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難病「拡張型心筋症」のるいちゃん、心臓移植へ!渡米前にご両親が来庁されました

2013年11月20日 | こんなことがありました!

箕面市在住で難病「拡張型心筋症」を患う杉本類ちゃん(1歳)が、アメリカで心臓移植を受けるため11月26日(火曜日)に渡米することが決まり、11月20日(水曜日)るいちゃんのご両親が箕面市役所に報告に来られました。

(最近のるいちゃんの様子)

るいちゃんは生まれつき心臓が悪く、生後3か月で拡張型心筋症を発症しました。その後、補助人工心臓の装着手術を受けましたが、補助人工心臓は心臓移植までの短期的な処置で、早急な心臓移植が必要な状態です。
そのため、箕面市と箕面市教育委員会では、るいちゃんが海外で早急に移植手術を受ける以外に助かる方法がなく、短期間で募金を集める必要があること、市民では極めて稀なケースであることから、幼い命を救うため市としても支援するべきであると判断し、救う会の募金活動に全面的に協力しています

9月3日には、箕面市ライオンズクラブや箕面市社会福祉協議会、市の公共施設に設置している募金箱などから集まった約150万円を、るいちゃんのご両親にお渡ししました。
11月19日現在、寄せられた募金が約1億5千万にまで達し、医療費と渡航費の目途がたったことから、るいちゃんの容態等を考慮し渡米することを決断されました。渡米後は、テキサス小児病院に入院し、ドナーを待ちます。通常2~3か月でドナーが見つかり、手術を受けられるそうですが、手術後、約半年ほどは治療に要する見込みです。

市役所に来庁されたるいちゃんの父・杉本智広さんは、渡米の報告をするとともに「ここまで支援していただいて、ありがとうございました。るいが箕面に生まれて、本当によかったと思います。補助人工心臓をつけて以降るいの容態は比較的安定しており、最近は立ち上がるような仕草もできるようになりました。早く兄弟一緒に走り回る姿が見たいです。」と話されました。

報告を受けた箕面市の倉田哲郎市長は、「まずは一日も早くドナーが見つかるといいですね。アメリカでの滞在は長く大変だと思いますが、私たちも日本から応援しています。来年、るいちゃんが元気な姿で帰国されるのを待っています。」と話しました。

なお、目標金額の1億9000千万にはまだ到達していないため、「るいちゃんを救う会」では、引き続き募金を呼びかけています。

 

「るいちゃんを救う会」事務局
箕面市箕面6丁目5-40カームヒル箕面404号
電話・ファックス:072-724-2305(受付10時~16時)
ホームページ:http://www.rui-chan.net/

<るいちゃんに1日も早くドナーが見つかりますように☆元気になって帰ってきてね!

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