【ユリ(ソルボンヌ)】
今日はユリです、ユリ三昧です。
いろんな描き方で楽しんでください。
ハガキ二枚分・・縦にしても横にしてもかまいません、
大きく描いて下さい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/5f/262213d74470641b1e4e0a6b2e96c42d.jpg)
大きく豪華なお花です
今日はこちらの方で描きません、こういう複雑なんは描いてると時間がもったいないので、皆さん、いきなりご自分の思われるとおりに描いてみてください
こういう時ってどこから描いたら?と思われがちですが、
自分がどこを描きたいか、から始まります。
芯からでも良いですし、外側の花びらからでもかまいません。
いちばん最初に描き始めたところから・・・
ささ、皆さん、描いて下さいよ~~
「彩色が解りませ~ん」
めしべ→薄い紫
おしべ→臙脂+岱赭(ちゃいろ)
お花の中心の深いところは緑ですね、若葉です。
花びらは紅梅をうすく、花びらの先はよく視るとミドリになってるのもありますね。
花びらにテンテンがあります、濃い臙脂で決めてください。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/71/25548e6f8a63cd0932a6056ab91eeed9.jpg)
色紙・・コレ良いですよ飾っとけるんですから、
「巨きな百合」 水谷まさる
とても巨(おほ)きな
白い百合
なかには露が
たまつてる。
ぼくははだかに
なつちやつて
露の水風呂つかふんだ。
花のにほひの
とけこんだ
露は身體(からだ)に
しむだらう。
ぼくは顏だけ
出したまま
ララララララと
うたふんだ。
とても巨きな
白い百合
咲いてるとこを
知らないか。
↑ 道草さんからいただきました。
【カラー】
四層紙を扇形に水切りしてください
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/8d/e2c707ecac7e94b1c85fbdb2e8aec57e.jpg)
シンプルなモノって結構難しいんですよ。
描くときは単純なんです、中の芯が見えるくらいで、外側の線はヒラヒラとしたカンジで・・・
ゆっくりゆっくり進んで、ここのピュンとしたところにス~ッときてますね。
お花の首がここからこうあって、茎へ・・・
茎ってけっこう太いんですよね、花びらには線が入ってるんです。
細い線で少~し、あんまり入れるとうっとおしいです。
かたちはカンタン、どう描いてもカラーです、クルッと巻いてるんです、
クルッとなった先っちょは緑色なんですねぇ・・・
芯→黄色
時が経つとポッポッと粉が浮いてきます、上朱(じょうしゅ)→朱色を少し混ぜます。
白なんですけど、うす~い黄色をちょちょっと、黄緑を少~しだけ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/e0/3143006fe18e2d3eb27460d945518c92.jpg)
↑大判はがき
【アボガド】
ここに包丁とまな板を用意してます。
半分に切ってもらって大きく描きましょう。
どこから描こうかな?
最初ね、ヘタからとか、縁からとかいろいろ思ったんですけど、タネから描くのが良いと気づいたんですよ。
タネを大きく描くと良いですよ、グル~~と縁を描いて・・・
ヘタはですねぇ、コレは真ん中じゃ無いですね。
皮にいきます、ちょっとくびれてるんですね。
切り口を二重にしても良いんですけど、皮の部分にウネウネ~とデコボコがあるんで・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/44/110493376c4eb45c9e0cf81ee2269dbf.jpg)
彩色
タネ→岱赭(ちゃいろ)
岱赭(ちゃいろ)だけの方がキレイかな?
岱赭(ちゃいろ)で薄~くして、次にちょっと濃くしましょうか、キレイな色の方がいいですね。
実→まずは黄色の薄いの、次が若葉、これも薄~いのを・・・
ヘタ→岱赭(ちゃいろ)と本藍で黒っぽく。
縁ですね、縁の皮の部分も濃くす~っと。
皮と実の境目は若葉を濃く、皮にミドリが残ってますねぇ、皮に青草をちょんちょんと塗ります。