遠くから見るときれいなお花畑も、実はこんなに急こう配なんです。
普段は、目的がないと歩かないヒナも、思わず景色に見とれたのか…自分の足で歩きます!
キリの中の山道も、ちょっと魅惑的だったのか、がんばって歩きました。
子どもが生まれたら、できるだけ多くのことを経験させたい!と思っていました。
ところが、生まれた子どもはレット症候群という難病
一時は、すべてが終わったというような「絶望感」を抱いたこともありました
でも、ヒナを育てていくうちに、
障がいなんて関係ないことに気づきました
障がいがあろうがなかろうが、色んなことを経験させてあげよう
キャンカーを購入した理由の1つには、そんな思いもありました。
車での初めての長旅でしたが、
ヒナは疲れを見せることなく、北海道の広くて大きな大地を 飽きることなく見続けていました。
ひまわりの花畑や、白一色の満開のそば畑… そして帰り際の、あぁ松島や…
どんな思いで見ていたのかな。
夢のような景色もあり、
また、厳しい社会問題もあります。
放射線量を伝える掲示板。
帰宅困難地域の田んぼは荒れていました。
除染土の現状
9泊10日で駆け抜けた東日本の様子は、
ヒナの目にどう映ったのでしょう。
言葉は喋れなくても、世の中を賢く見つめる目を持ってほしいものです。