みゆみゆの徒然日記

日本の伝統芸能から映画や本などの感想、
心に留まった風景など
私の好きなことを綴っているブログです♪

伊右衛門・ふところ鏡

2008年06月07日 | 素敵なモノ&おまけ
 マサさんのブログで伊右衛門のおまけに「ふところ鏡(巾着付き)」が付いているのを知り、やっと見つけました。十二ヶ月それぞれの銘があり、とりあえず今日は「十月・散紅葉」(画像左)、「五月・杜若」(画像右)を選んでみました。

  

 小さい鏡と巾着です。鏡がなんかあまり使えないなぁと思い妹に見せたら・・「保護のシールはがせば?」と妹にツッコまれました(爆)はがしたらちゃんとした鏡になりました(苦笑)鏡のデザインも素敵ですが、巾着も小さいけれど素敵ですね。和柄が好きなので、伊右衛門のおまけは何かと一番使っているかもしれません。(特に手ぬぐい。)ちなみに私の携帯化粧ポーチにはこれまた渋いと言われますが(汗)印傳の小さい手鏡があります。
 これは集めたいなぁ。妹も欲しいというのでまた見つけたら買ってしまいそう(笑)

『ありがとう障害犬タロー』

2008年06月07日 | 本・マンガ
小森泰治/文 三島正/写真

 以前読んだ『障害犬タローの毎日』の続編です。前作を読んでいると、内容がほぼ同じで新鮮味(?)は特にないかもしれませんが、タローの現在の飼い主である獣医師の小森さんが作った紙芝居「太郎とおじいさんの夢」の内容や、この紙芝居を使ったいのちの授業を受けた小学生からの感想文、タローに励まされた人からの手紙などが載っています。こういう障害を特別視するのはいけないのかもしれませんし、犬もいい迷惑かもしれません。けれど四肢がなくても懸命に歩いて生きるタローに励まされた人は多いのは事実でしょう。人間の事情と犬の事情を重ねるのはいけないことかもしれないけれど、こいつががんばっているんだから生きなくちゃいけないと思った人もいるでしょう。

 そして、「愛の連鎖」というのも良い言葉だなぁ・・と思いました。お寺に捨てられた犬だったタローが最初の飼い主のおじいさんに出会った奇跡。原因不明の病気で安楽死も考えたけど、おじいさんの判断や手術によって繋ぎとめられた命。おじいさんが死んじゃった後も動物病院の先生やスタッフに支えられて、元気に暮らしている。幸せなワンコだというのは目を見れば分かりますよね・・・。

 巻末には保健所に持ち込まれて殺処分されてしまう犬猫のデータがありました。野良だけでなく、飼い主やブリーダー自らが持ち込むというケースも大半なんですよね・・・。しかも中には「飽きたから」「もう流行(の犬種)じゃないから」という信じられないというか、許せない理由もあります。

 うちの犬も民家に住み着いた野良母ちゃんが産んで、そのお宅から里親ボランティアさんに連絡が入り、ボラさんが引き取ってくれ、たまたま弟が甲斐犬を欲しがっていて探していたらそのHPにヒットしたという縁(赤い糸?)で我が家に来ました。もしかしたら処分されていた子かもしれないと思うと・・・。これも小森さんのおっしゃる「連鎖」かな~と思いました。私はボランティアさんのように何匹もそういう犬を世話する能力も余裕もないので、せめて1匹だけでもしっかり幸せにしてあげようと強く思いました。(ん??逆?!?!私の方が幸せにされてるのか?)