みゆみゆの徒然日記

日本の伝統芸能から映画や本などの感想、
心に留まった風景など
私の好きなことを綴っているブログです♪

『ビューティフル・マインド』 (DVD)

2013年03月22日 | 映画(DVD含む)
 2001年公開のアカデミー賞も受賞している映画です。思えば当時はまったく映画を見ていなかった時期。ツタヤをうろうろしていて、面白そう(興味深い)と思ったのと、この映画に感動したと大学の先生がお話してくださったな~ということも思い出しましたりしたので借りてきました。(あとはエド・ハリスも結構好きな役者さんなので)

【あらすじ】ビューティフル・マインド - goo 映画
「すべてを支配する真理」を求めプリンストン大の大学院へ進学したジョン・ナッシュ(ラッセル・クロウ)は、授業にも出ずに独創的理論を追い続けている。変人扱いされるジョンの唯一の友人はルームメイトのチャールズだけ。ある日ジョンは、バーで美女の噂をするクラスメートの話にヒントを得て、独特の理論を生み出した。晴れて目標だったウィーラー研究所へ進んだジョン。政府の要請する暗号解読にも見事に応えるジョンに、諜報員パーチャーは機密任務を依頼する。


 主人公は実在するノーベル賞を受賞したジョン・ナッシュ。彼が確立した理論はかなり経済学の世界では有名とのことですが、経済学とは無縁で無知な私はまったく知りませんでした・・・。天才的な数学者ゆえに政府の要請で暗号を解読するうちに、それが精神的な負担になり、主人公は病気(統合失調症)になってしまったのだと思って見ていたら・・・違いましたよ!そう、政府に命じられた暗号解読の仕事も、病気による症状(幻想)でした。私はこの病気について少し知ってい程度で、専門的に勉強したことはないですし、経験したこともないですが・・・。あんなに幻想ってはっきり見えるのだろうか?幻聴ってはっきりと聞こえるんだろうか?薬を飲んでいても苦しい(?)飲むのをやめたらまた幻想が・・・なんて苦しい病気のだろう・・・。映画を見ていて、どこからどこまでが幻想なんだ?!なんて怖くなることも・・・。そんなジョンを支える妻の大きな愛・・・めったにできることではありません・・。でもその妻の支えのおかげで、幻想と付き合いながらも、ノーベル賞を受賞することができました。授賞式でも“幻影”は見えますが、無視することで、付き合っています・・・。完全に治らなくても、そのように病気と付き合えたのも、妻のおかげなのでしょう・・・。
 幻想のために自分たちの赤ちゃんをおぼれかけさせたり・・・ジョンの奥さんは時に自分が我慢できなくなるときもあります。(もし私なら・・・この時点で自分が無理になってしまうかもしれません)しかし、それでも支え続け、映画の最後のほうで、自分の手をジョンの頬にあてる場面は、泣けました。
 そんな献身的な奥さんを演じるジェニファー・コネリーは、この映画は今より10年以上前ですが・・やっぱりきれいですね~。確か昔シャンプーのCMに出てましたよね。すっかり過去の人な感じですが、私が彼女の出演作を見ていないだけでした(笑)・・・さらに私はテニスのアンドレ・アガシと結婚していた人だっけ?と勘違いしていました。(あちらはブルック・シールズ)主役のラッセル・クロウもすばらしかったですね。