5月24日放送の『ケロロ軍曹』第213話は、「桃華 明日を取り戻せ! であります」を1本。
テレビ東京の公式ページ(あにてれ)
サンライズの公式ページ
角川書店の公式ページ(ケロロ島[アイランド]
バンダイビジュアルのラジオページ(ケロロとギロロの地球[ペコポン]侵略ラヂオ)
・「明日を取り戻せ!」
昨日、今日、明日、明後日…。
起きたら「明日」がやって来る。それが当たり前。でも、昨日と同じ一日が、またやって来た。
ということで、ずっと「今日」しかやって来ない世界。
電撃娘の例を挙げるまでもなく(ケロロが「やっと出番だっちゃ」とか言ってるし・笑)、すこしふしぎなお話でありました。
桃華だけが、時間の流れから外れてしまった理由は分からない。
でも、今日の幸せ(あるいは、「明日が待ち遠しい」という想い)が、明日になってしまえばなくなるかも知れない。そう考えると、明日が来なくても良いのでは? と思ってしまい、せっかく時間の流れに復帰できる好機を逃す。
さて、「明日」が来ないで、ずっと「今日」ばかりやって来るというのではなく、逆に「明日」なんて来なくて良い、ずっと「今日」が続けば良いのに…という話を思い出した。
『新オバケのQ太郎』の最終回(原作)がそうだが、3学期を機会に学校へ通うため、QちゃんがOちゃんと一緒にオバケの国へ帰る…というもの。
帰る前の日、お別れがつらくなるということで、明日帰ってしまう…というようなことは、みんな気を遣って言わない。なぜか知らないけど、みんなが優しくて、なぜかプレゼントをくれたりする。みんな「なぜだろう」とか言って(笑)。
夜になると、大原家のみんながごちそうしてくれる。なぜかは知らないけど。とうとう最後まで「帰る」ということを口にせず、時計が12時の針をさすと、スウッとQちゃんとOちゃんが消えていく。お別れを言う暇もないままで。
正ちゃんは、もっと話をしたかった…と、涙にくれる。
少し経って、なぜかQちゃんたちが戻って来た。日付を勘違いして、1日早く帰ってしまったのだ。
Qちゃんたちが帰って来たので、正ちゃんは、今夜は寝ないで語り明かそう。ずうっと今日が続けば良いのに…というようなことを言いつつ、物語は終幕する。そのセリフのコマは、キャラクターではなく、外から見た家だけが描かれているのみ。
この作品を読んだのは十数年前だが、この最終回は、いたく心に残っているわけだが、これを超える最終回は、ほとんどお目にかかったことがない。
って言うか、本編より『新オバQ』の話の方が長くなってるし(笑)。
『ケロロ』の最終回って、一体どうなるのだろう…。
次回は5月31日 第214話「クルル やめます であります」・「プルル 恋する看護兵 であります」の2本。
6月7日 第215話「ケロロ 12人のウェットルキング であります」・「ケロロ ガマ3号ウェット大作戦 であります」
6月14日 第216話「ケロロ 圧縮で侵略? であります」・「冬樹 日向家財宝伝説 であります」
6月21日 第217話「ちびケロ 禁じられた遊び であります」・「ケロロ 恐怖の侵略者 であります」
6月28日 第218話「ちびケロ 耳をすませば であります」・「ケロロ カリエスウォー2 であります」
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・「明日を取り戻せ!」
昨日、今日、明日、明後日…。
起きたら「明日」がやって来る。それが当たり前。でも、昨日と同じ一日が、またやって来た。
ということで、ずっと「今日」しかやって来ない世界。
電撃娘の例を挙げるまでもなく(ケロロが「やっと出番だっちゃ」とか言ってるし・笑)、すこしふしぎなお話でありました。
桃華だけが、時間の流れから外れてしまった理由は分からない。
でも、今日の幸せ(あるいは、「明日が待ち遠しい」という想い)が、明日になってしまえばなくなるかも知れない。そう考えると、明日が来なくても良いのでは? と思ってしまい、せっかく時間の流れに復帰できる好機を逃す。
さて、「明日」が来ないで、ずっと「今日」ばかりやって来るというのではなく、逆に「明日」なんて来なくて良い、ずっと「今日」が続けば良いのに…という話を思い出した。
『新オバケのQ太郎』の最終回(原作)がそうだが、3学期を機会に学校へ通うため、QちゃんがOちゃんと一緒にオバケの国へ帰る…というもの。
帰る前の日、お別れがつらくなるということで、明日帰ってしまう…というようなことは、みんな気を遣って言わない。なぜか知らないけど、みんなが優しくて、なぜかプレゼントをくれたりする。みんな「なぜだろう」とか言って(笑)。
夜になると、大原家のみんながごちそうしてくれる。なぜかは知らないけど。とうとう最後まで「帰る」ということを口にせず、時計が12時の針をさすと、スウッとQちゃんとOちゃんが消えていく。お別れを言う暇もないままで。
正ちゃんは、もっと話をしたかった…と、涙にくれる。
少し経って、なぜかQちゃんたちが戻って来た。日付を勘違いして、1日早く帰ってしまったのだ。
Qちゃんたちが帰って来たので、正ちゃんは、今夜は寝ないで語り明かそう。ずうっと今日が続けば良いのに…というようなことを言いつつ、物語は終幕する。そのセリフのコマは、キャラクターではなく、外から見た家だけが描かれているのみ。
この作品を読んだのは十数年前だが、この最終回は、いたく心に残っているわけだが、これを超える最終回は、ほとんどお目にかかったことがない。
って言うか、本編より『新オバQ』の話の方が長くなってるし(笑)。
『ケロロ』の最終回って、一体どうなるのだろう…。
次回は5月31日 第214話「クルル やめます であります」・「プルル 恋する看護兵 であります」の2本。
6月7日 第215話「ケロロ 12人のウェットルキング であります」・「ケロロ ガマ3号ウェット大作戦 であります」
6月14日 第216話「ケロロ 圧縮で侵略? であります」・「冬樹 日向家財宝伝説 であります」
6月21日 第217話「ちびケロ 禁じられた遊び であります」・「ケロロ 恐怖の侵略者 であります」
6月28日 第218話「ちびケロ 耳をすませば であります」・「ケロロ カリエスウォー2 であります」