「わんちゃん、明けましておめでとうさん、里山の会の七草粥やけど覚えてる?」
「ハイ 覚えてますよ~~行きますよ」
「そう、良かった、じゃよろしくね」
「ハ~イ」
君がため 春の野に出て 若菜摘む わが衣手に 雪は降りつつ :百人一首より
読み人:光孝天皇(こうこうてんのう)
「今日は七草 あなたのために 若菜を摘みに来ました 早春の野雪が 私の袖の上で 楽しそうに遊んでいます 今年も お健やかで ありますように」 現代語訳:千絵崇石
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セリ
鉄分が多く、貧血気味の身体にはもってこいの食材。また“競り勝つ”という意味も込められています。眼の充血やめまいを予防する。
ナズナ 別名:ペンペングサ
身体の熱を下げて尿の出をよくし、解毒作用があります。“なでて汚れを除く”という意味も込められています。消化機能を整えます。
ゴギョウ 別名:ハハコグサ
道ばたによく自生しているゴギョウ、のどのつまり、咳などに効果があります。
ハコベラ 別名:ヒヨコグサ
タンパク質やミネラルなどの栄養素が豊富で、古くから薬草としても使われています。茎に葉がたくさんついていることから、“繁栄”を意味しています。胃炎や胃弱に効果があります。
ホトケノザ 別名:コオニタビラコ
解毒作用のあるホトケノザは、その形が仏様の連座に似ていることから、そう呼ばれています。筋肉の痛みに効果あり。
スズナ
カブの古い呼び名で、便秘に効果的で、神を呼ぶ鈴を意味しています。また、胃腸を整え熱を下げます。
スズシロ
ダイコンの古い呼び名で、消化を促進させる“ジアスターゼ”を多く含みます。その色から潔白を表しています。胃腸の働きを助ける効果があります。
と、集まった皆さんはKさんから教えていただいて納得
「さぁ 七草を摘みに行きましょう」植物に詳しいYさん、を先頭に古代衣裳を着たりして続きます。
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田んぼの畦道や畑の傍などで5種(セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ)採集できました。
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「雑草と思ってたんが七草粥の主人公やなんてビックリィいい勉強になったわぁ」とか
「七草って、こんな身近にあるなんて知らんかったわぁ」等々、七草摘みの体験は皆さん大喜びでしたよ。
ちなみにスズナ、スズシロは里山農園からの調達です。
七草を調理する時は、包丁をまな板に叩きつけるようにします。
こんな囃子歌をみんなで7回繰り返し歌いながら・・・
♪七草なずな 唐土の鳥が 日本の国へ 渡らぬさきに 合わせて バッタバタ(バータパタ)♪
「唐土の鳥」とは鬼車鳥(キシャドリ:九つの頭を持つ)という怪鳥で、子どもの衣服に血の滴りが落ちると、子どもは病気になると言われていましたから、子どもに七草を食べさせて厄災から守ろうとしたのでしょう。
囃子ことばは、鳥追い歌で、害鳥を追い払い豊作を願う行事と結びついたものであったようです。
そんなことの間に、大きなお鍋にお粥さんが出来上がってます、刻んだ七草を混ぜると七草粥の出来上がり・・・
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「いただきまぁす」
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青竹の器に青竹のお箸、会員さんの手作りです、あれ?焼印のロゴ入りです。
「こちらには、小豆粥、芋粥がありますよ~皆さんどうぞぉ~~」
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3種のお粥さんをいただき、3種ともお替りのわんちゃん、お腹いっぱぁ~い、パンパン・・・
木津川河川敷のグランドででしたが身体もホッカホカに温まり楽しい七草摘みと七草粥の集いでした。
七草摘みと七草粥はこの「やましろ里山の会」の年始の行事として10数年も続いているとお話しされてました。
【古代衣装】
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↑ イトウチャンの手作りと聞きましたよ
去年の事、自治会からの防災研修会『奈良県川上村 大滝ダム・学べる建設ステーション』での見学の中で施設の写真をAさんからいただきましたので、追記しました ➱こちら
