みゆみゆの徒然日記

日本の伝統芸能から映画や本などの感想、
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『ジェネラル・ルージュの伝説』 (文庫版)

2010年06月10日 | 本・マンガ
海堂尊/著

 ハードカバー版は持っているので、文庫版はスルーのつもりでしたが、書店で並べられている文庫版の帯に「書き下ろしを含め短編3部作を初収録」とあり、しかもそれがジェネラルがらみの短編だったのでこちらも改めて(^^;。短編「伝説」「疾風」「残照」のうち「伝説」は既に読んでいるので、書き下ろしの「疾風」「残照」を読みました。

 「疾風」は『ジェネラル・ルージュの凱旋』での三船事務長目線のエピソード。クライマックスのあの事故で自分の妻が巻き込まれて・・・のエピソードは本編にもあったけれど、事故を通しての彼の心変わり(?)はちょっとうるるっときてしまいます。「残照」はジェネラル早速先生がいなくなった後の東城医大救命センター長代理の佐藤が主人公。こちらの内容はまあまあ普通かな・・・。

 最近、ずっと海堂作品シリーズを読んでいないですが、やっぱりジェネラル~がこれも含めて一番好きかな・・・。早速先生のキャラが一番好きというのもありますが(笑)ところで今『ジェネラル・ルージュの凱旋』のドラマが放送されていますが、最初からちゃんと見ていなかったので、何ともいえませんが、あれ・・だいぶ話が違いますよねえ・・・。うーんついていけない(^^;。