海の幸、山の幸、うちの幸

のんきなお料理記録のはずが、いつの間にかレット症候群という難病の娘と日常のあれこれの記録に…。

⑫ プロジェクト 終了間近

2008年07月25日 | ひな鳥ぴよぴよ
   周期31日目。意外にも早い陽性反応に、半信半疑の私だったが、
   さっそく次の日から、つわり?とも思われる症状に見舞われた 

   と、とにかく気持ちが悪い 
   年中無休の船酔い状態。

   それでなくても以前からのHCGの副作用で、お腹はパンパンに張っているというのに、
   これでもか!ってくらいに体調が悪い 

   わんことはしばらく遊べていない…なんとなくご機嫌が悪い様子 
   でも今は、わんこの世話どころではないのが現状だった 

   

   4日後の周期35日目。
   またも、HCG注射の追加 
   こんなに腹水が溜まっていても、やっぱり注射しておいたほうが安心なのだそうだ。
   けれど普通の張り具合ではないため、この日はいつもの半量。
   それでもまた、お腹が膨れ始めた 
   そしてここにデュファストンという飲み薬が加わった。



   さらに4日後、周期は39日。 ようやく胎のうを確認 
   心臓と思われる部分がチカチカと点滅しているのが見えた 

   これで一安心 

   そう思って先生に、「ありがとうございます
   と感謝の気持ちを伝えると、

   「まだ、早いよ~ 」 との返事。。。

   流産の危険はまだ高いのだそうだ 
   いつものようにHCG3000単位を追加。



   さらに5日後、周期44日。HCG3000単位追加。
   心拍確認   
   先生からのおめでとう!はまだなし。 



   さらに5日後、周期49日。HCG3000単位追加。
   胎芽確認 
   おめでとう!は今回もまだなし。。


   そして診察はやっと週一のペースになり、
   一週間後の周期56日目。
   とうとう出産予定日が決定した 
   けれど、おめでとう!はまだなし 

   先生はかなり慎重な人らしい。
   きっと、かなりたくさんの人がこの間に流産してしまうのだろう…。

   終わりが見えそうでいて、なかなか終わらないプロジェクトX。

   この頃にはお腹の張りもだいぶ楽になり、
   あのお腹の張りの苦痛に比べると、つわりも「たいしたことないなぁ」
   なんて、かなり余裕が出てきた 

   そんなわけで、しばらく放っておいたわんこの散歩やらお世話やらが復活 

   けれどこの「軽いつわり」の勘違いが、後で大変な惨事を招いてしまった 

   先生の言うように、まだまだ安心はできない状態だったのだ     



    今回のお薬 

   デュファストン・・・説明書がなかったためこちらをどうぞ  デュファストン
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⑪ 予感

2008年07月22日 | ひな鳥ぴよぴよ
   胚移植が済んで、やれやれと思ったのも束の間、
   体調はどんどんと悪化…。

   今度は、HCGの副作用に苦しめられることになった 

   注射を打つ時の痛みは、HMGほど痛くはないが、
   打った後のだるさはかなりのもの 

   けれど今回は、いつものだるさとは違い、何故かお腹が妙に張りだしたのだ。。。
   一体これは何 

   家の中、特に階段の上り下りなんて至難の業 
   トイレに行くにも、起き上がるにもやっと。
   今まで履いていたジーンズやパンツ類、スカートも一切履けなくなってしまった。
   それほどまでにお腹がパンパンに膨れてしまったのだ 

   そんな状態でも我慢を続けていた私…。

   本当なら、病院に行って何らかの処置をしてもらえばよいのだろうけど、
   何故か自分の中に、自信に満ちた予感があった。
 
   きっと妊娠している   と。。。

   

   四日後、お腹の張りは少し落ち着き、移植後初めての通院。。。
   特にする処置はなく、着床を継続させるためのHCGだけが追加される。
   そしてこれが引き金になり、さらに激しいお腹の張りに襲われた 

   我慢に我慢を重ね、次の受診を待つこと五日 

   やっとのことで病院に辿り着くと、意外にも尿検査を指示された。
   移植後10日目、周期31日目のことだった。

   判定は・・・

 
   「・・・」


   「・・・」


   「物凄く強く陽性が出ているんだよね~…」 と呟いたコウノトリ先生。

   「はぁ…」 

   返す言葉は、これしかない。
   それってどういう意味??

   普通、おめでとうございます!! とか、よかったですね、オメデタですよ!! とか…

   今回はたまたま検査してみたら、意外に早く反応がでたなぁ。 って感じなのだろうか??

