若手歌舞伎役者の中ではかなり好きな愛之助さんが主演ということと、ダンボールでお城を造るというストーリーが気になっていましたが、上映している映画館も少なく見られませんでしたが、昨年秋にDVDになったということでレンタルでチェック。
【あらすじ】築城せよ! - goo 映画より引用。
町興しのため、城を復元して観光客を誘致しようとする住民と、工場を建てて雇用を拡大させようとする町長一派が対立する猿投町。ある夜、遺跡の発掘現場で3人の戦国武将の霊がよみがえった。そのうちの一人の武将・恩大寺は城を建てるという夢を果たせぬまま、400年前に無念の死を遂げていた。恩大寺の「築城せよ」との無謀な命令と振る舞いをいぶかしがる町民たちだったが、築城へのひたむきさにいつの間にか引き込まれていく。
昨年公開された「築城」モノの映画では安土城築城を描いた『火天の城』が話題になりました。(私はまだ見ていませんが、これもそのうちDVDでチェックするつもりです。)でも、これは歴史の教科書に必ず載っている安土城とは違い、ダンボールのお城!!!けど、そこに込められた武将の思い、街のみんなの思いが熱い!!さらにはベタな設定かもしれないけれど、城の建築予定地に工場を建てたい町長たちとの対立。しかも町長の祖先は、殿と因縁がある関係・・・。
井戸に落ちた3人の体に乗り移った霊たち。これが面白い!!言動にぷぷっと笑ってしまいます。霊に乗り移られた3人が最初に現れる紅白の陣幕にいるところとか、現代に甦った戦国武将がシュールすぎてめっちゃ好きです(笑)町長の城を落とす→馬で役場に向かう。「開城!!」→自動ドアが開くなどなど(^^;。けど、現代に甦っても自分の土地を愛する殿が素敵!!その殿を演じた愛之助さんは、ハンコさえろくに押せないさえない役場の職員と、霊が乗り移って殿になってしまった時の演じわけがすごい!特に殿の迫力!謡も舞もさすがにサマになっているし、愛之助さんすごい!!元々好きな役者さんだけど、これからも、もっと応援しようと思います!!あと、殿の霊(魂?)が抜け、ふらぼんに戻った彼の一言「●●せよ!」に笑っちゃいました。
そして建築を大学で学ぶヒロインのなつき(おなつ)が棟梁になり進められるダンボール城の建築。しかも、本当に造っちゃったのだからスゴイ!そして要所要所にツボな存在となった歴史の先生のキャラもよかった!
阿藤快もああいうのが似合うし、敵役の江守さんもこういうのが似合いますし出演者は結構良かったけど、映画としては低予算のローカル色たっぷりのB級映画。でも郷土愛が伝わってきますね。もっとがんばれば、もっと名作になるはず!!!と思うけど、こういう映画はお金かけてなんぼ・・・というものではなく、お城と同じように手作り感がいいのかもしれませんね。
【あらすじ】築城せよ! - goo 映画より引用。
町興しのため、城を復元して観光客を誘致しようとする住民と、工場を建てて雇用を拡大させようとする町長一派が対立する猿投町。ある夜、遺跡の発掘現場で3人の戦国武将の霊がよみがえった。そのうちの一人の武将・恩大寺は城を建てるという夢を果たせぬまま、400年前に無念の死を遂げていた。恩大寺の「築城せよ」との無謀な命令と振る舞いをいぶかしがる町民たちだったが、築城へのひたむきさにいつの間にか引き込まれていく。
昨年公開された「築城」モノの映画では安土城築城を描いた『火天の城』が話題になりました。(私はまだ見ていませんが、これもそのうちDVDでチェックするつもりです。)でも、これは歴史の教科書に必ず載っている安土城とは違い、ダンボールのお城!!!けど、そこに込められた武将の思い、街のみんなの思いが熱い!!さらにはベタな設定かもしれないけれど、城の建築予定地に工場を建てたい町長たちとの対立。しかも町長の祖先は、殿と因縁がある関係・・・。
井戸に落ちた3人の体に乗り移った霊たち。これが面白い!!言動にぷぷっと笑ってしまいます。霊に乗り移られた3人が最初に現れる紅白の陣幕にいるところとか、現代に甦った戦国武将がシュールすぎてめっちゃ好きです(笑)町長の城を落とす→馬で役場に向かう。「開城!!」→自動ドアが開くなどなど(^^;。けど、現代に甦っても自分の土地を愛する殿が素敵!!その殿を演じた愛之助さんは、ハンコさえろくに押せないさえない役場の職員と、霊が乗り移って殿になってしまった時の演じわけがすごい!特に殿の迫力!謡も舞もさすがにサマになっているし、愛之助さんすごい!!元々好きな役者さんだけど、これからも、もっと応援しようと思います!!あと、殿の霊(魂?)が抜け、ふらぼんに戻った彼の一言「●●せよ!」に笑っちゃいました。
そして建築を大学で学ぶヒロインのなつき(おなつ)が棟梁になり進められるダンボール城の建築。しかも、本当に造っちゃったのだからスゴイ!そして要所要所にツボな存在となった歴史の先生のキャラもよかった!
阿藤快もああいうのが似合うし、敵役の江守さんもこういうのが似合いますし出演者は結構良かったけど、映画としては低予算のローカル色たっぷりのB級映画。でも郷土愛が伝わってきますね。もっとがんばれば、もっと名作になるはず!!!と思うけど、こういう映画はお金かけてなんぼ・・・というものではなく、お城と同じように手作り感がいいのかもしれませんね。