みゆみゆの徒然日記

日本の伝統芸能から映画や本などの感想、
心に留まった風景など
私の好きなことを綴っているブログです♪

『週間人間国宝 能楽4』

2007年09月07日 | 本・マンガ
 先日記事にした『人間国宝 能楽5』に続いて「能楽4」を購入しました。順番は逆になってしまいましたが、これで能楽シリーズは揃いました。といっても1、3、4はつい先日書店で購入したのですがね(笑)今回は囃子方の人間国宝が掲載されている「能楽4」を紹介したいと思います。(他のは、もしかしたら記事にするかもしれないし、しないかもしれません・・・^^;)

「能楽3」でもワキ方の人間国宝と共に囃子方が紹介されていますが、こちらの囃子方は故人の方です。「能楽4」で紹介されている方達は、一噌流笛方・藤田大五郎、幸流小鼓方・曽和博朗、大倉流小鼓方・北村治、高安流大鼓方・安福建雄、葛野流大鼓方・亀井忠雄、金春流太鼓方・金春惣右衛門。一度も拝見したことがない方もいらっしゃれば、何度も拝見した方も。(テレビのみの方もいらっしゃいます。)
 
 自分が少し小鼓をお稽古しているせいもあるでしょうか。うんうん、、、なるほどと思ったり、やはり勉強になることが多々あります。やはりどの方でも共通して仰ることは、「謡を把握しているか」ということです。時にはシテ方以上に謡を知らなくてはいけない。。。「謡を囃す」というのが囃子方の役目ということを感じます。私は素人のお稽古事ですが、曲によって謡の感じによって、打ち方や掛け声の仕方も考えなくてはいけません。難しいです。謡のお稽古はなかなかできませんが・・・これからのために少しは勉強しないとな。。。と感じました。

 あと、鼓の歴史のことなどもイラストで解説されています。ふと思うのは、昔の鼓の音ってどんなのだったのかな?と思います....。今と同じなのか、もっと違うのか・・・。

 そして、囃子方だけでなく、選定保存技術として、能管修理、大鼓制作、小鼓製作修理をされている方たちのことも紹介されていたので、ブログ記事で紹介しようと思いました。小鼓製作修理の鈴木さんのことは以前よりお名前だけ存じていました。消耗品の大鼓の皮と違い、小鼓の皮は何年も時間をかけて打ち込んで音を作り上げていきます。江戸時代のものが現役ですからねぇ・・・。それゆえ、修理を必要とするものも・・・。メンテナンスが難しい楽器です。良い鼓の音が出せるのは、(私たちが聴けるのは)このような方達がいらっしゃるからこそです。
 素晴らしい舞台を支えるのは舞台上の演者だけでなく、裏側を支える職人さんたちもそれと同じくらい、いやそれ以上に大切な存在なんだなぁということを改めて感じました。

『ドリームガールズ』 (DVD)

2007年09月07日 | 映画(DVD含む)
音楽が良い!!というのが一番の感想です。元はブロードウェイミュージカルなんですね。納得。いかにもブロードウェイらしく歌でまくし立てるという(^-^;。喧嘩も歌で・・・です。
 ビヨンセはもちろん歌がうまく綺麗ですが・・・エディ・マーフィーが良かったですよ!!かなり歌えるのね!!そして・・・ジェニファー・ハドソンが一番迫力あって良かったですね。
 
 これはサントラを聴きたいなぁ~と思いました。