   とりあえず、私の予感は当たっていた。
   
   予感が現実のものになって、嬉しいはずなのだが、何故か湧き上がってくるような
   感動も、喜びもない 

   まさに感想は、「はぁ…」 って感じ。

   それよりも、このお腹の張りがどうしても辛く、
   内診してみると、かなりの量の腹水が溜まっていた 
   妊娠すると、本来自分が持つ能力のホルモンが盛んに分泌されるが、
   そこへ保険のためHCGを追加して注射するため、
   過剰反応が起こっているらしい 

   そこで今回はHCG注射をお休みすることになった。

   あ~、よかった 

   妊娠よりも何よりも、注射を免れたことが今の最大の喜びだった 

   
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⑩ 胚移植

2008年07月19日 | ひな鳥ぴよぴよ
   周期22日目。 いよいよ胚移植の日がやってきた 
  
   ここまで辿り着けば、終わりはもう少し!
 
    さぁ、頑張るぞ~  


   という気分ではなかった 

   何故なら、先日から服用していた抗生剤の副作用が予想以上にきつく、
   家事どころか、起きているのもやっとな状態。
   実際、二日間は布団で寝て過ごしたが、あまりにも調子が悪いので、
   最後には薬を飲むのをやめてしまった 

   そんな調子だったので、病院に行くにもやっと…

   幸い、胚移植は採卵ほどのハードさはなく、
   場所は採卵の時と同じ手術室だったものの、処置に掛かる時間はほんの数分。
   移植後はそのままの状態で、手術室で1時間、リラックスできるようなCDを聞きながら
   安静にして、終了となる。
   開始も午後1:00の予約だった。

   体外受精の結果は…

   採卵で得られた卵の数は9個だったが、
   1個は受精せず、もう1個は1個に対し2つの精子が受精してしまい不可。
   そうなると、遺伝子異常が発生するのだという。
   結局、7個の正常な受精卵が得られた 

   受精卵にはグレードといって質の格付けがされるが、
   得られた7個はどれもG1もしくはG2。 成績は優秀だという。。。

   このグレードの決め方は、受精卵の分割の際出る「分割のかけら」で決めるらしい。
   例えば、おせんべいを割った時に出る「カス」のようなものが少なければ少ないほうがよく、
   着床も巧く行くことが多くなる。と説明された。

   ふぅぅぅん。 繊細なものなんだなぁ…

   私のお腹に戻したのはG1の受精から4日経った「桑実胚」。
   分割が2→4→8→16、と倍々に進んでかなり分割された状態。
   それが2個移植された 

   移植胚数は、多胎を防ぐために産婦人科学会で(35歳以上なら)2個までと決められている。
   なので、私も規則どおり2個の移植となったのだ。
   ちなみに残りの5個の受精卵は、今後のため凍結保存が施される。


   子宮への着床は数日掛かるようなので、
   今後は数日間隔でHCG注射を打ち、様子を見守ることになった。

   さっそくHCG3000単位を注射 

   そして、ここから先は痛みを伴う治療はなくなった 

   後はタマゴちゃんの正常な着床を祈るだけ 
   と思ったが、この先さらに体調が悪化 

   どうやらホルモンの過剰作用により、お腹に腹水が溜まり始めたらしかった 


   ますますわんこの世話どころではなくなっていく私だった 

   

    今回のお薬 

     HCG注射・・・3000単位。¥520。
              子宮への着床を助ける目的で、以降4~5日間隔で注射。
              卵巣を強く刺激するため、卵巣腫大による腹痛を起こすことがある。
              程度によっては、入院を要する場合もあるそうな…


   
   

   
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⑨ 結果発表

2008年07月15日 | ひな鳥ぴよぴよ
   採卵から一夜が明け、ドキドキの朝を迎えた 

   周期は19日目。
   この日は病院へ電話をし、受精卵の有無を確認することになっていた。

   午前10時を廻り、受話器を持ちながら深呼吸 
   ・・・が、結果を聞いて深い溜息に変った 

   よかった。。。いくつかの受精卵を確認できたそうだ。

   ほっと一安心。。。
   このまま順調に経過し、何分割か進んだところで、いよいよ胚移植を行うことになる。
   私の場合は、この日から3日後の周期22日に決行が決まった 

   それまでは注射からも逃れられるし、
   我が子も安全な保育園に預けているようなものなので、
   とっても自由~な気分だ 

   肩の荷もすっきりと降りた感じ 

   予てから行きたいと狙っていたターザニアに行くのも、今がチャンス 

   前回行こうと目論んだ時はHMG注射の最中だったので、
   副作用で身体がだるく、とてもそんな危険な遊びはできるハズもなく…
   もし行くとしたら、この時がチャンス  と秘かに企んでいた。
   胚移植後は、そんなハードな遊びはご法度だろうし、
   仮に妊娠に辿り着けば、一生無理 

