柏戦、順当勝ち。失点シーンはともかく、途切れなく走り続けた気持ち良いゲームだった。そして残留争いからやっと脱出。何はともあれ良かった。
何はともあれ、ではあるのだが、この一週間の妙な雰囲気について。
何を心配しているのだ。
確かに今日はプレーヤーの集中力は最後まで(!)途切れなかったし、スタジアムにはある程度の緊張感がみなぎっていたと見た(中継が必要以上に残留争いで盛り上げようとしていたのには笑ったが)。ナイーブ過ぎるほどに。その空気を作っていたのが「危機感」であることは間違いない。しかし。それは「入れ替え戦への危機感」なのか、「連敗への危機感(勝利への飢餓感)」なのか。オレは後者であって欲しいと思う。
最下位セレッソから勝ち点6差、残り3ゲーム。これは降格危機を危惧するほどの情況ではないし、柏の玉田は代表を含めて疲労はピーク。しかもホームゲーム。4連敗中(天皇杯を含めれば5連敗)とは言え、そのすべてのゲームが為す術もなく負けたわけでもない。
97年のフランス予選でメディアが「崖っぷち」を連呼していた時代を思い出した。あの時は現イチロー夫人が、テレビで毎日のように「負けられません」を連呼し、失笑を買っていたものだ(確かに勝ちもしなかったが“負けなかった”)。
「ギャンブルならUAE戦直後が賭け時だな」
友人とそう言い合っていたのを思い出す。
侮ることもないが、それ以上に怖れることはない。
約1ヶ月ぶりの勝利は確かに嬉しい。しかしサポーターも含め、周辺の過剰なほどのナイーブぶりもどうかと思った。もっと逞しくなろうよ……ま、残留争いは初体験だから仕方ないか(危険度からいって数年前の市原、横浜ほどでは決してなかった。これは断言)。
来年、代表の最終予選もこのパターンで盛り上げるんかなー。
決勝点を泥臭く決めた平松康平はインタビューでまたもや「清水はこんな(順位でいる)チームではない」とコメントしていた。その通りである。残留争いをモチベーションにするのはあまりにも寂しい。次のセレッソ戦もきっちり勝ってそれを証明しよう。
勝って降格、負けて優勝。レッズらしい。
おめでとう。
何はともあれ、ではあるのだが、この一週間の妙な雰囲気について。
何を心配しているのだ。
確かに今日はプレーヤーの集中力は最後まで(!)途切れなかったし、スタジアムにはある程度の緊張感がみなぎっていたと見た(中継が必要以上に残留争いで盛り上げようとしていたのには笑ったが)。ナイーブ過ぎるほどに。その空気を作っていたのが「危機感」であることは間違いない。しかし。それは「入れ替え戦への危機感」なのか、「連敗への危機感(勝利への飢餓感)」なのか。オレは後者であって欲しいと思う。
最下位セレッソから勝ち点6差、残り3ゲーム。これは降格危機を危惧するほどの情況ではないし、柏の玉田は代表を含めて疲労はピーク。しかもホームゲーム。4連敗中(天皇杯を含めれば5連敗)とは言え、そのすべてのゲームが為す術もなく負けたわけでもない。
97年のフランス予選でメディアが「崖っぷち」を連呼していた時代を思い出した。あの時は現イチロー夫人が、テレビで毎日のように「負けられません」を連呼し、失笑を買っていたものだ(確かに勝ちもしなかったが“負けなかった”)。
「ギャンブルならUAE戦直後が賭け時だな」
友人とそう言い合っていたのを思い出す。
侮ることもないが、それ以上に怖れることはない。
約1ヶ月ぶりの勝利は確かに嬉しい。しかしサポーターも含め、周辺の過剰なほどのナイーブぶりもどうかと思った。もっと逞しくなろうよ……ま、残留争いは初体験だから仕方ないか(危険度からいって数年前の市原、横浜ほどでは決してなかった。これは断言)。
来年、代表の最終予選もこのパターンで盛り上げるんかなー。
決勝点を泥臭く決めた平松康平はインタビューでまたもや「清水はこんな(順位でいる)チームではない」とコメントしていた。その通りである。残留争いをモチベーションにするのはあまりにも寂しい。次のセレッソ戦もきっちり勝ってそれを証明しよう。
勝って降格、負けて優勝。レッズらしい。
おめでとう。