みゆみゆの徒然日記

日本の伝統芸能から映画や本などの感想、
心に留まった風景など
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伝説の至芸・十三代目片岡仁左衛門

2006年02月27日 | テレビ
 25日土曜日NHK教育芸能花舞台にて、伝説の至芸 十三代目片岡仁左衛門が放送されました。(再放送もありますよ!!)
 私は十三代目さんの舞台は実際には拝見していません。図書館にあるビデオで忠臣蔵の由良之助を見たり、国立劇場の映像(菅丞相)を見た程度です。ドキュメント映画も興味はあるのですが、地元では見られないので、見ることもなく(泣)でも、この番組で少しですが映画の一場面を拝見できたのは嬉しいです。前に見た国立劇場の映像や、十三代目さんの著書、当代の仁左衛門さんのコメントからも伺い知ることができますが、やはり信心深い方だなというのが印象的。やはりある程度の年齢というか全般的に言えることだと思うけど、芸というのは人柄がにじみ出るものなんだなぁと感じました。そして、仁左衛門さん(当代)が一番お父様に似ていらっしゃるかな?とも思ったり・・・。ダンディな方だんぁと思います。かっこいい仁左さまも好きだけど、これからはある種「枯れた」演技も見ていきたい・・・と思いました。で、印象的だったのはお茶屋遊びの映像ですね。「こちらが楽しむんじゃない、芸妓さんや舞妓さんたちを楽しませてあげるようなお茶席にせなあかん」みたいなことが印象的ですね。良い意味での芸の肥やしってこうなんだ!!と思いました。
 VTRの菅丞相は玉三郎さんの刈屋姫。前に見た仁左衛門(当代)の時にも玉三郎さんの刈屋姫でしたが、親子というより恋人っぽかったなぁなんて思ったり(^^;。今回は4年前と比べてどうでしょうか?

 そして、著作権をクリアされているというHPを紹介します。インタビューなど掲載されておりますので、よろしかったらどうぞ。
十三代目片岡仁左衛門さん

 と・・いうことで十三代目さんの追善の『道明寺』が上演される3月歌舞伎座昼の部の切符が某会から届きましたが・・・なんとびっくり!!!
7列目花道のすぐ脇の席が届いたし!!!!!!!どぶ側じゃなくて本舞台側ね。で、昔でいう「とちり」の「と」ですよ!!キタ━━━━(゜∀゜)━━━━ッ!!って気分です(笑)一緒に行く友人にすぐ連絡したら驚いていました。もう本当に有り難うございます!!と言いたいです。今年の年会費はこれで元は取れたと思ったりして(笑)25日土曜日に行くので、もしよかったら事前に声かけてくださいね。そしてその友達と会って話をしたのですが、私は考えなかった(←強調!)ことを彼女は言う・・「仁左さまの涙が飛んできたりするんですかねぇ」と・・・。いやぁ思わず吹きました(笑)久々歌舞伎座のお値段が高い席だし、(歌舞伎というか芝居自体、最近ご無沙汰なんだけど・・・)これで、生きていく励みができました(とは大げさだけど)ちなみに私の鼓の師匠は十三代目さんのことを「背中で語る芸」と仰っていました。そして「若い頃は片岡孝夫に似ていると言われた」とも・・・。目がとろんとしているところが似ているかもしれません(^^)