   ターザニアはフランスで生まれた大人向けの「フィールドアスレチック」
   樹から樹へとターザンを使って空中を移動する、ちょっとハードなアスレチックなのだ。

   もちろん体力に自信がないといけません 

   …と、そんな風に束の間の自由を楽しもうと考えていると、

   な、なんだぁ 

   なんだか足元がフラフラ。。。

   立っていられないほどの目眩に襲われた 

   かつて経験したことのない程の目眩。
   原因を追究していくと、辿り着いたのは「ミノペン」。
   採卵の日に出された抗生物質だ。

   お薬の注意書きに「目眩やふらつきを伴うことがある」とある 

   やっぱり…

   そしてこの日を境に、さらに体調は悪化。
   わんこの散歩さえも行けない日々に突入してしまった 

   つくづく薬に弱い体質の私だった。
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⑧ 採卵終了

2008年07月14日 | ひな鳥ぴよぴよ
   目が覚めた…手術台の上だった 
   
  

   時計を見ると、ホンの一時間ほどしか経過していない…
   あっという間の出来事だったらしい。

   すでにコウノトリ先生の姿はなく、
   スタッフの看護士さん?に促され、静養室に移動した。
   
   なんだかぼ~っとしていたので、あまり詳しいことは覚えていないが、
   手術室へ見送ってくれたピヨ吉の姿はもうなく、
   一人静養室で横になっていた。。。 正午までは安静にということだった。

   身体がだるいので、動き回ろうなんて人はいないと思うけど…

   事はすべて順調に済んだのだろうか

   タマゴちゃんたちは、どうなったのだろうか

   いろんなことが頭に浮かんだけど、麻酔が完全に覚めていないのか、
   うつらうつらしながらお昼を迎えた。

   体調が安定すると、先生から今回の採卵の結果についての説明があった 


   今回で採取できたタマゴちゃんの数は、9個 
   まずまずの成績らしい…

   ほっっ 

   後はきれいに洗われたニョロ吉と一緒にし、
   明日の朝、受精卵の有無を確認するのだという。。。

  
   あ~、どうぞすべて巧くいきますように 

   
   外来でお薬を二種類もらい、祈りながら病院をあとにした 
   長い半日だった 


    今回のお薬 

   ・ミノペン・・・抗生物質。3日分。
            卵巣に針を刺したための抗生剤。
   
   ・プラノバール・・・卵胞ホルモンと黄体ホルモンの配合剤。12日分。
            着床と妊娠継続をしやすくする。


   採卵について  採卵

    今回のお会計…105,000円也。採卵培養胚移植料として。

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⑦ いよいよ採卵

2008年07月11日 | ひな鳥ぴよぴよ
   とうとう採卵の日がやってきた 

   きっと、採卵はこのプロジェクトの最大の山場だろう…。

   タマゴちゃんが採れなければ、元も子もないのだから。

   採卵はHCGを打ってから、正確に36時間後に設定されていた。
   そのため、前々日の夜9時半に注射をし、朝8時に来院するようにとの指令 

   採卵当日は忙しかった 
   というか、私たち夫婦が寝坊介だからいけないのだが…
   平日なので、ピヨ吉は仕事へ行かなければならない。
   けれど、私は麻酔をかけるため車での来院はできず、送ってもらわなければ 

   それよりも何よりも、大切なのはピヨ吉のニョロ吉を回収しなければ 
   鮮度が命なので、なるべく8時近くを目指した 

   そんなわけで、朝からばたばた 

   無事8時に病院へ到着すると、すぐにオペ室に…
   早朝にも関わらず、すでに4,5人のスタッフが手術の準備を済ませて待機していた 

   手術…オペ室に入るまでまったく想像していなかったが、
   まさにこれから行うのは手術…という感じ 

   うそ~っ 

   聞いてないよ! っていうか、聞かなかったよ…
   そうか、確か朝食は抜きって言われた。
   麻酔は静脈麻酔で、採卵後は正午までベッドで安静、帰りは運転などはしてはならない。

   そうか、やっぱりこれは手術なんだ。。。
   手術着に着替え、手術台に寝かされて、やっと気がついた 
   例えば、周りのスタッフが無言でてきぱきと行き来する様子なんて、
   物々しい感じ…

   恐る恐る、聞いてみた。 今更ながら…

   「あの~、麻酔って全身麻酔なんですかぁ…

   「そうよ~、点滴し始めたら1,2分でだんだんと眠くなりますからねぇ~」 と看護士さん。

   がぁぁぁん 

   全身麻酔ってことは、意識がないうちにいろんなことが行われ、
   意識がないまますべてが終わっているってことよ!!

