令和6年9月18日(水曜日)、今年の夏に開催されたパリオリンピック男子バレーボールに出場したサントリーサンバーズ大阪所属の小野寺太志(おのでらたいし)選手と髙橋藍(たかはしらん)選手が、原田亮箕面市長を表敬訪問しました。
サントリーサンバーズ大阪は、大阪市をホームタウンとし、昭和48年の結成当時はサントリー箕面トレーニングセンター体育館(箕面市石丸2-11-1)を活動拠点としていたバレーボールチームです。また平成18年から「箕面っ子をまもるサポート隊」として市内の犯罪防止の啓発活動や、市立中学校でバレーボール教室を行うなど、箕面市でも幅広い活動を行っています。
令和3年10月には、本市と包括連携協定を締結し、ふるさと寄附金返礼品として、練習の手伝いなどを通して選手とふれあえる体験プランを現在も継続して提供していただいています。
7月27日に開幕したパリオリンピックの男子バレーボールは、8月10日に決勝戦が行われ、開催国のフランス代表がポーランド代表を3-0で下し、2021年の東京五輪に続き大会2連覇を達成し、幕を下ろしました。
日本代表は、準々決勝でイタリアと対戦し、第1、第2セットを先取し、準決勝進出に王手をかけるも、第5セットまでもつれ込み、最終セットは15-17で惜しくも敗れ、大会結果は7位となりました。
小野寺選手は、宮城県出身の28歳で、高校1年生だった2011年の全日本バレーボール高等学校選手権大会でレギュラーとして出場し、翌2012年のアジアU18バレーボール選手権のメンバーに石川祐希選手らとともに選出され、銅メダルを獲得しました。2014年に東海大学に進学し、東京オリンピックの強化指定選手で構成される「Team CORE」のメンバーに選出されました。2015年に日本代表に初選出されると、その後も日本代表に選出され、2021年の親善試合である東京チャレンジ2021では、不参加の石川祐希選手に代わって日本代表の主将を務めました。2023年6月からは、サントリーサンバーズ大阪の一員となり、昨年のVリーグ優勝にも大きく貢献しました。
髙橋選手は、京都府出身の23歳で、高校3年生だった2020年の全日本バレーボール高等学校選手権大会で優勝し、同年に日本代表に初選出されました。その後も日本代表に選出され、イタリア・リミニで行われたネーションズリーグ2021では、チームトップの得点を決めるなど、日本代表に欠かせない選手へとなっていきました。1年延期された東京オリンピックには、チーム最年少で出場し、オリンピック後はイタリア・セリエAのパッラヴォーロ・パドヴァに移籍し、2023-24シーズンまでイタリアでプレーしていました。2024年7月からは、サントリーサンバーズ大阪の一員となり、兄である髙橋塁選手とは高校1年生以来のチームメイトとなりました。
市長表敬訪問は、市役所本館2階の特別会議室で行われ、原田市長は「オリンピック出場お疲れ様でした!」と労いの言葉をかけました。
小野寺選手は「箕面市の皆さんを含めて日本全体から応援していただいているのが、とても伝わる大会でした。メダルは獲得できませんでしたが、4年後のロサンゼルスオリンピックに向けて一人一人がレベルを高めて望めるようにしたいです。」とオリンピックの感想を話し、「今シーズンからはSVリーグに変わり、今までよりもレベルが上がった試合が展開されると思いますので、我々も優勝できるようにチーム一丸となって戦っていきます。」と今シーズンの意気込みを話しました。
髙橋選手は「オリンピックは悔しい思いで終わりましたが、箕面市を含めて日本全体から応援メッセージをたくさんいただいたので背中を押されましたし、オリンピックは勝ち負けだけではなくて、色んな方々に感動や勇気を与えられることを改めて感じました。」とオリンピックの感想を話し、「イタリアでプレーしていたので、日本でプレーするのは初めてですが、チームとしては優勝目指して、SVリーグを盛り上げていくためにも、箕面市を含めてたくさんの方々とSVリーグを盛り上げて行けたらいいなと思っています。」と日本でプレーする意気込みを話しました。
サントリーサンバーズ大阪の栗原圭介(くりはらけいすけ)ゼネラルマネージャーは、「オリンピックは箕面市の方々を含めて国民の期待をかなり背負っていたと思います。悔しい結果に終わりましたが、この悔しさを来月から始まるリーグで晴らしてくれると思っています。」と話しました。
【お問い合わせ先】
箕面市 市政統括 箕面広報室
電話:072-724-6716
<これから箕面市をよろしくモミ~!