銀河後悔日誌、つぶやき

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背中の土

2008-05-11 18:32:52 | 大相撲観測日誌
 平成二十年五月(夏)場所(於・両国国技館)は、初日を迎えた。


  日本相撲協会「本場所情報」

  銀河大角力協会


・幕下
 風斧山[かざふざん]と阿夢露[あむうる]はアムールの勝ち。相変わらず国際色豊かなシコ名で(笑)。
 李(西13)○発進。中野(東13)と下田(東11)は●発進。
 先場所新十枚目で、一緒に落ちた北勝国(東筆頭)と土佐豊(西筆頭)。まずは土佐豊が先勝。


・十枚目(十両)
 十枚目を一場所で通過しながら一場所で陥落した市原、千代白鵬に●。
 唯一の新十枚目、大勇武も●。
 木村山(西2)が○、玉鷲(東2)が●。さて、幕内に上がるのは…?


・幕内
 ちょっと遅めの16:21より、中入り後。
 新入幕同士、若い白馬を三十路の琴春日が破って○発進。
 新入幕の栃ノ心、危ない場面もあったが、凌いで○。これは、10番は堅いか!?
 垣添があっさり寄り切り。玉乃島も三十路だが、退潮傾向?!
 ヴェテラン土佐ノ海、ヴェテラン玉春日を破る。まあ、まだ初日だし。
 大きな岩木山を、がっぷり豊真将が寄り切って初日○。
 でーじま!と一気に若の里を寄り切って、出島(東10)が○。

 前半が終わって、17:11。審判が引き揚げると、入れ替わりにすぐ後半の審判が就いて再開。
 豊ノ島ががぶり寄り、栃煌山幸先悪し。
 琴奨菊もがぶり寄り。両者の対戦はどうなる!?
 雅山を送り出して、安馬は上手く初日。勝ち越しの、その先を目指して…。

 カド番の琴欧洲、若い若ノ鵬をあっさり寄り切り。
 千代大海が得意先の旭天鵬と商談成立。
 出稽古嫌いの把瑠都を破って、魁皇900勝目。あと2年頑張れば、千代の富士を抜く…のは、あながち夢ではないような。
 黒海を転がして、琴光喜も初日○。

 勘太夫改メ38代式守伊之助親方が就任。

 そんなに良いとも思えないが、悪い相撲というわけでもなし。白鵬が至って普通に白星発進。

 37代伊之助改メ35代木村庄之助親方が就任。23年9月までの在位が予想されるので、結構な“長期政権”となる。

 こうして、割とあっさり勝ったのを見たからかどうか。気合の稀勢の里を侮ったわけではないだろう(?)が、気を抜けない相手の場合は、初日早々でも、100%以上の力で圧勝し、明日からの相手を震え上がらせなければならない。
 そういう気合が見えなかったところが、朝青龍の敗因ではないのか? と、負け方のあっけなさ。特に残るどころか腰が砕けて敗れた「負け方」が気になる初日でありました。

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