【わんちゃんの独り言】

毎日の生活の中で見たこと、聞いたこと、感じたこと、思いついたこと等々書き留めています
(コメント大歓迎デス・・・・・)

歌舞伎鑑賞講座【七月大歌舞伎】

2007-07-18 | 映画・演劇・ミュージック・コンサート


姪っ子が誘ってくれましてね、観てきました。
【七月大歌舞伎】大阪の松竹座へ・・・

演し物は【鳥辺山心中】【身替座禅】【女殺油地獄】

海老さま(市川海老蔵)は楽屋のお風呂でこけて怪我をしたとかで休演
がっかりした人も多かったとか・・・

片岡仁左衛門さんが代役された「女殺油地獄」の河内屋与兵衛は
孝夫さん(仁左衛門)の大出世作で仁左衛門さんにとっては大切な役だとか・・・
ちょうど良かった、初めて観る私にとって、宝塚の汐風幸さん(退団)のお父さんということで身近な存在でしたから・・・

どのお芝居も背景が実にリアル

女形の身のこなしも実にしなやか
先のお芝居で女形だった役者さんが今度はお店の番頭さん演ってたり・・・

そして役者さんが見得を切るとタイミング良く「00屋」と声がかかります。
仁左衛門さんは「松嶋屋!!!」
中村歌六さんは「萬屋!!」

役者さんと屋号についてはこちらと
こちら

私的には実に歌舞伎鑑賞、生鑑賞は生まれて初めての経験。
役者さんもまったく知らず、予習もなし・・・
夜の部なのに4時15分開演、休憩挟んで9時前まで延々4時間以上の長丁場。

幸いに講座つきなんで、2時間ほど演し物についての解説が近くのホールでありまして、これが私にはお役立ち。
講師は着物がよくお似合いの田口章子先生(美人!!)
なんと、京都造形芸術大学の教授で歌舞伎研究の第一人者

「この役者さんと思ったら来月も来年もずっと追っかけることです。とにかく生で観てください。」とおっしゃってます。

楽しい歌舞伎鑑賞でした。
姪っ子にお礼を言いました「また、今度機会があったら観に行こね」


夜の部の詳しいみどころはこちら