マロンの庭 

愛犬マロンとの思い出の庭

北京の旅 1日目★頤和園(いわえん)★

2006年06月02日 23時34分13秒 | おでかけ
道路は広く両脇にはポプラやエンジュの並木道
中国語を習っている友人から北京の旅に誘われました。
ハルピン生まれの中国語の先生をはじめ80歳にはとても見えない男性が一人とその夫人と総勢9人の3泊4日、現地のガイドさんとマイクロバスをチャーターした小回りの利く旅でした。
北京空港の広さは成田空港の比ではなかった。
出来たばかりの空港施設は成田とは余り違いはなかったがトイレの設備はだいぶ遅れていた。

この日の北京は今年に入って4回目の雨と言う珍しい日に当たってしまった。
古い町並み保存地区近代的なビルが林立
***画像はクリックしてご覧下さい。***
車窓から見る北京の町はオリンピックを控え古い町並みを壊して近代的な町並に日々変化している様子です。
北京大学卒のエリートガイドさんの説明では中国ではマンションが安く(地震が無く耐震構造ではないため)分譲マンションがほとんどだそうです。
労働者は退職すると住んでいたマンションを国から与えられるそうです。
胡同(路地)に入ると古い町並みに庶民の生活を垣間見る事が出来た。原色のどぎつい建物を観るより遥かに落ち着き50年前の日本の生活を観るようで懐かしさもあった。

★頣和園(いわえん)★ 画像にポインタを当てると説明文が出ます。
激しい雨であたりが薄暗くなった違和園、円いのは月ではなく水滴です。水墨画のようで雨の景色も良いものです。

アヘン戦争の他二度にわたり侵入され荒廃した庭園を西大后が軍費を使い再建された古典庭園で軍費を使いすぎて清朝滅亡のきっかけになったそうです。
西大后が還暦の祝いに息子から庭園をプレゼントされたとは驚きです。私とは大違いです。何でもスケールの大きい中国にカルチャーショックです。
上の画像は激しい雨であたりが薄暗くなった違和園、円いのは月ではなく水滴です。水墨画のようで雨の景色も良いものです。
部屋数は3000室、長い回廊は修理中でした。

↓の画像はポインタを置いて・・・そしてクリックすると!
頣和園から臨む昆明湖



回廊には色々の形の窓ガラス1万5千枚に色々の絵が描かれている。同じ物は無いそうです。



夕食は北京ダックを北京全聚徳和平門店で戴いた。

今まで日本で戴いたのとは違って皮ばかりではなく、皮は勿論、肉もタレも絶品でした。
廊下の壁にブッシュ前大統領や海部前首相、金正日等が訪れた写真が掲げてあった。なるほどと思った。

美味しい物も見せ付けて申し訳ございません。(少しグロテスク?)
最後までご覧の方には、お土産に美しい写真をアップしました。
目の保養になりましたでしょうか?

目の保養と言えば・・・
万里の長城の売り子さんは日本語が堪能で"目の保養"と言う言葉を遣うのには参りました。2日目は万里の長城です。