   過去4回手術を受けたが、一貫して全身麻酔は避けてきた。
   全身麻酔でなければダメだと医師にきつく言われた時だって、
   そこをどうにか…と懇願して避けてきたというのに。。。

   たかが採卵で… という気持ちがぬぐえずにいると、

   「それでは点滴入れますね~」の合図で、ずっしりと頭が重くなった。

   「わかりますか~
   看護師さんの言葉が、すご~く遠くに聞こえるが、

   「な、なんとな、く…」 
   の言葉を最後に意識がなくなった 

   逆さまにの巨大竜巻に飲まれて落ちていくような…
   なんとも恐ろしい瞬間だった   ひゃ~ぁぁぁ 

   だから、麻酔は嫌いなんだ~ 

   
       

   目が覚めると、手術台の上。。。 すべて終わっていた。

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⑥ HMG終了

2008年07月09日 | ひな鳥ぴよぴよ
   魔の一週間がやっと終了してくれた。
   正確に言うと、周期8日目から15日目までの8日間。。。
   ちなみに、点鼻薬は16日間使用し続けた。

   あまりの痛さのため、人によってはお尻などに注射する人もいるらしい。
   私は我慢に我慢を重ね、最後まで上腕でやり通した。
   そこまで我慢する必要はなかったとは思うが…

   この8日間、二日置きに計2回のエコーチェックがされたが、
   タマゴちゃんの発育はややゆっくりだったため、
   もしかしたら採卵日が遅れるかも?? と懸念されたが、
   3回目のエコーで、ようやく十分な発育に辿り着いた。。。

   周期16日目、HMG注射を始めて9日目にしてやっとHMGから解放された 
   予定通りに終了して、一安心  

   と思ったのも束の間 

   育ったタマゴはさっそく回収しなければならない…
   お腹の中は、たくさんの成熟した卵胞ですでにぎゅうぎゅう 

   おかぁさん、苦しいよ~! と言っているよう 

   この日は夜7時の受診だったのだが、再度夜9時半に来院するように指示された。
   そこで今度は、HMGに代わりHCG注射が登場するわけだ。
   HCGは黄体ホルモン注射である。
   育ったタマゴちゃんたちに排卵するように促す。
   HMGに比べると比較的耐えやすい筋肉注射だ 

   けれどこの日は違っていた 

   打ったHCGは10000単位…いつもの3倍以上 
 
   な、なんかめまい 

   よろよろと病院を後にし、
   こうしてようやく36時間後の採卵を待つことに 

   っちょっとうかれ気分 

   けれど、プロジェクトXの見せ場は、何よりも採卵だったのかもしれない。。。

   どうやらHMGの痛さに、この先の恐怖を予想する余裕など
   このときはなかったのかもしれない。
   やっと採卵に辿り着き、
   何も知らずに採卵日を楽しみに待ち侘びている私だった 

    今回のお薬 

   HCG(黄体ホルモン)注射・・・10000単位。1回 1,155円。
                   採卵の36時間前に投与。
                   排卵を促し、採卵に備える。

   ちなみに HMG注射は 5,880円×8回=47,040円 でした。


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⑤ 一週間・・・

2008年07月03日 | ひな鳥ぴよぴよ
   ロリ絵が再来し、周期はまた一日目、ふりだしに戻った。
   けれど今回は今までとは違う…。

   プロジェクトが本題に突入し、イベントが目白押し 
   とってもハードな周期となりそうな予感…というか、予定。

   前周期から引き続き、今もまだ点鼻薬は続いている…かなり面倒 
   でも勝手にタマゴちゃんに排卵されては困るので、きっちりと使用。
   途中薬がなくなってしまうのでは? と心配し、先生に尋ねてみたところ、
   現点鼻薬が一本なくなるまで使えば、その後効果は持続しているので心配ないのだという。

   よかった… 

   実はこの点鼻薬、私はあまり上手に使えていないようで、
   何度もやり直したりで、無駄遣いが多いのだ。 本当に効いているのだろうか…

   

