歳を重ねると楽しいとか賢くなるとか・・・・みんな戯言なんだよ。

感じるままに、赴くままに、流れて雲のごとし

ケジメは大切なんだ。誰もがこれは僕の責任だ…と思えばいい。

2017-11-10 | 映画
誰にも迷惑をかけずに生きていくのは難しい。
ましてや、あっちの世界で生きてる人たちにとっては。

「アウトレイジ・最終章」を観た。

表の世界があるのであれば裏の世界もある。
人並みに扱われない人々が集まって作り上げられた世界。だから規律は半端なく厳しい、死ぬことを賭けないと生きていけない。命が担保なのだ。

僕はあちら側で生きた事がないから分からない。
でも、同じようなものだ。こちら側の世界だって…。
本気であればあるほどに身体を張らなくてはならなくなる。

東映の任侠映画と日活の無国籍映画と根本的には変わらない。この映画も…。

人を殺してきた人間には生きる力など無くなってしまう。ただただ、死に場所やそのタイミングを探しているだけだ。自分を殺そうとする人間に対して身体が反応し殺してしまう。生き延びようなんて考えてもいない。しかし、死の恐怖は人一倍ある。

北野たけしはそんなことを言いたかったのか?
ぼくにはわからない。
映画を、観て感じたのはそんなことだった。

そして、音楽が少ない。鈴木慶一が担当してるなんて想像もできなかった。観ている最中にやけに気になったのは音楽だった。映像は想像通りだったから心地良い裏切りはなかった。

もう一つは助演男優の塩見三省。
この人はホントは身体の具合が悪いんじゃないの。演技だとしたら相当な悪人だろう。

役者が心の底から欲しがる賞と呼ばれるものは、助演賞だと思う。