JR川西池田乗り換え能勢電:川西能勢口⇒山下駅前集合 バスに乗り換え「千軒」バス停で降りて川(一庫大路次川:ひとくらおおろじがわ)を渡り観察開始
この季節、木に実るいろんな形の実を観察することができました。わんちゃん的には「こんな時季に実が生ってるんやから、花が咲いたんやろなぁ、どんな花やったんやろ?」っと。
「花の咲くころにぜひもういっぺん、来たいもんやなぁ」っといつも思います。
最初に目に留まったのは、山に真っ白な花の塊り、
クマノミズキの白い花がところどころにありました。
「クマノミズキ」熊野産で谷沿いなど水分条件の良好な場所で育つ。
ホウノキの果実を観察
「ホウノキ」材は柔らかく下駄の歯、版木、刀の鞘などに利用
ウワミズザクラやフジの実など観察、
「ウワミズザクラ」つぼみや若い実を塩漬けにしたものを杏仁子(あんにんご)という
「フジの実」実に含まれるシチシンは、禁煙薬として米国は許可している
ヤマハゼは青いぺったんこの実をいっぱいつけていました。
ヤマハゼ エゴノキ
エゴノキの果実がいっぱいぶら下がっていました。
「ヤマハゼ」この心材で染めた色を黄櫨染(こうろぜん)、黄櫨色(はじいろ)という
「エゴノキ」別名ロクロギは 傘の柄に使われていたため
ネムノキの蕾なども・・・。
「ネムノキ」 種子から育てて花が咲くのに10年かかるので 庭木には不向き
アオツヅラフジが木に巻き付き花を咲かせ始めていました
「アオツヅラフジ」茎や根は漢方薬に使われ利尿・鎮痛・解熱の薬効がある
ムラサキシキブの花
「ムラサキシキブ」江戸時代初期は実紫(ミムラサキ)、玉紫(タマムラサキ)と呼んでいた。
「ダイコンの花に似てるぅ~~」
伸びすぎて寝てます。
「スズシロソウやんか」
「スズシロソウ」種子は方形を帯びた楕円形、表面に平滑な瘤粒を密布し、縁に狭い翼がある。
ミツバベンケイソウ
「ベンケイソウの仲間は葉が厚く、特別な代謝をして夏に強い」
と、教えていただきました。
「ミツバベンケイソウ」3枚の葉が輪生、中国では5枚が多い。
クモキリソウ
「青白いランの花葉の姿はとても格好が良いね」と、H先生が言われました。
「クモキリソウ」花弁が昆虫に似せているのはクモキリソウの作戦?
「ラン」世界に700属15,000種、日本に75属230種ある
ヤマアジサイがとても綺麗でした。
「ヤマアジサイ」ガクアジサイよりも花序が小型なのでコガクとも呼ばれる
キジョラン(ガガイモ科)
花 実
花も果実も見る事が出来ました。ウリぐらいもある果実スゴイです。
ガガイモ科と聞けばこの果実が割れて長い毛を持つたねが飛び出すのを見たいモンです。
「キジョラン」種と白い毛が離れてしまうと、種は見つけにくくなる
青い実を垂らしてるキブシ
「キブシ」木五倍子と書く。花言葉 は【待ち合わせ・出会い・嘘】
ホタルブクロも道々に白い花を付けて目立ちました。
「ホタルブクロ」教会の鐘を連想させる花姿にちなんで【忠実・正義】が花言葉
ジャケツイバラ
豆のような果実なのですが幅が広く薄い小判をつるしたように見えた。
「近づいて触ってはダメですよ」っと先生が。
近づいて観るとスッゴイ刺、刺は鋭くみんな逆刺になっています。
過去の観察会で⇒こちら
「ジャケツイバラ」茎が互いに絡まっている様子を蛇に例えて蛇結茨。
千軒球技場に入り屋根付きスタンドでお弁当にしました。
食後直ぐ出発。山下方面行きのバスは1時間に一本程度、なのに、ユックリじっくりと観察、今まで出会ったことのないお花たちにカンゲキ、そんなことしてたら、バスの時間に間に合わなくなりそう、急ぎ足でバス停に向かいます。
しかし、またまた・・・
クマヤナギ
「クマヤナギがもうすぐ花を咲かせそう。でも昨年の実もちらほらと残っていました。ヤナギというは・・・クマは・・・何故こんな名前なのでしょうね。ヤナギでは無くクロウメモドキ科、若葉は山菜、果実も食べられるとか。」と、H先生が・・・
「クマヤナギ」赤や黒の実は果実酒になるが熟成は二年越し
コイケマ エビヅル
「コイケマ」キョウチクトウ科イケマ属。生馬と書く
「エビヅル」巻きひげで、他の木やフェンスなどに絡みつく
ヒメコウゾの実
「ヒメコウゾの実」実際食べてみると、ほこりっぽい味で美味しくなかった
オニグルミの実
「オニグルミの実」カラスは固い実を道路に落として車に割らせて食べる。
フユザンショウ
「フユザンショウ」名前の由来は、冬でも葉を落さないサンショウ。
