雨の日には雨の中を

相田みつをさんの「雨の日には雨の中を、風の日には風の中を」という言葉が好きで、ブログのタイトルに使っちゃいました

志風(しかぜ)という場所

2008-05-31 | 休日百姓
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〔この空の下で食べるおにぎりは格別〕

2週間ぶりの畑。何度か雨も降ったし、ざっとした草取りしかしていない畑は、きっとまた草原のようになっているだろうと覚悟していたのですが・・

意外なことに草はさほど生えておらず、2週間前とあまり変わらない状態を保ってくれていたのです。ほっとして、ちょっと気が抜けました。

Dscn8331〔ゴーヤの棚を作りました〕

12時前に家を出て、途中買い物をしたから畑に着いたのは1時過ぎでした。

わたしが来る時間に合わせて友人が畑に来てくれたのですが、着いた早々椅子を出してお昼を食べるわたしに、ちょっと驚いていました。

お昼に家を出るんだったら、お昼を食べてから来ればいいのに・・と普通は思いますもんね。

しかも自分で作ったおにぎりじゃなく、わざわざ途中で買って、ここに持ってきて食べるなんて・・地元の人にはわからない感覚だと思います。

でもねー、外で食べるおにぎりはおいしいんですもの。山とか観光地ならみんなそうするのに、畑だとどうして変だと思うのかなー。

でもこの友人は長い付き合いで、わたしの性格もよく知っているから、「あなたらしいわ」と納得していましたけど。

Dscn8333〔てきとーな結び方〕

今日は草取りをしてからゴーヤの棚作りをするつもりだったのですが、思ったより草が生えていなかったので、すぐ棚作りに着手できました。

実は棚作りをするのは今回が初めて。田舎で暮らしていたときは、ビニールハウスの骨組みや近くの木を利用していたので、一から棚作りをする必要がなかったのです。

材料は、近くに竹藪があるので、そこから竹を切ってきて作ることにしました。

結束は被覆ワイヤー(というのかな、ビニールで覆ってあるワイヤー)を使ったほうが、きっちり締まるとは思ったけれど、自然素材にこだわって麻ひもを使うことにしました。

写真にもあるように、結び方はてきとーです。ちゃんとした結び方ができる人が見たらあきれるかも。

こういう場面に直面するたび、きちんとした結び方を覚えようと思うのですが、いつまでたっても覚えられずにいます。説明図を見ただけではわかりにくいですしね。

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〔ギリギリまで下がったけど、全部は収まらなかった〕

で、こういう棚が出来上がりました。

見た目があまりにも頼りなさそうな棚だったのでしょう。夕方になってやってきた隣の畑のおじちゃんに「ここは風が強いから大丈夫かいねー」と言われてしまいました。

その話の時にこの土地が志風(しかぜ)という場所だと聞いたのです。なかなか素敵な名前だなーと思ったのですが、風が強いからそう呼ばれているのだとのこと。

田舎にいたときの場所の名前が日当野(ひとの)で、これは日当たりが良いからついた名前だと聞いていました。土地の名の由来を聞くのっておもしろいですね。

さて志風の畑の頼りない棚。ちゃんと倒れずに秋まで持ってくれるでしょうか。。