   ・・・と、ブセレキュアの使用と平行しつつ、次のステージが始まった 

   たぶん一番の我慢のしどころがこれであろう、HMG注射(卵胞刺激ホルモン)だ 

   この注射を連日8日間投与することで、なるべく多数の卵胞の発育を目指す。
   通常一周期で一個の卵胞しかできないが、多数… 

   あぁ、恐ろしい。
   しかしもっと恐ろしいのは、この注射が尋常ではない痛さだ!ということ。

   これまでに何度か経験済みなので、身体が拒否反応を起こしているのは当然なのだが、
   毎日毎日、8日間も打たなくてはならないのかと思うと…とほほ 

   そして前回の受診で、採卵日を18日目に設定したので、
   周期8日目から、本注射がスタートされた。

    う~、痛い~ 

   今振り返っても、暗~い、暗~い一週間だったなぁ。。。

   HMG注射を打ちながら、2,3日に一度、エコーチェックに来院する。
   注射を始めて、吹き出物・頭痛・腰痛が毎日のように続いたが、
   この注射の副作用かは不明。
   先生にも聞かなかった…聞いたところで、注射を中止するわけにはいかないのだから。
   我慢して乗り切るしかないのだ 

   そしてこの注射の効果で、着実に

   卵が一つ、そしてまた一つ、と大きくなっていったのだ。

   卵巣パンパン 


    今回のお薬 

   HMG(卵胞刺激ホルモン)注射・・・毎日10000単位。連日8日間注射。
                     卵の発育を促す。

                     1回 5,880円也 

   
 
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④ 血液検査

2008年06月16日 | ひな鳥ぴよぴよ
   投薬(プレマリン14日・プロゲストン10日)を開始してちょうど二週間、
   再びロリ絵がやってきた。薬の威力はすごい 

   コウノトリ先生には、ロリ絵到来3日目に受診に来るよう指示されていた。

   けれど受診を躊躇・・・。

   点鼻薬の副作用が気になっていたからだ。
   注意事項に、使用してから少量の出血が見られることがある、とうたわれていたのだ。
   ちょうど使用して3日目のことだったので、どちらの出血か判断に困る 
   結局、周期から見てロリ絵だろうと予測し、外来を訪れた。

   私的にはけっこう悩んだつもりだったが、
   先生はこれについてあまり重要視していなかったようだ。
   要は、点鼻薬をしっかりしていれば、次の排卵は自然になされてしまうことがない。
   戴いたプロジェクト計画表には、ロリ絵3日目から卵胞刺激ホルモン(HMG)を開始、となっていたが
   これも本人の都合によって自由に変えられるのだという。

   なぁんだ・・・ 
   気負って来たが、まだプロジェクトの本題には入らないらしい 

   じゃぁ何故、この日外来に呼ばれたんだ 

   
   実はこの日、運命の採卵日を決定 
   プロジェクトの一番の山場だ。

   日取りはあっさり周期16日目に決定(後日予定が合わず変更し18日目となる)。
   ちょっとのんびり目だけど、これに合わせてHMG注射を開始するので
   まったく問題がないのだそうだ。

   さっきも書いたが、点鼻薬が効いていれば排卵されることもない。

   そして痛い処置は何もなく、このまままた次回~となるかと思ったら、

   予想外・・・

   術前検査(血液検査)が待っていた 
   一体血液の何を調べるんだ??

   そしてアイタタ・・・ 今回のお会計、血液検査が自己負担。 ¥9850也 


   

   

   
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③ 忘れてはならないこと・・・

2008年06月12日 | ひな鳥ぴよぴよ
   プロジェクトXを行うに当たって、忘れてはならないことがあった・・・

   それに掛かる費用だ・・・

   コウノトリ先生にお願いした時、まず最初にプロジェクトについての説明書類が渡された。

   治療の進め方、
   倫理的問題に関する注意点、
   保険適用外の治療費、

   などが一緒に渡されたのだが、やっぱりそうか・・・
   治療費は自己負担のため、かなりお高い。

   精神面と経済面の両方の覚悟が必要とされるわけだ。

   これは一種の賭けだ 

   お金を払えば、または辛い治療に耐えれば、
   欲しいものが必ず手に入るというものではない 

   身を削り、貯金を削って、やっと夢を見ることを許される。って、ちょっと大袈裟だけど 

   でも前回もお伝えしたように、成功率は三回目でやっと50%。
   このことは納得し、覚悟して臨まなければ。
   お気楽ムードは消え、ちょっと身が引き締まる??

   だからと言って構えすぎるのもどうかと。。。
   結局、普通に日常生活を送るのがベストなのね。 

   で、本題だが、お金  だ。

   ぼんやりとプリントを眺めていただけで、見落としてしまっていた。

   前回いただいた点鼻薬(ブセレキュア)、¥9850也 
   お会計の時に一万円以上掛かってしまい、ちょっと慌ててしまった私でした 

   


    点鼻薬(ブセレキュア) 

   鼻にブシュッとやるのだが、しばらくすると喉の方に落ちてきて
   食事がかなりまずくなるのだ  

   
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