キササゲ花と実
「キササゲ花と実」大木が多く、花を間近に見るのは難しい。花言葉【夢心地】
何とビロードモウズイカやアメリカオニアザミ、コセンダングサ、ベニバナボロギクなどの外来種も増えてきている様子です。
ビロードモウズイカ
「ビロードモウズイカ」待宵草とよく似てる。昭和天皇いわく【雑草という草は無い】
アメリカオニアザミ コセンダングサ
「アメリカオニアザミ」鋭い棘があり手袋をしていても貫通するため要注意。
「コセンダングサ」鈎のついた種子が衣服にまとわりつく。1月は始末に負えない
知明(ちみょう)さくら橋
一庫大路次川(ひとくらおおろじがわ)は、淀川水系の支流で京都府、大阪府および兵庫県の県境付近を流れる一級河川である。京都府、大阪府域では大路次川と呼ばれる。
京都府亀岡市畑野町土ケ畑付近に源を発し南流。大阪府、兵庫県の県境付近を流れ知明湖(一庫ダム)に注ぐ。川西市民病院の西側を流れ、川西市水明台と川西市西畦野の境界で猪名川に合流する。また、オオサンショウウオの生息が確認されている[1]。wikipedia
その日一番の目玉花は可愛いお花、ヒナラン
環境省:絶滅危惧Ⅰ類
京都RDB:絶滅寸前種。
「ヒナラン」小さくてかわいらしい花を付けるので 雛蘭。
薄いピンクの小さなお花。葉は一枚しかなかったです。1株あって「貴重やなぁ」っとおしゃべりしてたら「ここに咲いてるよ」「こっちにもあるわ」っと5~6株見つかりました。毎年ここに咲いてくれたらええんやけど・・・
【もう一つの一庫ダム (CHIKAちゃん)】
いつもコメントを寄せてくれはるCHIKAちゃんからのもう一つの一庫ダムの物語
CHIKAちゃん談
タイトルの「もう一つの…」は、「もう一つの忠臣蔵」からのヒントで、写真と違った角度から添え書きを残しておくと、植物にも興味が湧いてくるのではとの思いで、コツコツ拾い集めています。
わんちゃんも掲載されるまでに構成の苦労があるのかなと。でもやってる最中は 結構熱を帯びているんやろうねぇとつくづく感心します。
遠いところまで行って 危険を冒して写真を撮っていただいて ありがとうございます。その花の特徴や曲者ぶりを知って一つでも多く記憶に残ればいいなぁの思いでおりました。一庫ダムに「お連れ頂き」ありがとう、やね
↑記事中に緑色の文字で追記させていただきました。
CHIKAちゃん、ありがとー・・・
この季節、木に実るいろんな形の実を観察することができました。わんちゃん的には「こんな時季に実が生ってるんやから、花が咲いたんやろなぁ、どんな花やったんやろ?」っと。
「花の咲くころにぜひもういっぺん、来たいもんやなぁ」っといつも思います。
最初に目に留まったのは、山に真っ白な花の塊り、
クマノミズキの白い花がところどころにありました。
「クマノミズキ」熊野産で谷沿いなど水分条件の良好な場所で育つ。
ホウノキの果実を観察
「ホウノキ」材は柔らかく下駄の歯、版木、刀の鞘などに利用
ウワミズザクラやフジの実など観察、
「ウワミズザクラ」つぼみや若い実を塩漬けにしたものを杏仁子(あんにんご)という
「フジの実」実に含まれるシチシンは、禁煙薬として米国は許可している
ヤマハゼは青いぺったんこの実をいっぱいつけていました。
ヤマハゼ エゴノキ
エゴノキの果実がいっぱいぶら下がっていました。
「ヤマハゼ」この心材で染めた色を黄櫨染(こうろぜん)、黄櫨色(はじいろ)という
「エゴノキ」別名ロクロギは 傘の柄に使われていたため
ネムノキの蕾なども・・・。
「ネムノキ」 種子から育てて花が咲くのに10年かかるので 庭木には不向き
アオツヅラフジが木に巻き付き花を咲かせ始めていました
「アオツヅラフジ」茎や根は漢方薬に使われ利尿・鎮痛・解熱の薬効がある
ムラサキシキブの花
「ムラサキシキブ」江戸時代初期は実紫(ミムラサキ)、玉紫(タマムラサキ)と呼んでいた。
「ダイコンの花に似てるぅ~~」
伸びすぎて寝てます。
「スズシロソウやんか」
「スズシロソウ」種子は方形を帯びた楕円形、表面に平滑な瘤粒を密布し、縁に狭い翼がある。
ミツバベンケイソウ
「ベンケイソウの仲間は葉が厚く、特別な代謝をして夏に強い」
と、教えていただきました。
「ミツバベンケイソウ」3枚の葉が輪生、中国では5枚が多い。
クモキリソウ
「青白いランの花葉の姿はとても格好が良いね」と、H先生が言われました。
「クモキリソウ」花弁が昆虫に似せているのはクモキリソウの作戦?
