娘の足のサイズが23cmになり、
ついに母のサイズと並びました✨
いつものように、クツを買い替え、足底板を作ります。
足底板は、ある意味、娘の足を正常に保つためのお守りのようなモノ。
今まで一度も欠かしたことはありませんでした。
ところが!
今回も、出来上がった足底板を足に合わせてみようと靴下を脱がせた時、
気が付いたのです。
親指の関節が曲がってる???
以前も投稿したように、
娘の足の親指の脇には、タコのようなものができるようになってしまい、
足底板を改良しながら、様子をみていましたが…
やはり、筋緊張が強いことが関係しているのでしょうか…
以下「レット症候群診療ガイドブック」より抜粋です。
3、病期による粗大運動の変化について
1986年、American Journal of Medical Genetics という雑誌でレット症候群の特集が組まれ、そこでレット症候群の患者の状態が年齢と共に変化していくパターンを、4つの病期に分けることが提案されました。
第1期は停滞期(生後6~18カ月から数か月間)、
第2期は退行期(1~4歳から数か月間)、
第3期は仮性安定期(2~10歳に始まり、数年から十数年)、
第4期は晩期機能低下期(10歳から後)
と呼ばれます。
発症前から第1期にかけては筋緊張低下が主体で、5歳ごろまでは半数が低緊張を呈しますが、第2期から第3期にかけて筋緊張が亢進して痙縮が目立つようになり、第4期には筋緊張亢進と強剛が出現します。
成人になった患者で、それまでの歩行能力の獲得の有無を調べると、20%は成人した研究時点でも歩行可能であり、60%はかつて歩行可能だったがその能力を失い、20%は歩行可能となることはなかったと報告されています。この研究でさらに詳しく神経学的に評価すると、どの患者でも痙縮を認め、歩行能力を獲得した患者ではジストニアを認め、歩行獲得ができなかった患者では、筋力低下と筋の廃用性萎縮、関節拘縮が認められました。
4年の感覚をあけて、ビデオにて同一の患者の粗大運動能力の変化を検討した研究では、4割の患者では、粗大運動能力を保つか改善し、6割の患者で悪化していました。13歳未満の患者では、それ以上の患者よりも悪化する可能性が高く、遺伝子変異の種類では、p.R294X の患者で悪化する患者が多いことが判明しました。13歳未満で悪化するというのは、重度の患者では、若い時期に退行するためであり、13歳以降は、数年は同じレベルに留まるということを意味していると考えられ、比較的安定した経過をたどることを意味しています。
ついに母のサイズと並びました✨
いつものように、クツを買い替え、足底板を作ります。
足底板は、ある意味、娘の足を正常に保つためのお守りのようなモノ。
今まで一度も欠かしたことはありませんでした。
ところが!
今回も、出来上がった足底板を足に合わせてみようと靴下を脱がせた時、
気が付いたのです。
親指の関節が曲がってる???
以前も投稿したように、
娘の足の親指の脇には、タコのようなものができるようになってしまい、
足底板を改良しながら、様子をみていましたが…
やはり、筋緊張が強いことが関係しているのでしょうか…
以下「レット症候群診療ガイドブック」より抜粋です。
3、病期による粗大運動の変化について
1986年、American Journal of Medical Genetics という雑誌でレット症候群の特集が組まれ、そこでレット症候群の患者の状態が年齢と共に変化していくパターンを、4つの病期に分けることが提案されました。
第1期は停滞期(生後6~18カ月から数か月間)、
第2期は退行期(1~4歳から数か月間)、
第3期は仮性安定期(2~10歳に始まり、数年から十数年)、
第4期は晩期機能低下期(10歳から後)
と呼ばれます。
発症前から第1期にかけては筋緊張低下が主体で、5歳ごろまでは半数が低緊張を呈しますが、第2期から第3期にかけて筋緊張が亢進して痙縮が目立つようになり、第4期には筋緊張亢進と強剛が出現します。
成人になった患者で、それまでの歩行能力の獲得の有無を調べると、20%は成人した研究時点でも歩行可能であり、60%はかつて歩行可能だったがその能力を失い、20%は歩行可能となることはなかったと報告されています。この研究でさらに詳しく神経学的に評価すると、どの患者でも痙縮を認め、歩行能力を獲得した患者ではジストニアを認め、歩行獲得ができなかった患者では、筋力低下と筋の廃用性萎縮、関節拘縮が認められました。
4年の感覚をあけて、ビデオにて同一の患者の粗大運動能力の変化を検討した研究では、4割の患者では、粗大運動能力を保つか改善し、6割の患者で悪化していました。13歳未満の患者では、それ以上の患者よりも悪化する可能性が高く、遺伝子変異の種類では、p.R294X の患者で悪化する患者が多いことが判明しました。13歳未満で悪化するというのは、重度の患者では、若い時期に退行するためであり、13歳以降は、数年は同じレベルに留まるということを意味していると考えられ、比較的安定した経過をたどることを意味しています。