「ハイ 覚えてますよ~~行きますよ」
「そう、良かった、じゃよろしくね」
「ハ~イ」
君がため 春の野に出て 若菜摘む わが衣手に 雪は降りつつ :百人一首より
読み人:光孝天皇(こうこうてんのう)
「今日は七草 あなたのために 若菜を摘みに来ました 早春の野雪が 私の袖の上で 楽しそうに遊んでいます 今年も お健やかで ありますように」 現代語訳:千絵崇石
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セリ
鉄分が多く、貧血気味の身体にはもってこいの食材。また“競り勝つ”という意味も込められています。眼の充血やめまいを予防する。
ナズナ 別名:ペンペングサ
身体の熱を下げて尿の出をよくし、解毒作用があります。“なでて汚れを除く”という意味も込められています。消化機能を整えます。
ゴギョウ 別名:ハハコグサ
道ばたによく自生しているゴギョウ、のどのつまり、咳などに効果があります。
ハコベラ 別名:ヒヨコグサ
タンパク質やミネラルなどの栄養素が豊富で、古くから薬草としても使われています。茎に葉がたくさんついていることから、“繁栄”を意味しています。胃炎や胃弱に効果があります。
ホトケノザ 別名:コオニタビラコ
解毒作用のあるホトケノザは、その形が仏様の連座に似ていることから、そう呼ばれています。筋肉の痛みに効果あり。
スズナ
カブの古い呼び名で、便秘に効果的で、神を呼ぶ鈴を意味しています。また、胃腸を整え熱を下げます。
スズシロ
ダイコンの古い呼び名で、消化を促進させる“ジアスターゼ”を多く含みます。その色から潔白を表しています。胃腸の働きを助ける効果があります。
と、集まった皆さんはKさんから教えていただいて納得
「さぁ 七草を摘みに行きましょう」植物に詳しいYさん、を先頭に古代衣裳を着たりして続きます。
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田んぼの畦道や畑の傍などで5種(セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ)採集できました。
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「雑草と思ってたんが七草粥の主人公やなんてビックリィいい勉強になったわぁ」とか
「七草って、こんな身近にあるなんて知らんかったわぁ」等々、七草摘みの体験は皆さん大喜びでしたよ。
ちなみにスズナ、スズシロは里山農園からの調達です。
七草を調理する時は、包丁をまな板に叩きつけるようにします。
こんな囃子歌をみんなで7回繰り返し歌いながら・・・
♪七草なずな 唐土の鳥が 日本の国へ 渡らぬさきに 合わせて バッタバタ(バータパタ)♪
「唐土の鳥」とは鬼車鳥(キシャドリ:九つの頭を持つ)という怪鳥で、子どもの衣服に血の滴りが落ちると、子どもは病気になると言われていましたから、子どもに七草を食べさせて厄災から守ろうとしたのでしょう。
囃子ことばは、鳥追い歌で、害鳥を追い払い豊作を願う行事と結びついたものであったようです。
そんなことの間に、大きなお鍋にお粥さんが出来上がってます、刻んだ七草を混ぜると七草粥の出来上がり・・・
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「いただきまぁす」
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青竹の器に青竹のお箸、会員さんの手作りです、あれ?焼印のロゴ入りです。
「こちらには、小豆粥、芋粥がありますよ~皆さんどうぞぉ~~」
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3種のお粥さんをいただき、3種ともお替りのわんちゃん、お腹いっぱぁ~い、パンパン・・・
木津川河川敷のグランドででしたが身体もホッカホカに温まり楽しい七草摘みと七草粥の集いでした。
七草摘みと七草粥はこの「やましろ里山の会」の年始の行事として10数年も続いているとお話しされてました。
【古代衣装】
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↑ イトウチャンの手作りと聞きましたよ
去年の事、自治会からの防災研修会『奈良県川上村 大滝ダム・学べる建設ステーション』での見学の中で施設の写真をAさんからいただきましたので、追記しました ➱こちら