みゆみゆの徒然日記

日本の伝統芸能から映画や本などの感想、
心に留まった風景など
私の好きなことを綴っているブログです♪

『マリと子犬の物語』

2007年12月25日 | 映画(DVD含む)
 今日は、本当は仕事だったのですが・・・急に暇になってしまいました(苦笑)なので、犬のワクチン接種をするために獣医さんに行ってきて、午後に映画を見てきました。今回は無料ポイントが貯まったので、ポイントを使って鑑賞です!!平日なのですが、冬休みですので、子供連ればかりでした。
 
 2004年に起きた新潟県中越地震の被災地、旧山古志村での事実を元にした映画を見てきました。実は予告だけで泣いてしまったみゆみゆです(苦笑)ただ単に犬だけの映画ではなくて、震災の恐ろしさや防災についても考えさせられました。特に私が住んでいる地域もいつ東海大地震がきてもおかしくありませんからね・・・。そして犬もいるので、自分に起こった場合のことをシュミレーションしながら見ていると・・・余計涙腺決壊(苦笑)

 柴犬の子犬のマリを連れて帰ってしまうところもほほえましく、母親が死んでしまっていない家庭で家事をがんばっているおじいちゃん宇津井健もよいおじいちゃんでしたが、子役がよかったです。そして何よりも犬がよい!!!子犬もかわいいですよねぇ
 地震が起きて、倒壊した家の下敷きになったおじいちゃんと彩。自分はどうなってもいいから孫を助けて・・・というおじいちゃんを励ますマリ。「あきらめちゃいけない。」と決心するおじいちゃんに涙。必死に励ましたり、救助に来た自衛隊員を呼びに行くマリにも涙・・・。地震の恐ろしさが痛いほど伝わってきました。
 おじいちゃんが出血多量ということや、事情があってマリと子犬たちはヘリコプターに乗せられず置き去りにせざるを得ない状況に・・・。ヘリコプターを追いかけるマリに涙涙でした・・・。
 ああ、こういうのダメです・・・。が・・・うちの紅は・・・土を掘るの好きだけど、ああいうことしてくれるだろうか?とか、きっと残ってもあいつなら生きていけるな(笑)と妙に冷静な目で見ていたのも事実(苦笑)

 とここまでは良かったのですが、子供たちの暴走?!はちょっと興ざめ(^^;。気持ちは分かるんだけどね。けど、余震も収まっていない状況でああいうことをしたら、犬を助けたいという気持ちは理解できるけれど・・・・・。

 お父さん役の船越英一郎、松本明子もよかったです!!あと、救助しに来た自衛隊員の高嶋政信もよかったです!けど、やっぱり動物と子役にはかなわないでしょうか?!あと個人的に気になったのが、家の造り。土間とかあって、ああいうの好きです。

 柴犬のかわいさや、健気さはもちろんよかったですが、地震の怖さも感じました。もし自分が被害に遭ったら、どれだけの行動ができるだろうか?そして、困ったときにはみんなの助け、家族や仲間の絆の大切さを感じました。
 そして、山古志の一日も早い復興をお祈りします。