みゆみゆの徒然日記

日本の伝統芸能から映画や本などの感想、
心に留まった風景など
私の好きなことを綴っているブログです♪

BSふれあいホール 岡さん出演

2006年02月15日 | テレビ
 ミュージカル俳優の岡幸二郎さんのブログでBSふれあいホールという歌番組に岡さんが出演するという情報を知りチェックしました。といっても最初の数分は見逃して「やば!」と思ったのですが、岡さん登場前でした(^^;。今日はキム・ヨンジャさんと一緒の出演。古賀メロディなど唱歌を中心にした内容だったので、いつものミュージカルナンバーとは違った岡さんの一面を知ることができて、とても楽しかったです。ヨンジャさんの歌う韓国の歌も良かったです。それぞれの国での「お母さんの歌」やはり母はどこの国でも偉大なのよね。岡さんは「母さんが夜なべをして・・・」の歌。こういう曲は他ではなかなか聴けない!!貴重!!あと、興味深かったのが「ヨーロッパは太陽の歌が多くて、月の歌はないけど、アジアは月の歌の方が多いと・・・」と岡さん。なるほど。言われてみれば、とっさに「オー・ソレ・ミーオ」が思い浮かぶけど。あ、でも日本には「手のひらを太陽に」もあるぞ!!(^^;ちなみに月の歌でとっさに思い浮かんだ曲が「月の砂漠」です。渋いか?!小学校の時に聴いてとても印象的だったなぁ・・。そしてお二人が歌う『荒城の月』はとても幻想的だった・・・。岡さんって、こういう唱歌も、とても上手い!と思いました。伸びやかな透き通る、心に染みる綺麗な歌声。なかなかこういう方はいないと思いますよ。『荒城の月』はとても感動したもん!!ミュージカルも良いけど、こういう歌もとても素敵です。
 母も見ていたのですが、「岡さんは顔よし&スタイルよし&歌よし&字も上手い。完璧だ!」って言っていました(笑)はい、私たちはミーハー母娘なんです(笑)トークも多かったし(岡さんのおもしろトークはもちろん!日韓文化比較まで!)、歌も日本情緒あふれる歌ばかりでとても良かったです!!

『PROMISE 無極』

2006年02月15日 | 映画(DVD含む)
 真田広之目当てで劇場で鑑賞。監督は『北京ヴァイオリン』『さらば、わが愛 覇王別姫』のチェン・カイコー監督だからこちらも期待。(ちなみに2作品は私のとても好きな作品です!)先日たまたま深夜にやっている中国語講座で監督のインタビューを見たのですが、真田さんが最初は吹き替えの予定だったのを、自分で中国語の台詞を勉強して、現地の人と間違われるくらいにまで上達したというのを聞いて「見てみたい!」と思ったのです。でも、予告などを見る限り『HERO』みたいな感じなのかな?と感じたので、CGばかりの映画は苦手だけど・・・と思いながらも上記の理由で見てきました(笑)

【あらすじ】(goo映画より引用)
 生きる術さえも持たず、空腹に震える幼い少女・傾城の前に、運命を司る美しき神“満神”が現れた。「この世のすべての男からの寵愛と、不自由ない生活を約束しましょう。その代わり、お前は決して真実の愛を得ることはできない。それでもいいですか?」と問う満神に傾城は答えた、「それでもいい」と。やがて彼女は王妃となった。その頃、無敵を誇る大将軍・光明が、俊足の昆崙を自分の奴隷としていた。そして反乱の企てから王を救おうと、光明と昆崙は城へと向かうのだが……。

【感想】
 「ありえない」と思いつつも、そこは突っ込んではいけない。むしろありえない映像を楽しむべきと思っている、この手の中国武侠映画。『HERO』でも感じたのですが、ドラゴンボール的映像ですよね(笑)で、内容なのですが、まあまあ良かったですね。切なかったし、アジアの素敵な俳優さんが勢揃いですし。ただ、映像が白系だったりすると字幕が読めなくて・・分からなかったところもあったと思います(^^;英語ならまだ何とか耳でフォローできるけど・・・。
 さて、真田さんですが、やはりかっこよかったですよ!!あの鎧姿もとても似合っていましたし。中国語のことはあまり分からないので発音がどうかというのは分からないけど、間違いなく真田さん本人の声でした。周りの中国人スタッフに「この発音で大丈夫か?」と訊きまくっていたらしいです。彼の役者魂にはホント凄いと思うばかりです・・・。
 韓国のチャン・ドンゴンは切ない演技が良かったけど・・・。彼は俊足なんですけど、それがあまりにも凄すぎて笑ってしまった・・・。アニメっぽいよな・・・と。傾城を助ける場面は「凧、凧あがれ〜♪」て思ったし(笑)でも突っ込んでは行けません(笑)楽しむのです!!傾城役の女優さんは綺麗には綺麗ですけど・・・なんか印象が薄いような・・・(^^;。
 まあ、こういう映画は内容云々よりも、いかに映像を楽しむかということが大事だと思いました。そして、『HERO』のチャン・イーモウ監督の『単騎、千里を走る』がとても気になる・・・。

『Ray』(DVD)

2006年02月15日 | 映画(DVD含む)
 前々から見たかったのですが、旧作半額レンタルなのもあり借りてきました。一昨年亡くなった歌手レイ・チャールズの伝記映画です。私はレイ・チャールズはもちろん“凄い歌手”として認識はしていたものの、音楽をちゃんと聴いたことがないのです。でも劇中の音楽は「ああ、これ聞いたことある!」というものばかり。
 想像していたものより、ちょっと暗かったけど、だからこそ良い音楽が作れるのだと感じました。時代背景、社会背景というものも彼の音楽に表れているのだと思いました。小さな頃のトラウマ、薬物中毒で女好きだったなんていうダークな一面がかなり印象的だったこの映画ですが・・・。家で見るとどうしてもながら見になってしまうのでだらだら見てしまっていたのですが・・・^^;。ラストはとても良かったです。自ら更正施設に入り禁断症状と闘い、そして60年代黒人への人種差別が酷く追放されたアラバマへ帰ってきた時は感動しました。高校の時に少しかじったキング牧師のことを思い出しました。それだけあの時代はすごいものがあったと思うし。あと、母親の言葉がとても印象的でした。盲目だからといって人から憐れみを受けて生きることはせず、自分の足で生きること!母親の愛情は素晴らしいです。
 そして、アカデミー主演男優賞を受賞したジェイミー・フォックスは正に賞に値する素晴らしい演技でした!!!