昨年9月1日より桃園市(台湾)において開催された「第9回アジア武術選手権大会」に日本代表として出場された別当響さんに、2月28日(火曜日)、倉田哲郎箕面市長から箕面市長表彰が贈られました。
なお、別当さんの市長表彰は今回で2回目となります。
別当さんはアジア武術選手権大会は初出場となりますが、4年前のアジアジュニア武術選手権大会において長拳・棍術で金メダルを2つ獲得されています。
今大会では、1種目目の棍術は緊張から思うような結果が出せなかったそうですが、3種目目の刀術については5位という結果に「完璧にやりきりました」と話されました。しかし「うまさだけでは上位になれない」とも話され、上位の壁の厚さを実感されたそうです。
別当さんはもうすぐ大学を卒業されますが、進路について伺ったところ、「ジュニアで2冠を獲得しましたが、シニア大会は今回が初出場。日本代表としての人生は今始まったばかりなので、ここでやめたくない」との思いから、今年の1月から大阪府武術太極拳連盟の事務所で事務の仕事とコーチの仕事に携わりながら、選手としてトレーニングに励まれています。
「大阪のチームは全国でも強いので、人が集まってきます。そこでコーチをやらせていただいていることは、やりがいもあり、とても誇らしいことです」と話されました。
「武術はNHKでも放送されましたが、まだまだ認知はされていないので、まずは選手としてよい成績を収め、今後は連盟の職員として武術の普及に努めたい」とのことでした。
そして、「アジア武術選手権大会での課題を埋めるためトレーニングを積んできたので、その成果を8月のユニバーシアードで発揮したい」と意気込みを話されました。
倉田市長は、「これからは代表として、業界を背負って頑張ってください。ユニバーシアードに出場されましたら、是非報告にいらしてください」と激励しました。
<別当さん、おめでとうございます!ユニバーシアードでもがんばるモミ!