!」 (3年 納富 裕一さん)
●優秀賞(豊川南小校区青少年を守る会会長賞)
「危ないよ サイトの裏に ひそむかげ」 (2年 山崎 文徳さん)
<モミジーヌは携帯電話は持ってないけど、これから夏休みだし、いろいろ考えよっと!