「ラン」世界に700属15,000種、日本に75属230種ある
ヤマアジサイがとても綺麗でした。
「ヤマアジサイ」ガクアジサイよりも花序が小型なのでコガクとも呼ばれる
キジョラン(ガガイモ科)
花 実
花も果実も見る事が出来ました。ウリぐらいもある果実スゴイです。
ガガイモ科と聞けばこの果実が割れて長い毛を持つたねが飛び出すのを見たいモンです。
「キジョラン」種と白い毛が離れてしまうと、種は見つけにくくなる
青い実を垂らしてるキブシ
「キブシ」木五倍子と書く。花言葉 は【待ち合わせ・出会い・嘘】
ホタルブクロも道々に白い花を付けて目立ちました。
「ホタルブクロ」教会の鐘を連想させる花姿にちなんで【忠実・正義】が花言葉
ジャケツイバラ
豆のような果実なのですが幅が広く薄い小判をつるしたように見えた。
「近づいて触ってはダメですよ」っと先生が。
近づいて観るとスッゴイ刺、刺は鋭くみんな逆刺になっています。
過去の観察会で⇒こちら
「ジャケツイバラ」茎が互いに絡まっている様子を蛇に例えて蛇結茨。
千軒球技場に入り屋根付きスタンドでお弁当にしました。
食後直ぐ出発。山下方面行きのバスは1時間に一本程度、なのに、ユックリじっくりと観察、今まで出会ったことのないお花たちにカンゲキ、そんなことしてたら、バスの時間に間に合わなくなりそう、急ぎ足でバス停に向かいます。
しかし、またまた・・・
クマヤナギ
「クマヤナギがもうすぐ花を咲かせそう。でも昨年の実もちらほらと残っていました。ヤナギというは・・・クマは・・・何故こんな名前なのでしょうね。ヤナギでは無くクロウメモドキ科、若葉は山菜、果実も食べられるとか。」と、H先生が・・・
「クマヤナギ」赤や黒の実は果実酒になるが熟成は二年越し
コイケマ エビヅル
「コイケマ」キョウチクトウ科イケマ属。生馬と書く
「エビヅル」巻きひげで、他の木やフェンスなどに絡みつく
ヒメコウゾの実
「ヒメコウゾの実」実際食べてみると、ほこりっぽい味で美味しくなかった
オニグルミの実
「オニグルミの実」カラスは固い実を道路に落として車に割らせて食べる。
フユザンショウ
「フユザンショウ」名前の由来は、冬でも葉を落さないサンショウ。
キササゲ花と実
「キササゲ花と実」大木が多く、花を間近に見るのは難しい。花言葉【夢心地】
何とビロードモウズイカやアメリカオニアザミ、コセンダングサ、ベニバナボロギクなどの外来種も増えてきている様子です。
ビロードモウズイカ
「ビロードモウズイカ」待宵草とよく似てる。昭和天皇いわく【雑草という草は無い】
アメリカオニアザミ コセンダングサ
「アメリカオニアザミ」鋭い棘があり手袋をしていても貫通するため要注意。
「コセンダングサ」鈎のついた種子が衣服にまとわりつく。1月は始末に負えない
知明(ちみょう)さくら橋
一庫大路次川(ひとくらおおろじがわ)は、淀川水系の支流で京都府、大阪府および兵庫県の県境付近を流れる一級河川である。京都府、大阪府域では大路次川と呼ばれる。
京都府亀岡市畑野町土ケ畑付近に源を発し南流。大阪府、兵庫県の県境付近を流れ知明湖(一庫ダム)に注ぐ。川西市民病院の西側を流れ、川西市水明台と川西市西畦野の境界で猪名川に合流する。また、オオサンショウウオの生息が確認されている[1]。wikipedia
その日一番の目玉花は可愛いお花、ヒナラン
環境省:絶滅危惧Ⅰ類
京都RDB:絶滅寸前種。
「ヒナラン」小さくてかわいらしい花を付けるので 雛蘭。
薄いピンクの小さなお花。葉は一枚しかなかったです。1株あって「貴重やなぁ」っとおしゃべりしてたら「ここに咲いてるよ」「こっちにもあるわ」っと5~6株見つかりました。毎年ここに咲いてくれたらええんやけど・・・
【もう一つの一庫ダム (CHIKAちゃん)】
いつもコメントを寄せてくれはるCHIKAちゃんからのもう一つの一庫ダムの物語
CHIKAちゃん談
タイトルの「もう一つの…」は、「もう一つの忠臣蔵」からのヒントで、写真と違った角度から添え書きを残しておくと、植物にも興味が湧いてくるのではとの思いで、コツコツ拾い集めています。
わんちゃんも掲載されるまでに構成の苦労があるのかなと。でもやってる最中は 結構熱を帯びているんやろうねぇとつくづく感心します。
遠いところまで行って 危険を冒して写真を撮っていただいて ありがとうございます。その花の特徴や曲者ぶりを知って一つでも多く記憶に残ればいいなぁの思いでおりました。一庫ダムに「お連れ頂き」ありがとう、やね
↑記事中に緑色の文字で追記させていただきました。
CHIKAちゃん、ありがとー・・・